市内の図書館の門には池があります。
そこに小さな魚が住んでます。
私は図書館に行く際にはその魚を眺めるのが結構好きです。
ブルーギルですが。
池……というかもしかしてこれ噴水でしょうか?
昔は噴水だったような……。記憶が定かではありません。
でもまーそこは今はどうでもいいです。
とにかくそこは今は池になってて一年中水が張られています。
そこにいつの間にか小さい魚が住み着いています。
一番大きいので体長10cmくらいの、小さい魚が数匹。
あとタニシもいました。
そして藻とかコケみたいなのが湧いたり掃除されたり。
私は最初はこれがなんの魚か分からないまま見てて「ちょっとかわいいな」とか思ってました。
そしたら図書館の清掃してた人からこいつはブルーギルだと教わりました。
えーお前ブルーギルだったのか。
胴体の真ん中らへんの位置の黒いのが特徴だとか。
エラらしい。そしてエラは英語でギルって言うらしい。なるほど。
やっかいな生き物です。
特定外来生物。侵略的外来種。
日本の自然の中にいたら在来種の生態系を壊しちゃうやつです。
殺した方がいいやつ。
でも……。
こいつ自身には何の罪も無いです。
そしてこいつがいるのは人工の池だし、ここには他に魚もいないし、こいつがここで一生を過ごす分にはいいと思います。
誰かがここに放流したのかな。
ここにいる経緯を聞きそびれてしまいましたが、清掃の人が駆除してないってことが、一つの答えなのでしょう。
小さな池に数匹だけだから、いつかは全滅することでしょう。
それまではここで穏やかに暮らしていってほしいと思いました。