チェンソーマン終わっちゃった!第一部がだけど!
私つい最近「この漫画すごい」と思ったばかりだったのに終わっちゃって、注目するの遅すぎたなあーって我ながら痛感しました。
しかし、第二部があるようだし、なんと(やっぱり)アニメ化も発表されたし、嬉しいニュースも多いです。
先日も「このマンガがすごい!2021 オトコ編」の1位を獲ったし……いや、これに関しては素直に「めでたい」「すごいことだ」とは言いたくない気分です。
このマンは去年の突然の回収とその対応があまりに不誠実で不透明だったから賞の信用性がめっちゃ低いままです。
世の中には漫画賞がいろいろあります。
有名なものは、講談社漫画賞、小学館漫画賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門、次にくるマンガ大賞 、そして、このマンガがすごい!……と言ったところでしょうか。
どれも毎年上位にはだいたい同じ作品が並んじゃうものなのですが、でも趣旨や選考基準がそれぞれ違っててそれぞれ存在価値があると思います。
これ以外のまだ知名度が低い漫画賞でも、大賞に選ばれるような作品にはそれだけの素晴らしさがあると思います。
賞の規模に関わらず、漫画というものに対して形のある評価と功績を称えることには意義があると思います。
しかし。
それはその賞の主催者選者に汚いところ不透明なところが無ければの話です。
このマン主催の宝島社は、毎年、上位受賞した作者インタビューとか論評とかを載せた本を発売するのですが、去年の「このマンガがすごい!2020」は、なぜか自主回収処分になってるんです。
なんでよ。
【『このマンガがすごい!2020』回収のお知らせ】
— 「このマンガがすごい!」編集部 (@konomanga_jp) 2019年12月12日
このたび『このマンガがすごい!2020』の一部インタビューページに不備があったため、回収することとなりました。読者の皆様、関係者の皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
なお、ランキングに変更はございません。
宝島社
「一部インタビューページに不備があったため」らしいですが。
なにそれ。
「詳細は差し控えたい」だそうです。
何かまずいことをやって、それが発覚して回収処分して、その理由は話さないって。そんな奴信用しろってのが無理です。
だから私は今でもこのマンは信用してません。
ちなみに「何をやらかしたのか」については、私は回収前の実物を読んでないし、噂レベルの不確定情報しか見聞きしてなくて本当に分かりません。
真相を調べるには回収前のをなんとか入手して改訂版と正確に比較するしかありません。
チェンソーマンは本当に素晴らしいと思った作品です。
なので何かの賞で1位獲ろうものなら「だよね!」って大喜びしたいです。本来なら。
つうか個人的に特に好きでもない作品であっても1位獲ったなら「好き嫌いは別として凄い作品なんだろうな」くらいには思います私。
でもこのマンは駄目。
もう信用できません。
だからチェンソーマンのせっかくの1位も喜べません。