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「ウラもオモテもわかる哲学と宗教」感想 哲学者は変人ばっかりなの?

島崎晋 徳間書店「ウラもオモテもわかる哲学と宗教」って本読みました。

 

 歴史上の32人の哲学者と、世界の主要な宗教8種類の、「すごい」ところと「がっかり」なところを紹介してくれる本です。

 

率直な感想として、やっぱり「がっかり」なほうに目がいってしまいます。

 

昔の哲学者は変な人ばっかりです。

 

隣に住んでたら嫌だなあ~ってタイプの人ばっかりです。

 

 

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さて。この本は2部構成で前半「哲学者編」では各哲学者の生涯とか功績とか、そして逆に「駄目なところ」を、後半「宗教編」では各宗教の成り立ちとか理念とか立派なところと、そして「その宗教の弊害」を全部短いページずつにまとめてくれてるので、かなり読みやすくて素人に優しい本です。

 

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ただ「一度読めば全部分かるようになる!」とは言えません。

 

私が軽い気持ちで漫然と読んでるだけなのもあるでしょうが、正直なところ32人の哲学者の名前と要約を一気に教わっても覚えきれません。

 

孔子孟子老子は何が違うのか、ピタゴラスソクラテスプラトンは何が違うのか、フロイトニーチェサルトルは何が違うのか、読んでる間は理解できたのですが。

 

区別して覚えにくいです。

 

まー、身についたかどうかはともかく、読んでてなかなか面白かったのは確かです。

 

 

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歴史上の人物のネガティブな一面を覗き見れるってのは、ちょっと悪趣味的な好奇心をくすぐられて、なんだかんだ言って楽しいものです。

 

 一番ひどいのはヘーゲルかなあー。

 

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ドイツ観念論などなど実績があって知能は高くて「すごい」人なんだなあー、と感心させられて、でも次のページで「がっかり」なエピソードを晒すというのがこの本のパターン。

 

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この本は実のところ「がっかり」とは言っても読んでみたらそんなにひどいことは書いてないのが多いのに、ヘーゲルに関しては作者自身が「とことんクズな人物だった」と言いきっちゃうほどのクズです。

 

他には荀子が身分差別を肯定してたり、ハイデガーがナチ党員だったり、読んでて微妙な心境にさせてくれます。

 

 

 

宗教のほうは悪趣味チックな面白感覚はあんまりなくて、現在の宗教の問題点をくっきり真面目に指摘してる印象。

 

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イスラームは現代のテロ行為はいわずもがなですし、キリスト教は、この本にはありませんでしたが、歴史上一体何人の人間を殺してきたのよ?ってよく思います。

 

 

 

私はこんな感じの本、自分が全然知らないジャンルを簡単に解説してくれる本が好きでちょくちょく読むのですが、読んでも覚えたのかどうかはいつもおぼつかなくて、全然身についてないことのほうがきっとずっと多くて、この本はその典型になる予感。

 

でもいいんです。それでもいいんです。

 

読んでる間楽しめれば。

 

ウラもオモテもわかる哲学と宗教

ウラもオモテもわかる哲学と宗教

  • 作者:島崎晋
  • 発売日: 2020/01/29
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

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