RAIZINっていうエナジードリンク飲んでみました。
メーカーはなんと大正製薬。ファイト一発な栄養ドリンクとしては第一人者。
そこがエナドリを作ったら一体どんな感じになったのか?
まずは栄養ドリンクとエナジードリンクは何が違うのかの再確認ですが、ぶっちゃけ分類が違うだけで、成分や内容においては何か「これが入っていれば栄養ドリンク」とか「これが無いのはエナドリ」とか言った定義はこれといって存在しません。
仮に中身がほとんど同じ飲み物があったとしてもそれが「医薬部外品」だったら栄養ドリンク、「清涼飲料水」だったらエナドリです。
で、ワシのマークの大正製薬は、医薬部外品たる栄養ドリンク「リポビタンD」では超有名ですが、今回「RAIZIN」という名でエナドリ業界にも参入したようです。
さてこのRAIZIN フルーティーサンダー、私がまず最初に驚いたのはカフェインフリーであること。
カフェインが入ってない!
カロリーゼロなのはエナドリでは珍しくありませんが、カフェインゼロは初めて見ました。
というか私の脳内にあった「カフェインが入っているものがエナドリ」という定義を覆された気分です。
「エナドリに定義など無い」と言っておきながら、私は勝手にそういう定義を脳内に持ってたってことに今回初めて気づかされたくらいです。
びっくりしました。
そしてそこ以外の成分的には、まずはエネキストラ、ガランガル、ショウガといった「栄養植物」のエキス。これは定番。
エネキストラってのは初耳ですけど。
様々なエナドリにはこの手のやつが、例えばガラナとか高麗人参とかマカとかそんな感じのやつが配合されてます。
そしてアミノ酸とビタミン。こっちも定番。
これらの方面で見ればオーソドックスなエナドリです。
そして私がちょっと驚いたのが増粘剤です。
安定剤として増粘多糖類が入ってます。
わざわざ「ねばつかせる」成分を入れてます。
静止画の写真では分かりづらいでしょうか。
グラスに注いだときの炭酸の泡の発生の感じと消えるまでの時間に、増粘剤の存在をかなり感じました。
サラサラ感はありません。
調べてみたら増粘剤はレッドブルにも入ってるようですが、他の有名エナドリでは無い物です。
これもこのRAIZINの特徴の一つなのかもしれません。
でも増粘剤って何の意味があるんだろう?
あくまで保存料なだけで増粘かどうかは二次的なものだったりとか?
ドリンクそのものの色は茶色で、これはカラメル色素で着色してるようです。
色って缶のまま飲む際にはなんの関係もありません。
味の方は、私が今間に飲んだエナドリで似たような印象のものは無くて、何に似てるか強いて言えばジンジャーエールに近い……?
おいしいです。
カロリーゼロなので甘味料の甘さ。
これは私はもともと嫌いではないので問題無し。
でも世の中には「いくらカロリーゼロでも甘味料なんてまずいもの飲むくらいなら有糖のを飲んだほうがまし」って人のほうが多数派なんでしょうかね???
私はなんとなくそんな印象があります。
あ、値段は245mlで210円くらい。
エナドリとしては平均的です。
結論としては、味と値段は普通、増粘剤は珍しいと言えば珍しいけど飲む際にはどうでもいいことなのかもしれません。
そしてカフェインゼロなのが大きな特色。
カフェインが苦手な人にはいいものなのかもしれません。
飲んでファイト一発です。