週刊少年ジャンプ Dr.STONE Z=29 「SENKU'S LAB」
職人のじいさんが登場してガラス製作は一気に完成!
ルリのための薬を作る工程を地道に進んでいきます。
病に侵されているルリのために万能薬こと合成抗菌剤「サルファ剤」を作るぞ!と決意してから今週でちょうど10話目です。
途中大小いろんな事件が起こりつつも基本的にはひたすら物作りの話だけです。
それで人気が落ちないどころか好調を維持しているのは物作りそのものが面白いからだと私は思います。
サバイバル学習漫画っぽさがあって読んでて「なるほどー」と感心させられて勉強になったりも。
いろんなものの作り方を知っている千空がアレを作るぞコレを作るぞと次々に提示して仲間達と小目標を次々クリアしていく達成感があって飽きさせない工夫もある感じです。
来週はまたセンターカラーだそうです。
カラー表紙は人気の証明なので嬉しい反面そのたびに毎回作画担当のBoichiの体力が心配になります。
万能薬を作るには材料集めだけでも大変ですが、さらに電気や器具も必要で、そのために設備も人手も必要で、マジで超大変だけどそれらが少しずつ揃ってきてます。
今回新に仲間になったのが職人のカセキ。
分かりやすいじいさん語で喋るドワーフみたいなじいさんです。
前回スイカのための凹レンズを作ることに成功し、ガラス製作を本格的にスタート。
整形窯を作るために黒曜石から断熱材パーライトを作っていましたが、パーライトって黒曜石からできるのを初めて知りました。
窯もできて、いざガラス器具製作を始めても全然綺麗に作れません。
「ふざけてんのか」ってレベルの失敗作ばかり。
しかし技術が上達するまで時間をかけてるわけにもいきません。
そこでクロムは村人カセキを連れてきました。
(この村では老人も厚底サンダル)
カセキは村のいろんなものを作ってる腕の立つ職人のようです。
コハクのウエスト細い!!
カセキはよそ者千空に若干否定的な様子でしたが、ガラスという新物質とその細工が下手くそな千空とクロムを見て、いてもたってもいられずにガラス細工に乗り出します。
そしてあっという間に器具作りを成功させました。
初見の最初の一発で成功したとしたらとてつもない天才職人です。
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ドクストでは会話シーンが極力省略されていて、こういう展開のときに千空とカセキがじっくりと話して認め合って仲間になるみたいな存在する筈の過程もバッサリカットされてるので、その辺は少しもったいないと常々感じています。
そこはまー行間を読む感じで。
「行間」は漫画だと「コマ間」と言うべき?
カセキはそのまま研究室の建築にも協力してくれてラボも一気に完成。
千空は無言でその喜びをかみ締めます。
そういえば彼はこの人類全員石化世界で自分の家族のことをどう思ってるでしょう。
そういうところにもちょっと思いがよぎるいい表情です。
一方、打倒マグマを目指し武術の稽古を重ねる金狼銀狼兄弟は金と銀にメッキされた槍が欲しくてたまらないようでついに千空に直談判。
千空は銀狼にのみ承諾し、万能薬の材料採集の最難関を銀狼に指示するようです。
以前あったロードマップにあった硫酸、火山に採りに行くみたいですね。
そして金狼には行かせないのは、千空はもしかしたら金狼の近視を見抜いているからでしょうか?
センターカラーも楽しみにしつつ、次回へ続く!