今週のかぐや様はなんか「やれたかも委員会」に挙げられる議題案件みたいになってしまいました。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい145話 「四宮かぐやの無理難題「燕の子安貝」編(3)」
本当もう、何から語ればいいのやら。
まずは、えー、YJ今週号はかぐや様巻頭カラーでした。
実写映画の公開はまだ一ヶ月以上先ですが、そろそろ誌面でも大きく取り上げていく感じみたいです。
なので扉絵は本編とは関係なく白銀とかぐやの二人。
そういや実写映画、前売り券特典は平野紫耀と橋本環奈のクリアファイルでした。
本当に完全にこの二人のファンのためのグッズです。
当然ではありますが。やっぱり原作ファン&アニメからのファンとの距離は遠いなあー。
でももう売り切れだそうです。キンプリ人気のおかげかな。好調なのはいいことです。
で話を戻して本編ですが、私は子安つばめという女を全然理解してませんでした。
いや今週初めて彼女がどんな子か明かされたと言うべきか?
彼女はたぶん最初からパーティーの後に石上と二人きりになろうと計画してたと思います。
それで終電に遅れさせ、石上をゲストルームに泊めて、自分もそこにお邪魔するのも全部計画のうち。
あ、パーティー会場は子安の自宅だったのか。それでゲストルームが存在するような高級マンション。
四宮家とはまた違う現代的なセレブやなあー。
子安の計画外だったのは伊井野が寝ちゃったことですが、その程度では彼女の計画はビクともしないようです。
子安にとっては伊井野ミコなんていてもいなくてもどうってことない子って認識なのかなとも感じて、先週の様子も含めると、子安は伊井野のことを石上絡みで多少は意識しつつも、かと言ってライバル視とか敵意みたいな感情でもなく、でも、無意識に伊井野を下に見ているような女の強かさもなんか感じます。
子安が実な内心は腹黒い女という線は無いと思います。彼女が善意や優しさに満ちた女なのは間違いないです。
むしろ今週はそこが変な方向に突き抜けてた、って感じで。
で、まー、子安はめっちゃ無邪気に子安をベッドに誘います。
経験豊富なんでしょうかね。
石上も決意を固めて、いざ出陣!!!とするも、事を始める前になし崩しの流れだと嫌だと思ったのか、「好きです」「付き合ってください」と正式に告白。
それを受けた子安の返事が、「えっと……ごめんね……付き合うとかそういうのはちょっと……」と!!!!!!!!!
あー。
読んでて私もヘナヘナになりました、ここ。
しかし私は子安がビ◎◎だとは思いません。
彼女にとってセックスは慈愛の一つに過ぎないのかなと思いました。
セックスOKの基準と、交際相手の基準(あと結婚の基準も)が全く別で、それぞれ切り離して考える人なだけで。
セレブな人種の悪気は無いけど独特な恋愛観やセックス観。みたいな?
かくして石上は、交際相手としては子安からはお断りされましたが、一日限りのセックス相手としてはOKを貰えたことになります。
一般論的に、それで事に及ぶことは男として決して駄目なことでもないと思います。
先輩が卒業する間際の一日限りの思い出なのだと思うことができれば。
それはそれで良い青春の思い出になりますって。
でも石上はそれを良しとはしなかったようです。
そして場面は変わってマンションの廊下。
目を覚ました伊井野がウロウロしてるところに、ゲストルームから出てきた石上と遭遇。
「つばめ先輩と Hしたんだ」
うわー。こんなこと言っちゃう伊井野の心情は計り知れません。
しかし返答は「しなかった」。
「やれたかも委員会」的に言えば、判定はやはり「やれたとは言えない」です。
ただしそれは子安が相談者の立場だったらの話です。
石上のほうがやれる男ではありませんでした。
なんかもう読んでてこっちが身につまされる思いです。今週は。
で、伊井野。
もしここで石上と子安が完遂してたら、彼女はマキ以上の精神的苦痛を味わってたのではないでしょうか。
だってクリスマスの夜に、自分が居眠りしてる間に、いろいろ複雑な関係で思うところ多い男が、すぐ隣の部屋で、他の女とセックスして童貞捨ててた事実って、生半可じゃないダメージだと思います。
期せずして伊井野の精神は救われたのかもしれません。
今後もし石上と伊井野がくっつく運命ならなおさら。
(そんなこと聞くなよ)
しかし石上のほうの精神は現在混乱の真っ最中。
体の一部が自分の意志に反してまだご立派様なことをわざわざ伊井野に言っちゃって、彼女を動揺させます。
ここから伊井野が骨折するわけですがなんかその流れが想像できるような気もします。
伊井野はギンギンに興奮して見境のなくなった石上に自分が襲われると勘違いして暴れる?
このクリスマスの三人の顛末はまだ全て語り尽くされてはおらず次回につづくとなりましたが、ひとまず目下の心配は石上の股間と伊井野の右腕です。
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