ちんちん侍ゲームは今週のかぐや様ではむしろ非常にどうでもいい小ネタであり、他の随所が重要だったり気になったりしました。ちんちん侍はマジでどうでもいいです。
週刊ヤングジャンプ24号 赤坂アカ かぐや様は告らせたい252話 「かぐや様は戻りたい」
ちんちん侍。かつてこの漫画の初期では生徒会室でそういうゲームとかするのがむしろ本筋であり、またかぐやが「ちんちん」がツボにはまった回を思い出したりして、懐かしかったりもするのですが、そう思えば思うほど、そういうノリはもう過去の物なんだなあ~って逆にしみじみしてしまいます。
無邪気だったあの頃は、今はもう遠い過去。
ちなみに私はこんな名前のゲーム初めて知りました。ひたすら悪い悪乗りって感じですね。はじめしゃちょー関連のネタ?
ちんサムはまーいいや。それよりも四宮家問題や四宮四条戦争についてがよっぽど重要です。あと留学も。
さて。まず遺言状は正式に燃やされました。
そもそも雲鷹がかぐやから遺言状を力ずくで奪わなきゃいけない理由はやっぱり特にありませんでした。
一連の助力やあの追いかけっこ(&ヘリキャッチ)は雲鷹なりのかぐやへのお膳立てのようなものだったと。疑問は少し残りますができる限りは好意的に解釈したいのでそう思うことにします。
とにかく、まー、四宮家の後継者問題は黄光の一人勝ち状態だったのが、リセットされ4兄妹が直接話し合って将来を決められるようなバワーバランスにできたということで、この長い戦いはこれで解決かな。ほんとに長かったねえ~。
かぐやは将来写真家になりたいのか分かりませんが後継者争いに関心が無く、青龍はドカスボンクラのしょうもない人生をこれからも送るのでしょうから、実質は黄光と雲鷹の一騎打ち。
ただ、どっちが勝とうがまず四宮四条戦争のほうをどうにかしなきゃ、四宮家なんてただの泥船です。
私としては四宮家は滅んでもいいと思いますけどね。
でもかぐやはそれは嫌だそうです。自分に仕えてきた者たちを路頭に迷わせるのは忍びないと。
でも四宮家を立て直すことって可能なんでしょうか?
四条家が四宮家にしかけた戦争というのが具体的にどんなことなのかは描かれておらず、漠然としたイメージでは、関連企業を買収するとかこれまでの悪行を告発するとかなのかなって感じですが、仮に四条側がそれを今「はいやめました」と言っても、失った信用や株価を取り戻すのはなかなか大変そうです。
いやこんなのもどうでもいい想像でしょうかね。かぐやと帝とマキがうまく和解するよう頑張るって言ってるんだから、きっとうまくいくんでしょう。ここも気にしないことにします。
めでたしめでたしでいいじゃないか!
私が今こう思えるのは、前回の話を良かったと思ってて「終わり良ければ全て良し」の心境になってるのと、重箱の隅を気にすることに疲れてるのとの、半々くらいです。
そして、かぐやは無事に秀知院に帰ってきました。ちんサムキャンセルしながら。ちサキャン。
それにしても藤原はなんでここまでちんサムにエキサイトできるのか謎です。
まーそれのおかげでかぐやはいつもの通りになれたって功績もありますが。
白銀はかぐやのことを「かぐや」と呼べるようになってます。
逆にかぐやは「みゆき」とか呼べるんでしょうか?
しかし。白銀はもう数日後には留学すると。
あー、留学。留学はこの漫画における「あの話どうなったの?」の一つです。ちゃんと語られるようです。
かつては白銀は「一緒にアメリカ留学しよう」と約束し、かぐやから反故にされた留学問題。
えーと、この問題は最終章のさらに前、199話(単行本では21巻209話)でのことでした。
(21巻)
あのときは白銀はそれにどう返事したのかは描かれませんでしたが、どうやら同意したから白銀だけ留学に行くことになってるようです。
今となってはかぐやは黄光から留学をやめさせられる理由も消えたのですが、かと言って「やっぱり行きます」ともできる筈もなく。
うーむ。留学かあー。恋愛漫画ではよくあるパターン。
特に少女漫画では本当にそうじゃないですか?読んだことあるのは少ないけど、その少ない中にほとんどあった気がします。「俺物語!」とか「君に届け」とか。あと前に読んだ「ドーリィカノン」ってのも。みんな留学の話がありました。
もしかして少女漫画では留学の話が無い作品は無い?
あ、俺物語は留学じゃなくて海外転勤だったっけ。前言撤回!
で、少女漫画でも少年漫画でもなく青年漫画たるかぐや様での留学。
(ちなみに青年漫画とは大まかに「ヤングなんとか」系のこと。18禁の成人漫画とは別物)
はたして本当に白銀だけ留学に行ってしまうのか?
全く違う展開になる可能性も無くは無いですが。
でももし行ったとしたらこの物語はどうなるのか?
「よくあるパターン」では月日は流れ最終回に帰国して再会しますよね。
もしそのパターンだと、白銀のいなくなった秀知院のその後がエピローグとして描かれて、石上と伊井野の物語もその中でサクサク済まされて完結するのか?私はそこが一番気がかりです。
つうか「あの話どうなったの?」はまだいくつもあります。大林、阿部、無理難題、ラーメン四天王などなど。それらはどうなるのか?細かいところでは早坂の後釜なんて話もありました。
(11巻)(「義姉さん」は雲鷹の妻なのか)
私は伏線全てを完璧に消化しろとは決して言いませんが、でも少なくともハートのキーホルダーとステラの押し花だけは、大いにページを費やして描いてほしいと願ってやみません。頼む~。