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進撃の巨人125話感想 ジャンを見下ろすオニャンコポンの表情が最高

今月の進撃の巨人は、「地鳴らし」が始まってからの、エレンジーク以外のいろんな人物の様子が描かれる話でした。

 

それそれの言葉や思いを見てると、共感できたりできなかったり、その両方が混ざり合ってたりと、いろいろでした。

 

 

 

さて、年末に別マガ公式アカが「諌山創の2020年の抱負」の画像をあげてました。

 

 

連載完了!!」と!

 

うーむ。近頃はあちこちで完結が近いことを匂わせているから、この漫画が終わってしまうことはじわじわ覚悟していたことですが。

 

読者としては私は「ずっと連載が続いてほしい」という気持ちと「物語の結末を早く見届けたい」という気持ちが両方あって複雑な気分です。

 

それに「本当に年内に畳めるの?」って疑問というか不安もあったりします。

 

あと11話でこれまでの全てに決着をつけられるとはちょっと思いがたいです。

 

いや、いけるのか?

 

いやいや、そもそも「年内完結」に無理にこだわってほしくもないです。駆け足で急いで終わらすくらいならどれだけ予定が遅れてもじっくりやってほしいです!

 

 

 

さて本編の感想。

 

今月のサブタイは「夕焼け」で、島 VS マーレ軍の戦闘が終わった日の夕方の同じ時間、各地でいろんな人たちがいろいろ行動したり考えたりしてます。

 

 

まずは中央ストヘス区では、地鳴らしの壁崩壊のとばっちりを食らった人々をヒッチをはじめ兵団憲兵が救助活動してます。

 

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今シガンシナ区以外にも兵団いたんですね。そもそも彼らは腕に布を巻かれてませんし。

 

彼らはイェーガー派やら義勇兵やら脊髄液ワインやらとは無縁の「取るに足らない末端」ってことなんでしょうかね。

 

 

それにしてもヒッチは人命救助を積極的に自発的に頑張ってて、なんか胸熱ですね。

 

昔何も知らずに怠惰と汚職を享受してた中央憲兵の新兵だったころに、まずエレンとアニのバトルのせいでストヘス区で大勢死んだことで彼女の人生は一変しました。

 

その巻き添えで死んだと思ってたアニが実は張本人だと知らされ、調査兵団と王家(レイス家)との内紛にも巻き込まれ、さらには「アニの仲間」にマルロを殺されてしまいました。

 

彼女も彼女なりに結構過酷な兵団人生を送ったのですが、でも退役はせずにずっと兵団に残っていた理由が、今回の救助活動に見えるような気がします。なんか。

 

「人々を守りたい」と心から思ってるのでしょうね。自衛隊のような精神と母性とか混ざり合ってる感じ。

 

そして兵団に残った理由はおそらくもう一つ。石になったアニといつの日か話せる日が来るのをずっと待つため。

 

で、その日が今日と。

 

 

ところでここのモブおばさんの「私の家がエレン・イェーガーのせいで」ってセリフは、また「家が」と「イェーガー」をかけたダジャレなんでしょうか?

 

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島内の世論はやっぱりイェーガー派支持が強い様子です。

 

地鳴らしで自国民に(おそらく数千人かの)死者が出たけど、それでも地鳴らしを支持する国民の気持ち、ちょっと分かります。

 

敵を殺さなくちゃ自分が殺される状況なわけですから。

 

一方で自分の大切な人が今回の「地鳴らし発動巻き添え事故」で死んでしまったとすれば、たまったもんじゃありません。

 

でも「今は戦時であり緊急時」「犠牲は避けられなかった」「こうしなければもっと大勢の自国民が死ぬことになる」と言われたらこれまたなかなか反論しにくいです。

 

こういうのに反論せずに(できずに)従う奴もいれば、理屈抜きでとことん立ち向かう奴もいるんでしょうねー。

 

 

 

さてヒッチはアニと再会してしまいます。

 

アニ背が低いね!

 

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目覚めたアニはこの施設から(ひいてはこの島から)脱出するために、誰かを捕まえて脅そうとし、その相手がよりによってヒッチだったと。

 

ともあれ二人の間で「アニが街を去る」ことで同意を得て、馬を手配します。

 

その間の会話で、アニは水晶化してる間にも意識があったことが判明します。

 

ヒッチやアルミンの言葉は、聞こえてました!

 

でも彼らが話す時間以外は夢の中の闇の中だったと。ってことは、硬質化を自分で解除することもできなかったんでしょうかね?

 

そうだとすれば、彼女の巨人の13年の寿命は、この4年間も時が止まらずに減っていってるような気がします。

 

今回エレンの硬質化強制解除がなければ、アニは石のまま13年の寿命が尽きてたのかな。

 

 

アニが4年ぶりにみる外の世界は、壁の超大型巨人の一色。

 

そして足元には地鳴らしの犠牲者。奇しくも4年前彼女自身がやったことが再現されています。

 

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そしてヒッチが兵団に残ってでも聞きたかったことを今やっとアニに問えます!

 

……4年前のアニがやったストヘス区戦の犠牲者数は、その後のジーク&ライナーベルトルト、そして大人のエレンとアルミン達がやった数に比べたらずっと少ないんですけどね。

 

つうかそれを言い出したら、王家やマーレだって今まで散々罪のない人々を殺しまくったからキリが無い話でもあります。

 

でもまー今回はそういう話ではなく、ヒッチとアニの二人の心の問題です。

 

 

 

で、アニの話なのですが、ちょっと「ん?」って思うところはあります。

 

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アニはもともとマーレのプロパガンダ教育や、自分自身が「この世の何もかもがどうでもいい」って気持ちから、任務のための殺人もどうでもいいことだと思っていたと。

 

だからリヴァイ班のみんなを躊躇なく殺しまくれたし、ストヘス区の犠牲者も気にも留めていなかったと。

 

でも一方でパラディ島潜入作戦出発の前日に、自分の養父を本当の家族だと思えるようになったきっかけがあって、人の持つ「大切な人がいる」という気持ちや、それを奪う重みを理解しているとも言ってます。

 

結局どっちなんでしょうね?

 

明確な描写がなくて私の想像に過ぎないのですが、つまり、アニは作戦中、人の心を内心では理解しつつもずっと気づかないふりして殺人しまくって、硬質化して4年間ヒッチに問われて初めて内心と向き合って、ようやく人の心と自分の罪を自覚した……ってことなんでしょうかね。

 

分からなくもない気がします。

 

 

 

この罪の重みは他のキャラにものしかかってる問題で、ライナーは精神を病み、ベルトルトは長年悩んだ後最終的にはふっ切れて、アルミンは苦しみつつも結構割り切ってて、みんなそれぞれです。

 

そして極めつけなのがやっぱりエレンで、世界には多くの人が必死に生きてると自ら肌で感じて時には涙しても、でも全世界皆殺しを今回決行しちゃったわけなんですよね?

 

今回アニの告解を聞いて、私は結局それと比較してエレンの神経が恐ろしいよなーと思うことしきりです。

 

 

 

そして場面は切り替わりいろんなところのいろんな人の様子が描かれます。

 

 

アニの父は、マーレの収容区で反乱を起こした?

 

死んじゃったらアニと再会できないよ?

 

 

シャーディス教官は実は訓練兵を守るためにわざと弱いふりをしてあえてボコられてた?

 

実はすごい人?

 

 

 

アルミンはガビと一緒にコニーを追うことを決意。

 

「カルチャークラブ」ってふざけた擬音を出しながら。

 

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しかし彼は実はもう心身ともにパンク寸前で、ミカサに八つ当たりしてしまいます。

 

そして悲壮な一言。

 

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アルミンも4年間苦しんでたんですね。やっぱつれえわ。

 

 

ミカサのマフラーがなくなったことは何の意味があるんでしょう?

 

イェーガー派の新兵のルイーゼがもってった?あるいはそんな次元ではない今後の超重要アイテムだとか???

 

 

 

ガビはいろいろドラマを見せてくれたカヤともここでお別れ。

 

カヤやニコロブラウス一家はこれで退場なのかな。

 

 

 

フロックは現在イェーガー派のナンバー2の立場にいるようです。

 

そして首魁のエレンは巨人化してどうなってるかわかんない状態なので、実質彼がボスでやりたい放題。

 

義勇兵を完全に出し抜いて制圧。イェレナは茫然自失。

 

フロックはご立派なことを語りますが、結局銃に物を言わせてるのであんまりかっこよくありません。

 

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でもジャンはフロックの言葉になんか揺らいでいるようにも見えます。

 

無理も無いです。

 

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元々パラディ島の人々にとって、つい5年前までは島の外に世界があるなんて概念すら無かったわけで、見たことも関わったこともないそいつらがこれから巨人に皆殺しにされたところで、自分達には何の影響もありません。

 

「地鳴らししちゃっても別にいいんじゃないか?」と頭の片隅で思ってしまうのも仕方ないです。

 

なんてことをジャンも思ってるのかどうかは分かりませんが、フロックに絆されてるところを、連行されるオニャンコポンがなんかすごい味わい深い表情で見下ろしています。

 

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この表情は今月のベストカットです!本当いい表情。

 

オニャンコポンにとっては地鳴らしなんかされたら、故郷も家族も尊厳も、自分の命以外の何もかもを奪われるわけで、フロックに「自分の命は助かるんだからいいじゃん?」と言われ、ジャンが「まあいいか」みたいに思いかけてるのを見たら、こんな表情にもなってしまうのでしょう。

 

そもそもこの漫画では「屈する」「妥協する」ってのは何よりも許されないことなんです。

 

 

 

 コニーはファルコを騙してラガロ村まで連れていく道中。

 

コニーの家族が理不尽な仕打ちを受け、次に自分がその「理不尽な仕打ち」を他の誰かにかぶせれば母親だけは救えるという葛藤。

 

この時点で読者としては「できないんだろうな」「アルミン達は間に合うんだろうな」と思うけど、こういう予想は全然あてになりません。

 

 

 

今月号の最後の場面は、ピークマガト

 

マーレ軍は完全敗北し撤退して二人は島に取り残されました。打つ手なし。

 

そこへ現れたのが、ハンジリヴァイ

 

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リヴァイは満身創痍だけど生きてる姿がようやく見れました。一年ぶりくらい?

 

そしてこの四人が合流して次回へ続くとなったわけですが、これが今後にどう繋がるんでしょう?

 

打倒エレン(イェーガー派)を旗印に一致団結すんの?

 

したところで今更どうなんの?って気しかしません。

 

仮にこの四人が……だけじゃなく今月号に登場したエレン以外のみんながこれから頑張って、地鳴らしを止めることができるのだとして、エレン本人は未来が見えてて結果は分かってるんですよね???

 

やっぱり全てのことが「エレンはなんで地鳴らしを決行しちゃったんだろう」って疑問にいきつくような気がします。

 

私が一番知りたい「エレン自身の真意」はまだまだ引っ張られてお預けです!

 

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