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キン肉マン感想 ブロッケンJrを心配しながら見守る会、発足!

ブロッケンJrの登場そして試合開始、「頑張れ!」という応援の気持ちと「いろんな意味で大丈夫かいな」という不安がうまい具合に入り混じって、独特な読後感を楽しませてくれます。

 

強キャラでもなくやられ役でもない絶妙な立ち位置にいる彼ならではの味わいだと思います。

 

 

それでいて(いや、それだからこそか)人気キャラでもあるわけだから、私も結構好きな超人だし、読んでて盛り上がります!

 

 

 

さて、週プレなどなどのWEB連載中のゆでたまごキン肉マン」、私は前回のブログでキン肉マンソルジャーがタッグマッチのパートナーを誰にするかで、ネプチューンマンなの?と書いたのですが、全然違ってて、選ばれたのがブロッケンでした。

 

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驚きました。

 

そして若干の落胆もあったことも決して否定できません。

 

ネプチューンマンの戦いが見たい気持ちもあったし、私の大好きな超人血盟軍の本格参戦の線がこれでなくなったような印象もあったので。

 

血盟軍全員登場を断念するかわりにせめてブロッケン一人だけでも出したのかなって印象です。

 

しかし、ブロッケン本人が自分が選ばれたことにめっちゃ戸惑ってる様子を見たら結構彼に感情移入してきたので、今は素直に楽しんでます。

 

ぶっちゃけネプチューンマンでもザ・ニンジャでもじゅうぶんタッグは成立してたでしょう。

 

特にニンジャはソルジャーと二世の世界で相棒みたいになってたような記憶があります。

 

でもソルジャーが「タッグはパートナーとの信頼が大切だ」と言ったんだから、本人がそれでいいって言ったんだから、あとはもうブロッケンに信頼に応える仕事をしてもらうのみです。

 

ラーメンマンも無言で頷いてくれましたし。

 

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というわけで、ソルジャーとブロッケンのタッグ、その名もフルメタルジャケッツが結成と。

 

アタル兄さんはタッグ名を内心で事前に考えてたんでしょうね。ノリノリで。

 

 

 

そして「本当にお前で大丈夫なの?」と思ってる連中にオメガマン・アリステラも含まれていました。

 

「実力者は他にいるのに本当にソイツでいいんだな?」とか言ってしまいます。

 

その難癖にソルジャーがビシっとかっこよく言い返して、アリステラはなんと素直に謝罪

 

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こういうところでまた「アリステラ結構いいやつじゃん」フラグを丁寧に築いていくんだからあー。

 

 

 

で、4人が戦うべく次のリングを用意してくれたのは、キン肉マンフェニックス

 

生きてた!

 

死んだかと思ってました。

 

安土城跡からほど近い関ヶ原戦場跡、かつて知性チーム残虐チームが戦った浮遊立方体リングを用意してくれて、そしてフェニックスはソルジャーに「かつてお前たちにもひどいことをした」と謝罪しました。

 

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ああ、ちょっとジーンときました。

 

高慢なフェニックスですが、やっぱり今の彼は内に秘めてる感情が人の心に溢れてるなあー。

 

ソルジャーはここでもかっこよく言い返して、まだバトルが始まってもいないのにかっこいいところを見せまくりです。

 

作者ゆでたまごがソルジャーのセリフ回しをかなり気を配って考えてる感じが伝わってきます。

 

 

 

あと、ブロッケンが参戦ということで激励してきたのがウルフマン

 

ウルフマン、ルナイトと戦ってたときに過去の戦歴の、VSキン肉マンとVSスプリングマンでの惨敗がトラウマみたいに言ってましたが、彼の惨敗の戦歴はもう一つありましたもんね。

 

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ブロッケンとタッグを組んだのに、ケンダマンスクリューキッドにあっけなく惨敗した無念を彼と共有しています。その無念をここで晴らせ!

 

余談ですがケンダマンとスクリューキッドは「殺人遊戯コンビ」って名前がついてます。

 

ゲーム化したときについた名前だとか。

 

 

 

いやーそれにしても、ブロッケンの登場から試合開始までが長かったです。1ヶ月以上かかりました。

 

しかし、まったく退屈はしませんでした。

 

(更新の間隔が開いたことは別としてですが)

 

(まーそれもプレイボーイの特集とジャンプ本誌読み切りがあったので仕方ない)

 

むしろ、ここはページを割いてでもコンビ結成や、フェニックス、ウルフマンとのやりとりをかかさなかったことに拍手です。

 

このへんを無視してバトル始めるわけには絶対いかないですもんね。

 

 

で、今週の更新でやっとゴングが鳴りました!

 

ブロッケンは……危なっかしい。

 

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これ以上ないくらい分かりやすく「気負ってる」「力み過ぎてる」という描写して、案の定、先鋒同士のマリキータマンに、試合開始早々手玉に取られて。

 

 

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(マリキータの掛け声の「キャミィ!」がいい味出してます)

 

 

そんな浮足立ってるブロッケンに、ソルジャーがビンタ!!!

 

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ブロッケンの「師」要素をアクセル全開で遺憾なく披露してくれます。

 

 

 

 

ブロッケンは一瞬驚いても即座にその意図を理解して「目が覚めた」と。

 

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これでブロッケンは大丈夫。次回からは大活躍だ。

 

……とは素直に思えないです。読んでて。正直言って。まだまだ不安いっぱいです。

 

そしてそれこそブロッケンのブロッケンたるところです。

 

 

 

 ブロッケンは前シリーズでクラッシュマンと戦ったあたりから「未熟」「青二才」って側面がフィーチャーされるようになりました。

 

あ、いや、二世のころからか。

 

名実ともに「戦績がパッとしない超人」扱い。

 

そしてせっかくクラッシュマンに完勝しても次戦のサイコマンにまたそんな扱われ方で完敗。

 

そして今回のタッグマッチでもさっそくそういう空気をプンプン匂わせてくれます。

 

そういう扱い自体がお約束と化してしまっている感まであります。

 

 読んでるこっちは「かっこよく活躍できるのか」「またお約束パターンの繰り返しになっちゃうのか」とドキドキハラハラです。

 

私はブログでたびたびキン肉マンはどっちが勝つか分からないバトルが面白いと主張しているのですが、今回のブロッケンのバトルに関しては、勝敗もさながら、彼自身の立ち位置とかいうかアイデンティティすらもかかっている一戦のように思えてなりません。

 

本当に固唾を飲んで見守っています。

 

 

頑張れブロッケン。大丈夫かブロッケン。とにかく頑張れブロッケン!

 

 

 

あとさらに余談ですが、この人「デリカのおっさん」って名前なんですね。

 

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プレイボーイの特集で言ってました。

 

かつて「私の牛丼を返しなさい」とカレクックをビビらせたおっさん。

 

 

 

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