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キン肉マン感想 オメガ・ケンタウリの六鎗客編はどうだったか

2017年から連載されてたキン肉マンの新編が完結し、それに「オメガ・ケンタウリの六鎗客編」という名前が正式につきました。

 

全体的に振り返った感想書いておきたくなりました。

 

面白くて楽しめたと思います。

 

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まず最初に思い浮かぶのは正義超人2軍の5人

 

ティーパックマン、カナディアンマン、ベンキマン、カレクック、ウルフマン

 

まさに前座の役でした。ネタ枠超人でした。そんな彼らが突如参戦!

 

しかししょせんはネタ人気。純粋な人気とはやっぱりちょっと違うので、彼らよりは本当に人気のある超人のバトルのほうが見たいってのはありました。

 

さらにティーパックマンはネタ人気としても怪しいです。

 

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彼入れるくらいならスペシャルマンのほうが良かったんじゃない?とかも思いました。

 

 

 

でも実際読むと、ティーパックマン達にも、頑張って戦ってる姿を見てると割と感情移入できる素地があったと思います。

 

特にカナディアンマンは私はどうも好きになれないキャラだって当時もブログに書いたのですが、そんな私でも彼の捲土重来にかける思いとか読んでて何か響くものはありましたし。

 

 

 

そして次に出てきたのは運命の王子達。

 

六鎗客はまずザコと戦って次にボスクラス相手に連戦することになります。

 

それで両方相手にそれなりに善戦しあうわけで、2軍超人と王子の実力差がよくわかんなくなるという混乱が起きてしまいます。

 

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ビッグボディは、ベンキマン相手に結構消耗したギヤマスターを倒す形になるわけで、なんかあんまりすごい感じがしなかったり。

 

逆にすごかったのがマリキータマン

 

彼はカレクックと激しく戦ったあとにキン肉マンゼブラにも勝ってしまうので、ものすっごい実力者に映り、さらにそのままキン肉マンソルジャーブロッケンJrとのタッグマッチで3連戦したので、結局今編で一番出番があり活躍したキャラはマリキータマンです!

 

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しかし、それでも、彼は前シリーズのサイコマン(グリムリパー)ほどの名役者にはならなかったので、ここは残念ポイントであると言わざるを得ません。

 

 

 

でもでも、その後はかなり面白くなりました。いろんな意味で。

 

 

まずキン肉マン VS パイレートマンのバトルで、オメガの民の目的、マグネットパワー友情パワーに関しての解説が非常にうまくて感心しきりでした。

 

今まで曖昧だったキン肉マンの潜在能力。

 

火事場のクソ力は自分の命の危機に発揮する第一段階、友情パワーが仲間を思う気持ちから出てくる第二段階、そして敵を思いやる慈悲の心が第三段階。これらが見事に解説されました。

 

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マジで「なるほど!」の一言でした。

 

悪魔将軍ロンスデーライトパワーとも繋がってて。

 

このへんは天才でした。

 

 

 

そして次に、ジャスティスマン VS サタンが、なかなか見ない名勝負&珍勝負になったと思います。

 

受肉したサタンのデザインは絶妙で素晴らしかったのに、ジャスティスマンにケチョンケチョンのコテンパンにされて、せっかくのデザインが泣きます。それが面白い!

 

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ゆでたまごの2人には全部計算してのことだったんでしょうかね、あそこあたりのジャスティスの徹底した塩対応。

 

 

 

で、ジャスサタの試合が結果的に今編のラストバトルとなりました。

 

そこからは説明とオメガとの和解と次シリーズへの前フリ。

 

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そして完結となりました。

 

 

オメガ編の終わり方が「全ての決着は次で!」の形になったことに関しては私はそれでいいと思います。

 

 

でもこれは個人の好みなので、「物語的には決着の持ち越しなんて良くない」と思う人がいても何もおかしくはないですし否定もしません。

 

私は前向きに次シリーズを楽しみにしてます。

 

 

 

ところでちょっと思ったことなのですが、六鎗客が地球に侵略しに来て暴れたことって、無罪とか不問にしていいことなんでしょうかね?

 

もちろん彼らには彼らなりの理屈や侵略やむない事情もあることは理解してますが、彼らが最初にサクラダ・ファミリアを襲撃してザコ正義超人を惨殺したことは、普通に犯罪だと思います。

 

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超人同士が殺し合いをするとしても、両者が合意の上でリングの上で死闘をするのならば「超人レスリング」として宇宙共通のルール、つまりは国際法のようなもので、違法ではない戦闘になるんだと思います。

 

でもそうじゃないならただの殺人。いや殺超人。

 

あれで殺されたザコ正義超人は浮かばれません。

 

まー、細かくてしょうもないこと気にしてるかもしれませんが、ここ自体にはこだわらないとしても、六鎗客の生き残った3人(マリキータも生きてた!)には次に登場するときには償いとか贖罪って意識があってほしいです。

 

その上で、スグルとオメガマン・アリステラがタッグを組むとかあったら熱いです!

 

そう、キン肉マンという作品の最も基本で単純な楽しみ方は、「好きな超人が出てきて戦うことを期待する」ことだと思います。

 

そういう期待感は私の中にモリモリあります。それがある限りキン肉マンは面白いんです。

 

 

 

あ、そうだ「生きてた」と言えば、ゼブラも生きてましたね。

 

彼らの活躍の機会もまだ残されてるかな?

 

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さらに言えば、欠片絡みで、残虐の神のピースは今、偽ソルジャーが持ってるってこともあるかもしれません。

 

偽ソルジャーの参戦とかもあったらサプライズで楽しいだろうなあー。

 

いや偽ソルジャーじゃねーわ本物ソルジャーだわ。本名はソルジャーマンか。

 

アタル VS ソルジャーマンとか。

 

 

 

新シリーズが始まるのは8月17日からと。

 

今はコロナ関係があるから、予定通りになるか全く分かりませんが、非常に楽しみです。

 

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