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ゾンビランドサガリベンジ3話感想 詩織は愛だけしか見ていない

ゾンサガR3話見た感想を今更書きます。

 

今更なので4話も見てるわけで、どうしても両話まとめての感想になってしまいます。

 

だったらもう3話の感想ブログ内ではアイアンフリル詩織について思ったことを重点的にまとめて書こうっと。

 

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 1期最終話のアルピノライブをABEMA配信で見ていた新アイアンフリルメンバー。

 

東京のトップアイドルが佐賀の辺境のローカルアイドルなんかの配信を見ていたのは、きっと深い意味は無かったのでしょうね。ただなんとなく。

 

別にフランシュシュに限らず、彼女らは他のアイドルの情報を普段からチェックしている習慣で視聴したんだと思います。研究熱心。

 

で、私はそのときに、詩織達は自分たちの初代センター「水野愛」とそっくりな3号を見てどう思ったんだろう?と、思ったわけです。

 

その答え合わせが、この3話と4話でしたね。

 

「このへんを突っ込んでいくのかよ!」と感心しました。

 

 

 

ただまー、3号がどこからどう見ても水野愛と同一人物であることは、「そっくり」だけで済ましてて、「あ、そこは割と軽く流すのね」って感じでしたが。

 

あ、いや、違うかもしれません。

 

詩織の目にはむしろ「この3号って子は、水野愛になりたがってるんだ」と映ったのかもしれません。

 

「3号は意図的に水野愛の髪型を真似している」と。

 

アイカツ!思い出します。

 

アイカツの2代目主人公の大空あかりは、初代主人公星宮いちごに憧れてて、いちごの髪型を真似してる少女でした。

 

詩織はアイカツ知ってるかな?

 

いやそれはどうでもいいか。とにかく詩織は「3号は水野愛に強く憧れている」と解釈し、その前提で3号をよく観察したら、あまりにもいろいろ噛み合う気がして解釈は確信へと変わっていき、そしてついにはメンバーに引き抜こうとまで思うようになってしまった。のでしょうかね?

 

(私はゾンサガの感想ブログはいつも本当に自分が勝手に思ったことを書いています)

 

そこまで思うようになってしまったのは、ひとえに、詩織自身もそうだから。

 

 詩織は想像以上に水野愛を意識してる子でした。

 

 4話には詩織は幼い頃に旧アイアンフリルの愛を見て、魂を揺さぶられて自分もアイドルを目指すようになったみたいな描写がありました。

 

生前のさくらと一緒なのね。

 

アイドルの実力というか素質もきっとさくらと同じくらい。

 

あ、私はさくらはものすごく有能でポテンシャルのある女の子だと思ってます。

 

勉強も運動もなんでもこなせて、顔も良くて、素質の塊のような子です。さくらは。

 

詩織とさくらは同じです。

 

詩織がさくらと違うところは、「もっとらん」みたいなジンクスに囚われてないところと、生まれた土地、の2点だけです。

 

(胸のサイズを含めて3点と書こうと思ったのですが、7話の舞々を見て含めるのやめました)

 

詩織はきっと東京とかの都会育ちで、しかも幼いうちからアイドルへの志を固めたので、最先端の環境で自分の実力を存分に引き延ばせたから、アイアンフリルに入れてセンターになれたんだと思います。

 

歴史のIFになってしまいますが、さくらだってもし東京に生まれて「もっとらん」思考ですぐ周囲が見えなくなる悪癖が無かったら、そうなれてました。私はさくらをそれくらいの子だと思ってます。

 

 

 

話がちょっとずれ過ぎました。何が言いたいかっつうと、えーと、愛です。

 

愛は、さくらや詩織のようなすごい子をも惹き付けるような、それはそれは本当にすごいアイドルだったんです。

 

 愛本人はどうだったんでしょう?

 

詩織に指摘された「くすぶってる」ってのは、あながち否定できない心境だったのではって気がします。

 

「アイアンフリルに入りなさい!」と言われ、もし愛にその意志が無いのなら彼女の性格だったら、その場で断るだけだろうに、黙って詩織を見送ってしまいます。

 

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当然ながらこのスカウトはOKできるはずもないのですが、それはなんつうか、自分がゾンビで、佐賀の外に出ることを幸太郎が禁じてるからっぽいみたいな外因からのものであり、内心では揺らいだというか、出来るものならそうしてもみたいって気持ちがあったように、私には見えました。

 

実際フランシュシュはアイアンフリルに比べたら勝負にならないくらいレベルが低いようです。

 

そういう分析を愛自身が3話冒頭でしてるところをわざわざ描いてるのが心憎い演出でした。

 

 

 

愛は1期では自分が死んでゾンビになりアイドルを有無を言わさずやらされることを受け入れるのに一番時間がかかった子でした。

 

苦労して今の自分と今の仲間を受け入れるようになれたのに、そんなときに他ならぬ現アイアンフリルから、自分の実力を見出されてしまい、「くすぶってる」と見抜かされてしまい、「もしできるなら」と夢想してた理想の環境が急に目の前に現れたような気分だったんじゃないかなー、って思いました。

 

そんな愛が詩織の誘いを本心から跳ねのけられるようになるのは4話の純子のおかげになるわけですが。

 

純子については4話の感想ブログで書くとして、「純子」でふと思い浮かぶのは、詩織は純子ことフランシュシュ4号を見ても何とも思わなかったかな?ってことです。

 

フランシュシュは3号と4号のツートップ体制です。

 

歌やダンスはこの二人が群を抜いていて、実力とかレベルとかが分かる人が見たら誰でもそう思う筈。

 

でも詩織は4号をスカウトしたいとはまるで思ってなくて、眼中にすら無かったようです。

 

4話では「愛以外は烏合の衆」とまで言っています。

 

いやいやいくらなんでもそれは無いでしょー。1,2,5,6号はそう思われても仕方ないとしても、詩織ほどの人が4号を見て烏合の衆って言うのは変でしょー。

 

これは結局詩織が私情に駆られてて公正な判断ができなくなってる証しだと思いました。

 

詩織は3号に愛を見て、ただそれに固執してるだけです。

 

しかも、かなり独断で勧誘してるそうで、なんて言うか暴走してる印象すらあります。

 

メンバーのユイはそれに気づいてる感じがするのが、なかなか不穏です。

 

4話ラストでの「アイアンフリルのライバルはフランシュシュです」って発言も、詩織のかなりのスタンドプレイでしたし。

 

このへんのアイアンフリルのほうのドラマの続きは、今期でこれから放送されるでしょうか?されるといいなあー。

 

 

 

以下余談。フランシュシュは愛が選手であり監督でもあるような体制です。

 

だからこそ幸太郎は、愛に「おんぶにだっこ」状態を改善させるために愛を一時みんなから引き離し、みんなに自分らだけでも何とかできるようにさせたみたいです。

 

2期の幸太郎は有能な時と無能な時の差がマジで激しいですね。

 

とゆうか、アイアンフリルの単独ライブにフランシュシュを前座としてねじ込むなんて芸当ができるのがもう異次元的にすごいです。

 

幸太郎はどうやって仕事取ってきてるんでしょうね?

 

 

 

純子はギター演奏が得意ってのは2期になってからついた設定みたいですね。

 

急に70年代アイドルっぽくも見えるようになりました。

 

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 3話が終わって、次の4話のサブタイが発表されたときに、「アコースティック」と「エレクトリック」の対になってて、その時は私は純子がアコギ、愛がエレキを演奏するのかなとか思ったのですが、どっちも純子がガチ演奏してて、彼女の独壇場だったことが予想外で痛快でした。

 

 

 

一番笑ったのはさくらの首がとれたところ。

 

現時点では8話まで視聴していますが、マジでここで一番笑いました。

 

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さくらも純子も首がとれたことに全くのノーリアクションで、肉体が戻ってきて、純子の前を通るときに「前失礼しまーす」みたいなポーズしてるのが最高に面白かったです。

 

 

Nope!!!!!

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