先日スーパーの店頭でノンアルコールドリンクのコーナーに目が留まりました。
「のんある気分」という名前の商品を見かけて。
ん?この名前ってなんか変じゃない?
私は普段お酒は飲みますが、飲みたい時は普通にお酒飲めばいいだけだし、飲んじゃいけない時に我慢することは全く苦でも無いので、こういうノンアルドリンクのお世話になる機会は全く無くて、買ったことありません。
だから今まで全く気にも留めていませんでした。
「のんある気分」という名前のノンアルがあることはなんとなく知っていましたが、その名前の変さについて思いを馳せるようなことは今まで全くありませんでした。
でも先日店頭でボーっと見てたときに「ん?」となんかひっかかったんです。
そもそもノンアルってのはコンセプト的に「まるでアルコールを飲んだような気分になる」ことが目的なんだと思います。
となると、この商品名では「ノンアルを飲んだ気分だ」ってなるわけで、それではノンアルドリンクの目的を果たせていない状態になってしまうのでは?
この飲み物の目的を正確に表現するのなら「ほろよい気分」とかじゃないとおかしいのでは?
ノンアル飲んで、「なんかノンアル飲んだような気分だなー」って言うのって、そのままじゃん。
カフェオレに「かふぇおれ気分」って商品名つけるようなものじゃん。
……なんてことを、スーパーの店頭で立ち止まってボーっと考えてしまいました。
まー、ね。「ほろよい気分」という商品名とかは、ちょっと現実的に難しいってのも理解できますけどね。
それだとバカな客がアルコールと間違えて買ってクレームつきやすそうですもんね。
「のんある気分」なら、商品の目的を表す正確性こそ損なわれますが、これをアルコールと間違えて買う人はほぼいなくなるという効果はありそうですもんね。
名を捨てて実を取る、みたいな意志の表れなのかもしれません。「のんある気分」は。
あるいは全然違うのかな。
「俺は毎日酒飲んでるけど今日はノンアルコールにしておきたい気分だなあー」ってイメージでの命名だったりするでしょうか。
その場合だとなんか「のんあるの気分」と「のんあるな気分」の微妙~な違いを感じます。
以上、超どうでもいい話でした。