メタルペンシルとかエターナルペンシルとか呼ばれるやつ買ってみました。二つ。ワッツとダイソーで。どっちも税込110円で。
その名はそれぞれ金属ペンシルとコークスペン。この二つは名前こそ違うものの使ってみたらほぼ同じでした。が、字の濃さは結構違いました。ワッツのが濃いです。でもどっちもかなり薄いです。
メタルペンシルはまー要するに鉛筆の100倍は芯が長持ちするという黒鉛のペン。
一言で黒鉛と言っても鉛筆の芯の材料の黒鉛+粘土とは全く別の物質がこのメタペンには使われてて、それが非常~に長持ちするのだという。
ちょっと興味が湧いて買ってみました。私は日常生活で鉛筆もシャーペンも全く使わないくせに。
さて。ピンクのがワッツの、白いのがダイソーのやつです。
学生時代に買って使い切らなかったHBの鉛筆を残してたので、今回ちょうどいい比較に使えます。
まず観察すると、2本のペンの先端は全く同じに見えます。ワッツのは「黒鉛合金」、ダイソーのは「石油コークス」とありますが。
コークスってのはそもそもは石炭をさらに純度の高い炭の固まりにしたようなもので、石油コークスはそれを石油から作ってて、それをさらに加工すると炭素の固まり、黒鉛(グラファイト)が作られて、それがこのペン先についてる、ってことでしょうかね。
同じ物体だけど呼び方が違うだけ?
で、実際になんか書いてみました。
これは、そうとう薄いです!!!
パッケージにはワッツのは濃さは「H~HB相当」、ダイソーのは「2H相当」とありますが、私の印象では全然そうじゃないです。
ワッツのが2Hくらい、ダイソーのはそれよりさらに薄い……4Hくらい???
薄い鉛筆なんて子どものころ文房具屋で6Hとかの鉛筆を遊びで買った記憶しかないのですが。
(それはそうと「珍しい文房具を興味本位で買う」ということを私はおっさんになってもいまだにやってることに我ながら呆れますが)
ダイソーのは本当に薄いです。これが実用的に使える状況をちょっと想像できないくらいです。イメージとしてはインクが出なくなったペンを無理に使ってるような感触。
ワッツのはまだ使えそうです。
ただ、「実用性」を言ってしまうと、結局実用性が一番高いのはシャーペンであり、シャーペンで2Hの芯を選んで日常的によく使ってる人なら、ワッツのを買えばシャーペンよりはずっと長持ちするから上回るかもしれませんが、そうじゃないならやっぱり総合的な利便性はシャーペンに軍配が上がると思います。
うーん、もうちょっと濃い線が書けたら最強なんですけどねえー。