最終回までは、この136話入れて、あと4話?
本当に?ページ足りるの?
私としては「このラストバトルがどうなるのか≒地鳴らしは止まるのか」だけではなく「世界はどうなるのか」「登場人物達はどうなるのか」「そもそも巨人ってなんなのか」などなども絶対見たいのですが、そのへんまで全部執筆してくれるでしょうか?
ひょっとしたら、執筆されるのは地鳴らしがどうなるかの決着だけで、「その後」とか「後日談」とかは無いまま「読者の想像に任せる」で完結しちゃう可能性も覚悟しておいたほうがいいでしょうか?
あるいはあるいは、「続編」の新連載が間髪入れず始まるとか。いやまさかそれは無いかなあー。
全ての答えが出る日は、4月9日ごろ。あと2ヶ月かあああー。
さて。まずは別冊少年マガジンの2月号の表紙。
車力の巨人だけがいません。
いないのか。そうか。ってなぜかわかんないけど私は納得してしまいました。
では本編の感想書いてきます。
絶体絶命だった反地鳴らしチームはファルコのおかげでいったん命拾いしました。
しかし今更ですが、なんでファルコの顎の巨人は空を飛べるんでしょうね?
確か、過去に空を飛べる獣の巨人がいて、それをたまたまファルコがジークの脊髄液を経由して発現した、んでしたっけ。
たまたまなんでしょうかね?
あともう一つついでにしょうもない疑問なのですが、ファルコはアズマビトの船上で巨人化を試みたせいで船が沈んだらしいです。
でも備え付けのボートでキヨミやイェレナ達は無事でした。
って。そんなボートがあるならファルコのほうがボートに乗って離れて巨人化を試せばよかったのに。
ま、それはさておいて、援軍を得て仕切り直して第2ラウンドです。
ファルコは「暗闇からガビを救う」というライナーとの約束を胸に動いているようです。
でも、ガビの身の安全なら、大人しく船に乗ってればそれで果たせた筈です。
地鳴らしを済ませた後は、ガビは数少ない生存者の側になれて、九つの巨人でもないからその後も長生きできます。
どうやらそれでは駄目なようです。ファルコ的には。
その気持ち分かるような分からないような。
そしてアニは、本来ここに来る気は無かったのに、来れてしまったので、結局戦線復帰してしまいました。できてしまいました。
彼女の頭に真っ先に浮かぶのはアルミンのことですが、不自然にごまかしてピークの安否をミカサに問います。
ミカサもミカサでその質問にアルミンの状況のほうを答えます。妙な阿吽の呼吸ができている二人。
そして急いで作戦会議。アルミンの救出とエレンの殺害を二手に分かれて同時に行うと。
それはミカサにとっては自分の人生の根幹にかかわる決断で、到底受け入れられるものじゃありません。
しかし、ねー。
彼女だって状況が理解できないわけじゃないし、これまでジャンはマルコを失い、リヴァイはエルヴィンを失い、コニーはサシャを失い、大切な人を失う気持ちを誰よりも知ってる彼らが今またミカサにそれを味合わせることを承知の上で、それでも「エレンを殺そう」と言ってくるわけで。
ここのミカサ、妙に顔つきが幼くかわいく見えて、そこがまたなぜか妙により悲しく見えて胸が痛いです。
一方要塞では、脱出したエルディア人と残存兵がなぜかドンパチ。
スピーチしてた人、ミュラー長官ははたしてどこを撃ったのか?
いや本当にここで殺し合いしてたならゴミですわ。
なによりオニャンコポンを早く手当てしてあげてほしいです。
で、作戦開始。
ジャンとライナーはエレン殺し担当でピークと合流。
ピークはタイバー妹(だった)戦鎚の巨人を倒し、さらに何度も巨人化して大活躍。
(「ザコシ」とふざけた擬音を出しながら)
(私はザコシショウ昔は好きでした)
車力の巨人のスタミナは無尽蔵なほどあることが今になって明かされました。
すごいな。
でも変身するたびに体のどこかを噛み続けなきゃいけなくて、痛々しいです。
そして3人は頑張りますが、それでもエレンの首の爆薬のところまで全然辿り着けないと。
ミカサ、コニー、アニはアルミン救出担当。
アルミンを飲み込んだ巨人の頭はオカピか豚か何の動物かは分からないけど、とにかく体のどこかに動物そのものの形があるやつは獣の巨人っぽいです。(そして鳥だったら飛べる)
つうか特定ができたのなら、何の巨人か何の動物かなんてどうでもいいですね。
アニは「アルミンを取り戻す!」と気合十分で、私にはやっぱりなんか本当に彼女はアルミンが大切になっちゃってるように見えるんですけど、気のせい?
リヴァイとガビは戦力にならないので、ファルコと一緒にお空で待機。
そこでリヴァイは思います。
彼は今のこの世界を具体的にどう思ってるのか私はずっと気になってたのですが、ようやく思ってることをちゃんと明かしてくれました。
ジークを殺したい気持ちは今でもある模様。
もちろんそれはエルヴィンに関係してるわけですが、彼を殺されて許せないから報復のために殺したい……では駄目なわけです。
リヴァイ自身もそこは理解できてると思いたいところです。
それより、もっと、なんか、希望とか理想とかそういうもののために動きたいと。自分の命を捧げたいと。
なんか全然うまく言葉にできないです。リヴァイの心は。
彼のモノローグだってなんだか一言一言が繋がってなくて筋が一貫してないようにも見えます。
でも、それでも、なんか、「これまで失ってきた大事な仲間」とか「自分だけ生き残ってしまったこと」とか「もう自分はこの世の役目を終えてて、もう生きてる意味が無いのではないか」とか「アルミンに未来を託したい気持ち」とか、それぞれは脈絡が無さそうにも見えるけど、それら一つ一つはすっごく伝わってくるというか重みを感じるというか。
本当に全然うまく説明できてませんね。私。
今号のサブタイは「心臓を捧げよ」でした。
リヴァイ達は一体何に心臓を捧げたのか、えー全然言葉で説明できませんが私は何となく分かるような気がするので、感想ブログとしては失格もいいところなんですが、私は自分が分かってればもうそれでいいや!って思いました。
で、両班の作戦はどっちも難航。それどころか風前の灯火み満々です。
そしてそして、その頃アルミンは、横たわる自分を自分で見下ろすという謎の構図になっていました。
みんなが死にそうな様子を見て、起き上がれない自分に幻滅と罵倒の限りを尽くします。
「ゲス野郎!」ってのは思わず笑っちゃいましたが、彼の自己評価の低さは相変わらずだなあとしみじみもしました。
彼は仲間から頼られてそれに応えてきたと思うのですが、アニから想われているのですが、リヴァイからは未来への希望を託されてるのですが、自分では全くそう思ってないのが切ないですね。
しかしさすがはアルミン。そんな状況でもその脳細胞は健在です。
一握りの砂を見て自分が「道」にいることに気づき、動き出します。
なんか今話はリヴァイの心臓とアルミンの脳が対になってるようにも感じたり。
で、視野が開けて周囲を見回したら、そこにいたのはジーク!
ああ、役者が揃った、って感じですね!
アルミンは彼と何を話す?で次回へ続く。
というか私はその次回を読んだ上で今136話の感想を遅れて書いてます。その白々しさに自分で寒々とします。
アルミンが自分の死体を自分で見てる不可解なシーンについては、次回の感想で書こうっと!