京都の街で繰り広げられる早坂と四宮家の「鬼ごっこ」。
早坂は具体的に何をすれば逃げ切れたってことになるのかはまだ不明ですが、彼女の元に鬼も協力者も増えていきます。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい173話 「早坂愛の友達(2)」
YJ今週号にはアニメのキービジュアルがありましたが、改めて見ると、早坂愛が小っちゃくて大仏こばちのほうがずっと大きい扱いになってますね。
でも大仏って伊井野ミコ初登場の選挙編でも次の体育祭編でも活躍らしい活躍は特にしません。
その割にはなんか妙に目立つ気がするけど、もしかしてアニオリで彼女の出番増やすのかな?
そして放送開始が近いわけですが、今は、急遽中止や延期になる可能性も否定できないので、我々は頭の片隅でそういう想定もしておくべきです。
例えば3話か4話くらいまで放送してから中断になって、続きはずっと先になる……みたいな可能性。無いとは言い切れません。
さて本編の感想。
四宮家三男雲鷹の側近が先週初登場しましたがそいつの名前が判明。天野八雲。なんか天叢雲みたいで名前はかっこいい。
でも中身はなーんか嫌な感じの男です。雲鷹の横暴に参ってるかのようで、弱者を踏みつけにすることは平気でできるタイプっぽくて、こいつもこいつで四宮家の特権を享受したおいしい私生活送ってそうな気すらします。
天野からは早坂を「攫っていい」と指令が部下に通達されて、捕まったらマジでいろいろアウトな鬼ごっこ開始と。
一方逃亡中の白銀は早坂に「友達とは」の持論を語ります。
私はここは読んでて正直なところ、生きるための互助関係と友達関係は何が違うのか言葉足らずに感じたのですが、まだ話の続きが今後ありそうな雰囲気です。
そして場面は変わって早坂達を追うかぐやと友達AとB(仮名)。
他の友達と出会って雑談を始めてしまいますが、AとBは「昨日早坂が会長と話してた」という噂を流そうとして思いとどまりました。
「友人の噂で広めるのはちょっと」とのことで、早坂を慮ったわけで、立派……なのかなあ……?
私はなんか「友達じゃない子の噂を広めることならOK」と受け止めてしまって、微妙な心境です。
実際に彼女たちは「てっちゃんとみーぱん」なる生徒の噂話には興じていますし。
結局彼女たちはお喋りで安易に噂話を吹聴したがる口が軽い子ではあります。
(そしてこういうタイプはかぐやが嫌うタイプな筈です)
ただまー、大事な友達なら大事に扱うと。早坂は彼女らに大事に思われているってことが肝要なので、他のことは気にしないようにします。
場面が早坂に戻って、トイレに入ったとき天野の手下っぽい女に見つかってしまいました。
捕まりそうになってバトルにでもなるのかという緊張感。
そこに意外な助太刀が!
藤原が急な尿意を装って割って入ってきて手下の女から早坂を逃がしてあげました。
???
そして意味深なセリフで「事情を分かってる」感を見せる藤原。
ここは、あれかな、藤原は実は事情は何も分かってなくて何らかの勘違いをして早坂を助けたのだと予想します。
まーともあれ、勘違いであろうとなかろうと藤原もいざとなれば早坂を助ける大事な友達であるってことです。
きっと彼女達が早坂の鬼ごっこの助っ人になってくれるのでしょう。
しかし早坂には味方もいれば敵もいるわけで。
かぐやの前にいきなり早坂の実母、奈央がこっそり現れます。
この奈央は今回の「鬼ごっこ」では、早坂の味方なのか敵なのはまだ分かりません。
いやさすがに母が自分の娘を不幸にさせようとしてるって展開はないでしょうが、まだ「そもそも早坂はなぜかぐやの側近を解任させられるのか」が謎で、そこに奈央がどう関わってるのかも不明です。
まだまだ不明なこと多いです。
で、奈央は早坂からの手紙をかぐやに渡します。
密書を任せるくらいだから母はやっぱり敵ではないのかな。
あ、でも落ち合う場所を普通に書かずに「私達の関係が始まったあの場所」と暗号にしたってことは、母にも秘密にしたかったから???
そして早坂はどうしたいのか?
かぐやと「あの場所」で話せたとして、その後は高飛びでもして修学旅行からいなくなってしまうつもりなのか?
いやそんなことしたら大騒ぎになるから違うのか?
謎だらけ。
来週は休載~。