最近のキン肉マン、超神軍団の襲来を迎え撃つ愚者超人軍団。
私はレオパルドン達が参戦したときに、その経緯が変だと思いつつも、それでもついつい楽しんでしまう……みたいな感想ブログを書いたのですが、その後、なんと知性チームのメンバーも参戦してしまい、その「経緯が変」はますます加速していきました。
そして「でも楽しい」と思うかどうかは、これから次第です。
まずは以前ちょっと物議を醸しだしてしまったスクショ問題について。
毎話の更新直後にネタバレのスクショを貼ったツイで溢れかえってしまう風潮は確かに節操が無さ過ぎて、作者ゆでたまご嶋田隆司が苦言を呈したのはもっともな話でした。
しかし、スクショどころかネタバレと解釈できうる感想そのものをツイートしてもいいかどうか、ネタバレの範囲や時期はどう定義するのか、などなど、ファンと嶋田自身と編集部の見解が錯綜して一時期混乱したようです。
でも今はちょっとは落ち着いたんでしょうかね?
あるいはツイートの数そのものが減ったりしたとか?
詳しい数字の変化は私には知る由もありません。
それに私にはあんまり関係も無いですし。
私は依然変わらず全く通常運転で、感想のブログを投稿したくなったときに、著作権法上認められる引用の範囲内でスクショを貼って投稿します。
もし権利者から咎められれば消します。それだけです。
では本題の知性チームの感想書いてきます。
超神の襲来を迎え撃つべく、プリズマン、サタンクロス、そしてマンモスマンが、エジプトのギザ、ソ連のシャウレイ、ダルヴァサに登場しました。
彼らにそう指令を出したのも、戦いの場所を指定したのも、キン肉マンスーパーフェニックス。
彼自身はイタリアのローマで、なんとキン肉マンビッグボディとタッグを組むようで。
さすが用意周到の知性の策士です……ですか?
うーん、フェニックスはそんな綿密な連携を知性チーム3人と取れてたというのなら、先のオメガの民が襲来したときに彼らを登用すべきでした。
マンモスマンならマリキータマンとかも楽に倒せてたかもですよ。
この経緯の変さは、剛力チームが、彼らの大将がギヤマスターと戦ってる時に、中国の兵馬俑の中に入ってスタンバイした経緯の変さに負けないほどの変さです。
まー、あえて強引に「おかしくない」って解釈するとしたら、フェニックスは、オメガの民は、運命の4王子で皆殺しにするか、キン肉マンが和解に持ち込むか、必ずそのどちらかにはなると計算して、自分の腹心の部下をその次の脅威のために温存した……と考えられなくもないでしょうか???
しかしまー、そこはキン肉マン。そこもキン肉マン。
私のこんな疑問なんて「ゆでだから」の一言で吹き飛ばされてしまう蟷螂の斧です。
面白けりゃこんな経緯なんてどうでもいいんです、面白けりゃ。
では、面白いのかどうか。正直ありのままの気持ちで言えば微妙な感触でした。プリズマン VS バイコーンのバトルとか。
プリズマンに思い入れが特に無いからなあー。サタンクロスにも。
マンモスマンは役者の格が彼らよりは上なので「楽しみ」って気持ちも湧くのですが。
ただプリズマンには「カピラリア七光線(レインボーシャワー)」という肉キャラ唯一無二の特性があるのは注目ポイントです。
かつて超人を絶滅寸前にし、今また調和の神軍がその照射を企んでいるまさに超重要キーアイテム。
それ関連でかなり面白いところを見ることができました。
なんとバイコーンに効いたという。
彼は最初にくらったときは全く効かなくて、それはもともとそういう存在なのかと思いきや、なんとオーラの膜のようなものを纏って「効かない処置」をしてるという。
その膜に傷が付いたら効くようになっちゃうという。
私はこのへんが、めっちゃ面白かったです。変な笑い声が出ました。
あかんわ。結局「経緯が変なのに読んでて楽しい」状態にまたなってしまいました。私は。
超神達にとってもそこそこ危険な光線なんやん!カピラリア!
あとテリーマンとジェロニモ。
ついにジェロニモが出動してきました。
彼はレオパルドンやウルフマンやカナディアンマンなんかよりもずっと「情けない超人」としてランク最下位の存在です。
彼はこれから超神相手に善戦して活躍するのか?
これも全然全く期待していません。
でももしバトルが開始したらなんだかんだと楽しんだり熱くなったりするんでしょうか???
どうなることやら。
でもラーメンマン&ウォーズマンとか熱そうで純粋に楽しみな点も多いです。