5月は連休あったせいで更新少なくて寂しかったキン肉マンですが、いざ始まった五大城決戦第一ラウンドはなんとヘイルマンがめっちゃ頑張ってます。
キン肉マンマリポーサは、かつてはロビンマスクから盗人ジョージしたアノアロの杖を使って出してた火炎能力モクテスマ・ディフェンスを、今回はコーナーの鉄柱を摩擦して頑張って自力で起こしたのに、それをさらに上回るヘイルマンの冷凍能力!
週刊プレイボーイWeb Comic連載 ゆでたまご「キン肉マン」
さて、この五大城決戦はやっぱり、日本滋賀安土城でのキン肉マンスーパー・フェニックス VS オメガマン・アリステラが超楽しみなド本命に感じてしまって、それ以外の4戦は、キン肉マン VS パイレートマンですらも、どうも前座って印象が否めません。
フェニックスの、ゴング前の「あふれる知性で返り討ちにしてやろう」という決めセリフがなんかプリキュアみたいで超かっこよかったです。
「あふれる知性で返り討ち!キュアフェニックス!」
今のフェニックスと、ディクシアの兄アリステラ、この二人大好きです。
前座とは言っても、いざ始まってしまえばけっこう熱く見れて楽しめてしまうのはこの漫画の安心のブランド力です。
初戦のマリポーサ VS ヘイルマン思ったより激しくて驚きました。
というかヘイルマンの強さに!
いや、マリポーサが意外と弱い…???
ヘイルマンはマリポーサの空中殺法にも火炎能力にも対応してて、かなりのダメージを与えています。
いや、でもまー、今週号はマリポーサに逆転の種になりそうななんか謎の日光が引きになってるので、結局はマリポーサが勝ちそうな雰囲気ですが!
「ヘイルマン!背中背中~~!!」ですが!
まーどちらが勝つにしろ、ヘイルマンがかなりマリポーサを押したのは間違いないです。
と、なると、ですね。
やっぱりマリポーサ、ヘイルマン、ティーパックマンの3者の強さ序列がどうしても気になってしまうわけです。
ヘイルマンを基準にすればマリポーサとティーパックマンの実力差を推定することは可能なのではないかと。
先の正義超人2軍とオメガ・ケンタウリの六鎗客で戦いの第1ラウンドがティーパックマンで、彼はちょっとは頑張ったけどヘイルマンにろくなダメージを与えることもできずに惨敗してしまいました。
たぶんヘイルマンは本気も全力も出してない余裕の勝利だったことでしょう。
でも今度のマリポーサ戦ではきっと全力で戦っててマリポーサをかなり痛めつけるところまでいってます。
ってことはやっぱりマリポーサとティーパックマンでは、もし両者が戦ったのなら、ヘイルマン以上の大差でティーパックマンがあっさり負けることは想像に難くありません。
しかしですね。
もし、ですよ、ティーパックマンとヘイルマンのバトルが第1ラウンドじゃなくて第4か第5ラウンドだったらどうだったろう、と思わずにいられないわけです。
カナディアンマン、ベンキマン、カレクック、ウルフマンの4人が先に敗北して死亡してたらの場合です。
そしたらティーパックマンでも、仲間の死をきっかけに生まれそしてその数が多いほど強くなるあの正義超人の友情パワーの謎の光を出せてたら、ティーパックマンだってヘイルマンに勝てた可能性もあったと思うわけです。
そしてそのポテンシャルのティーパックマンだったら、マリポーサにだって善戦できるかもしれません!!!
紅茶でモクテスマ・ディフェンスを消火!
そして死のティータイム炸裂!みたいな!
……いや、ここまでブログ書いといてなんなんですが、こういうのやっぱり我ながら夢見すぎだと思います。
たかがティーパックマンに。
そもそも正直キン肉マンは強さランキングを考えるのがすごく難しい部類だと思います。
各超人の強さや実際の勝敗結果はめちゃくちゃ変動的だから。
超人強度も参考になりませんし。
しかし!こういう「もしこの2人が戦ったら」を空想することこそがキン肉マンのプリミティブな醍醐味なんじゃないかと思います。
そう、かつての「ブロッケンJr VS ウォーズマン」みたいに!
だからその場その場の適当な考察でもいい、ただ空想して楽しめばいい、そういう感覚を、今回ヘイルマンとマリポーサとティーパックマンが思い出させてくれたような気がします。
今後の対戦カードはギヤマスターとマリキータマンはそれぞれダメージを残したままでの連戦で心配なんですが、なんだかんだと試合を楽しめるのではと希望も出てきました。