私はかぐや様は告らせたいの漫画の感想をいつもブログ書いてるのですが、今回のアニメ化は最初あんまり期待してませんでした。
でもいざ始まったら、いいところだらけ。面白い。ものすごい予想以上でした。
手の平返しです。
私は元々伊井野ミコに惚れてこの漫画に注目するようになりました。
単行本でいえば7巻以降です。
それまでは軽く読み流していただけです。
(6巻以前の内容はほとんど頭に残ってませんでした)
で、アニメ化の初報は「伊井野は出なさそう」って感触で、続報があるたびに「登場は絶望的」が固まってきてがっかりしたものでした。
実際に今放送中のは伊井野が出る前の世界なわけですが……これが……面白い。
いや、この作品って伊井野がいなくても面白いんだ!?って、私は認識を改めています。
アニメは「どんなにつまんなくても最後まで見届けよう」という気持ちでいて、第1話を視聴したところかなり好感触でした。
「これなら楽しめそう」とちょっと安心して、今5話までだけでも、めっちゃ楽しいです。
1話のよかったところは以前ブログに書きましたが、それ以降よかったところといえば、まずは3話のアバン(オープニング曲の前のプロローグ)や冒頭。
まず1話では冒頭に青山穣による仰々しいナレーションがあって、そして2話でも同じようなのを繰り返して、このときは「え?これ毎回繰り返すの?」と不安だったのですが、3話で急に早送りになったのには意表を突かれて、こっちが不安になるのもお見通しって演出に感心しました。
本編も私が想定してたより面白さの水準が高いし、「あ、これ、侮ってたわ」と思ってたときにいきなり出てきたのが予想外の爆弾、特殊エンディング曲の「チカっとチカ千花っ」でした。
なにあれ!
youtubeで1月26日に「期間限定」で公開されたのですが、今日現在で360万再生いってて、ちょっと再生数がすごすぎることになってます。
公式主題歌動画って他の人気作なら100万超えるのはよくあることですが、勢いは5,6倍くらいすごいです。
限定公開っていつまでなのかは分かりませんがたぶん放送期間は消さないでしょうし、500万や1000万いくかもしれません。
でもそれくらいになるのも納得のクオリティです。
かぐや様3話ご視聴ありがとうございました!3話EDコンテから原画まで担当させていただきました。担当スタッフの多大なご尽力のおかげでとても素敵なフィルムになり感謝しかありません…!!引き続き、かぐや様をよろしくお願いいたします。#かぐや様 pic.twitter.com/1oc90hKNSx
— よは (@naota0048) January 26, 2019
ロトスコープという技術で作られた映像で、実際の人間、ダンサーの菅尾なぎさのダンスを撮影して、それを元にアニメーター中山直哉が原画845枚を描いたという。
普通の30分(20分強)のアニメ1話の原画数はだいたい300枚前後なんだそうです。
これは2分弱で845枚だから、どれほど異常か分かると思います。
それでいて歌詞はすごくアホっぽいのがまたいい感じに気が抜けてて最の高です。
そして、こっちの話題に埋もれがちになってしまっていますが、オープニング曲の鈴木雅之の「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」も180万再生いっててかなりのものです。
本当、どっちも歌も映像もすごいです。
肝心の本編の人気はというと、一例ですが、ニコニコの視聴&コメントランキングで1位になってました。
5話までやって石上がようやく次の6話から登場みたいです。
本編的に見れば本当にまだまだ序盤だけです。
「花火編」とか本番はこれからなのに、この状態はすごいです。
なんか私「すごい」って言ってばっかりです。
私、今回をきっかけに6巻以前も単行本買うことに決めました。
今までは7巻以降をキンドルで買ってただけでした。
マジで見直しました。
ただ!ただ!私は、伊井野がアニメにひょっとしたらちょっとだけでも出てくれるんじゃないかって期待をまだ完全に失ったわけではありません。
仮にアニメ放送期間が2クール(半年)だったとしても伊井野初登場の「選挙編」までやるのは困難だろうことは理解してますが、それでも、なんとか、アニオリでちょっと出るくらいのことでも、出てくれないかなあーって、どうしても思ってしまうのでした。