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進撃の巨人138話感想 ???

 今月の進撃の巨人はひたすら「???」ってなりました。

 

なんかもう分かりません。

 

なんでこうなったの?このシーンは何を描いているの?そもそも私は一体何を読んだの?

 

あのー、えーと、前回の137話のラストで、反地鳴らしチームのみんなが死力を振り絞って、かつて死んだ巨人達も協力してくれて、アルミン「さよならエレン」と言って爆発したわけじゃないですか。

 

その続きが、これなの?

 

これ本当に同じ作者が描いたんですか?話が繋がってなくないですか?

 

私は先月号読んで、「ああ、エレンはアルミン達に倒されたんだなあー。決着がついたんだなあー」って思いました。

 

でもぜーんぜん決着はついてなんかいませんでした。

 

愕然としました。

 

なんていうか、自分の中にある、漫画や物語を鑑賞して「このシーンはこういうことを意味してるんだな」とか「こういうシーンがあるってことは、これからはこうなるんだろうな」とかとか、理解や解釈をする能力が、今月号の進撃の巨人にはまるで通用しなかったって感じでした。

 

 

 

例えば、ですよ。

 

何の漫画でもいいや。野球漫画があるとします。長い苦闘の末、主人公の高校が高校野球決勝進出を果たしたとします。

 

で、決勝戦当日、主人公のチームが甲子園に向かったら、準決勝で負けた奴が銃を持って襲ってきて全員が射殺されたって漫画を読んだかのような気分です。

 

マジで。

 

それくらいの愕然を、私は今月号を読んで味わいました。

 

 

 

 

 とは言えです。

 

こう愕然としながらも私は「こんな展開はクソだ!」と憤慨する気は無いんです。今のところ。

 

なんか、こう、めちゃくちゃでわけわかんなくなってるんですが、それが嫌ではなかったりしてます。

 

本当に。なんでかも分からないんですが。

 

 

 

さて、本編の感想を、読んで思ったことをありのまま書いていきます。でも正直ほとんどの部分が「分からない」ってだけの感想になりそうです。

 

 

冒頭の最初の一コマ目は、モブ赤ちゃんでした。

 

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134話に出てた、どこかの国の崖っぷちの。

 

この子は、ギリギリのギリギリで地鳴らしが止まり、一命をとりとめてたのですね。母親は死にましたが。

 

全世界の人々は、何割死んだのは分かりませんが、全滅せずに済んだと。

 

パラディ島から遠い国々は無傷なんでしょうね。軍隊兵器は130話のあれで壊滅したのかもしれませんけど。

 

世界の情勢はこれからどうなるのか想像もつきません。

 

というか次回の最終回でこの世界がどうなったかが描かれるのかどうかすら分かりません。

 

 

 

ガビピーク達は要塞にいた家族と再会できました。

 

でもエレンは死んでませんでした。

 

私は前回のラストで「勝負あり」だと思ったのですが。まだバトルが続くのかよと愕然としました。

 

 

あと、アニの義父は要塞のマーレ軍残存兵とドンパチせずに済んでて、アニと再会できた瞬間に、謎の煙が発生します。

 

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巨人の素、光るやつ、超大型ハルキゲニアから噴き出す煙。

 

コニーがラガコ村の時と同じなのではないかと看破します。

 

この展開にも愕然。

 

せっかくここまで生き延びたジャン、コニー、ガビと、逃げてきたエルディア人がみんな無垢の巨人にされていまうという信じられない展開。

 

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あまりにもむごいです。言葉が無いです。

 

 

 

そして地獄の戦いがスタート。本当に地獄です。

 

超大型巨人のスタイルになったエレンは髪が長くて、超大型巨人の基本スタイルある筋肉ハゲなアルミンとの対比の絵がやたらシュールです。

 

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それはともかく、エレンとアルミンの人生2回目のバトル。その1回目でエレンが「お前とオレじゃ喧嘩になんねえ」と言っただけあって勝負になりません。

 

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(112話)

 

本当にもう滅茶苦茶です。

 

 

ミカサはこの期に及んで発生した頭痛が限界に達して……達して?

 

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 何?これは何?ミカサは何を見てるの?

 

どこかの山奥でエレンと二人っきりで生活してるミカサ。昔の髪型。

 

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123話の回想、エレンに「オレはお前の何だ?」と問われろくに答えられなかったあの時、もしあの時ミカサが「二人だけで生きたい」と答えられた場合のIF世界。

 

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(123話)

 

それが、なぜ今ここで描かれているのか、私は本当に全然分かりません。

 

「ミカサの妄想なのかな」「頭痛は何のスイッチなんだろう」「サブタイの長い夢ってのと関係あるのかな」「第1話と繋がってるのかな」「エレンの顔の巨人化痕はなんだろう」なんて考察をしたところで何にもならないんです。 

 

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その世界のエレンから「マフラーを捨ててくれ」と言われ、ミカサは目を開けて現実世界に戻ってきます。(頭痛は止まったようです)

 

そして「(エレンを殺すのは)私がやる」と宣言し、エレン巨人の口の中に入り、エレン本体の首にたどり着きました。

 

エレンの首を落とす瞬間のミカサのこの表情も、どういう心情なのか分かりません。

 

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「いってらっしゃい」も正直分かりません。

 

なぜ落とした首にキスしてるのかも、なぜ背後に始祖ユミルちゃんがいるのかも、彼女の微笑みの意味も、全部全部分かりません。

 

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「こういうことなのかな」と考えることが私はなんか恐ろしく虚しくなっちゃって、できなくなってます。

 

別マガ発売日にこれ読んで、何日か経ってこう感想ブログ書こうとしても、頭に何にも浮かんできませんでした。

 

真っ白です。

 

今月号の様々な不可解は、あるいは次回の最終回を読めば分かるようになるのかな?

 

 

 

 

というわけで、今月号の感想は「???」です。

 

以上でーす。

 

 

いや本当に、自分の頭の中の進撃の巨人が根底から崩壊したような気分です。

 

前回のラストで私がうっすらと漠然と「次はこうなるのかな」と思ってた予想は何一つ当たっていませんでした。

 

私は、アルミンが爆発でエレン殺害に成功して、あの砂漠空間でアルミン達とエレンが最後のお別れの会話をするような展開を予想してました。

 

ライナーファルコ達は家族との生活を取り戻せて、リヴァイ達は無事に生き残ったものの地鳴らしを止めた世界で苦難の人生が始まって、みたいな感じの予想。

 

ぜーんぜん外れ。バカですね私。

 

漫画読んで「私ってバカだなあー」とか思ったのは生まれて初めてかも。

 

 

 

そして次回の最終回には何が描かれるのかもマジで予想もできません。

 

ヒストリアの出産とか、キヨミイェレナのヒィズル国の様子とか、オニャンコポンの祖国とか、地球上のエルディア人と非エルディア人の問題はどうなるのかとか、九つの巨人の「ユミルの呪い」はこれからも続くのかとか、描かれるのかどうかも。

 

 

 

ま、なんでもいいです。

 

でも、楽しみです。

 

私は、こんな、愕然頭真っ白クソバカ状態になっても、それでもまだ「楽しみだ」「なんか面白いすごい」と思ってるんです。

 

この漫画を。

 

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