毎週楽しみにしている週刊プレイボーイWebComicのキン肉マン。
結構休載も多くてじれったいと感じることも多いんですが、そもそも漫画の週刊連載なんて人間のやることじゃないと思ってるのでちょくちょく休みを入れることには私は賛成です。
ワンピースとかもかなり休みを増やして連載してますし。
そうしてやっと見られたベンキマン VS ギヤマスターの対決ですが、その試合内容とか決着とかよりも、ベンキマンの絵に「ひえっ」という恐怖感を抱いてしまいました。
前回では、ベンキマンが火事場のクソ力でしたっけ、友情パワーでしたっけ、例の不思議な力を発揮してギヤマスターを追い詰めていきました。
(悪魔将軍の10#ロンズデーライトパワーもこれでしたっけ)
そして起死回生の「恐怖のベンキ流し」が炸裂して次回に続くとなりました。
その続きである今週の回。
ギヤマスターが自分の歯車を全力で回すことによって、ベンキマンの謎の異次元下水空間を逆流して戻ってくるわけですが、その演出が、私にとっては妙に恐い絵だったのです。
ベンキマンの体の表面に大量の歯車が浮かび上がっていく絵!
ひえーこわい!!
これはアレです、トライポフォビアってやつです。
日本語で集合体恐怖症、一番浸透している通称は(正確な表現ではないのですが)蓮コラ。
小さなブツブツとか穴とかが大量にある絵をグロくて気持ち悪くて怖いと感じるあの現象。
たぶんかなりの人にとっては多かれ少なかれトライポフォビアの感覚はあると思います。
私もそうですが、でもそんな過敏に感じたり重症に悩まされるほうではないと思っていました。
しかし、なんか今回の歯車がビッシリついたベンキマンの絵は怖いと感じたんです!
同じようにトライポフォビア感じた人、他にいないでしょうか?
なんでだろう、なんでかこの小さなコピペの歯車ビッシリの絵には妙にザワザワする恐怖を感じました。
そもそもなぜ歯車が浮かんできたのか理由が謎なんですが、それはもちろんゆでたまご演出であることは分かっています。
整合性よりも見た目とか勢いとか重視で謎を謎のままで押し通すゆで演出。
それが今回は私の中のトライポフォビアと重なってますます「怖い!」という演出に感じたのです。
さらに歯車という自分の体が巻き込まれたら怖い部品というのも合わせたら3重の演出ですわこれ。
物語のほうは、ベンキマンが無念にも敗北して正義超人の3連敗となってしまったり、さらにフェニックスマンと知性の神が登場してすごい重要人物の登場で盛り上がるべきところだったのですが、私はトライポフォビアが心の深層に残ったままで読んでたので、せっかくのファーストインパクトシーンを若干上の空で読んでしまいました。
フェニックスがどんな形で参戦するのか気になります。
来週までにトライポフォビアを落ち着かせておかなくちゃ!