週刊少年ジャンプ Dr.STONE Z=21 「鉄の夜明け」
いきなり新キャラが向こうからやってきて仲間になり、また村の謎に少しだけ触れた回でした。
前回から引き続き鉄の原料の砂鉄集めです。
コハクがふんどし姿で頑張ってます。
千空とクロムは怠け気味で彼女はなぜか超大型巨人の筋繊維のような顔面をして怒ります。
そこに登場したのが新キャラ、スイカ。
スイカの皮を被ってるからスイカと呼ばれているそうですが、こんな世界では本名もあだ名も関係なさそうです。
っていうかこれスイカなの?
カボチャじゃなくて?
性別は不明。
非力なうえに顔を見られたくない性格なせいで自分は何の役にも立たないとコンプレックスを抱えているようです。
そんなスイカは何も聞かず仲間に入れてくれた千空に感激します。
まー、人手が欲しいときに顔なんかどうでもいいのは当然です。
スイカはドンブラコと川を流れるのが得意なようでクロムに桃太郎かとつっこまれて、千空が反応します。
この世界に桃太郎の物語がまだ生きていました。
語り部は他ならぬルリ。
謎です。
簡単な科学知識すら失われている原始的な村なのに、村人の喋る言葉は割と理知的で科学分野以外の文化は浸透しています。
(まるで司の理想の世界です)
ルリはなぜ過去文明世界の文化を知っているのか??
村では巫女という役職ですが歴代の巫女から受け継がれているのか??
実は超長寿とかのファンタジーなキャラだとか??
ってそういう方向は父コクヨウや妹コハクとかがいるんだから違うかあー…。
現時点では予想もつきません。
ともあれ万能薬作りの材料の第一歩目の鉄を作らなくてはいけません。
千空は製鉄・溶錬の知識も当然あります。
しかしやったこともないし、さらにはこの原始世界にあるものだけでやらなくてはいけないのですから、結局思いついた方法をまず試す他ないわけです。
そして失敗します。
「たった4人で原始溶鉱炉を摂氏1500度まで温度あげるなんてできるわけないじゃん」という結論は実際に試さないことはさすがの千空でも導き出せないのです。
地道とはこのことですね。
失敗して特に落胆してるのがスイカ。
自分だけが役に立ってないと思っています。
失敗の原因は単純に人手不足。
働き手を増やさねばなりません。
金狼銀狼以外の村人たちのことも調べないといけません。
そこでスイカが役に立ちます。
この村ではただのスイカに成り済ませることがスニーク技術になるようです。
このスイカというキャラは、いつも自分を無力だと思っている子だったけど千空と出会うことで自分でも役に立てることがあるということを知って喜ぶ…という演出のために登場した感じみたいです。
プリキュアとかのゲストキャラに出てきそうなパターン。
千空は村人たちの求めているものを与えることで自分たちの仲間にしようというつもりらしいですが、スイカにとっては「自分が求められること」が求めているものというわけです。
次回はスイカが千空のために一生懸命役割を果たそうと頑張ることでしょう。
……あ、そういえば来週は合併号ですか。
同じ曜日に発売する週刊誌って合併号になる時期をずらしてくれないでしょうかね。
どの雑誌も一斉に合併号で休みになるとつまんないです。
それでドクストは次回またまたセンターカラー。
センターカラー多いなあ!
さらに番外編もつくとか。
たぶん1,2ページのものなのかなあーと思いますがちょっと楽しみにして、次回へ続く!