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コロナ自粛を見て自分が昔地デジ難民だったことを思い出す

今のコロナ関係で、世の中には、平穏時に趣味とか日課とかで継続的に行っていた習慣を断たれてしまい生活リズムが変わった人というのが割といるようです。

 

ライブハウスに頻繁に通ってた人が通えなくなった、みたいなのを筆頭にスポーツジムとか映画館とかサウナとかいろんな分野で。

 

そういう話を見聞きして、ふと、自分が昔地デジ難民だったことを思い出しました。

 

 

テレビのアナログ放送が終了したのは、えーと、2011年7月でした。もうかなり昔やなあー。

 

それ以前の私は自室にいるときには特に目的がなくてもテレビをつけているくらいにはテレビ好きな人間でした。

 

でも地上波デジタル対応テレビをすぐに買うってことはしませんでした。

 

何万円もするから当時気軽に買えなかったし、アナログテレビにとりつける地デジチューナーも、いつか地デジテレビを買うなら無駄になるので買う気になれなかったし、そもそも、そうしなくてもガラケーワンセグ受信機能を使えば地デジ放送を視聴できることはできたので、「ちゃんとした新しいテレビを買う算段がつくまでは、ガラケーでいいや」ということにしました。

 

でもそれまで14インチのテレビで見てたのを3インチのガラケーで見るのは不便でやっぱり見にくかったです。

 

そのうち「どうしても見たい番組以外は別に見なくてもいいや」と思うようになってしまいました。

 

イッテQとか鉄腕DASHとかも毎週見るほど好きだったけど次第に、見なくても別にいいやと。

 

 

結局、新しい地デジ対応テレビは、アナログ終了の半年後くらいに安いのを買ったんですけど、昔毎日テレビつけてたころに比べたらもう全然つける時間が減りました。

 

テレビっ子だったのに習慣をちょっと断たれただけで、その習慣自体に興味を失ってしまったわけです。

 

あとはもう、テレビ番組の品質の低下も加速して、本当にテレビを見る時間はどんどん減っていって、今は「テレビを全くつけない日」のほうが普通になったくらいです。

 

 

 

で、で、ここから、今、ライブハウス通いなどなどが趣味の人の話になるんですが。

 

その人達が、習慣を断たれて、無いことに慣れて、そしていざ再開されたとしても、その時には興味自体を失ってしまって、前ほど通わなくなったり、もう全く行かなくても平気になったりするってこと、そういう人ってどれくらい出てくるでしょうね。

 

私がそうだったように。

 

 

他にも例えるなら、好きな漫画があって、続きや結末が気になって連載を追いかけてたのに、ある時期から何年も休載になってしまい、その漫画への興味が消えてしまう、みたいな現象に近いでしょうか。

 

 

今のコロナ関係で、趣味や興行の要素が強い業界は大打撃を受けているわけですが、終息して営業が再開されたとしても、顧客の数が以前のように回復するとは限らないのかもしれない、……って、私は何となく思ったのでした。

 

「夢を与える業界」から夢の供給を断たれてしまい、それが長期化して慣れてしまい、夢が夢でしかないことに気づいてしまい、夢から醒めてしまう人。

 

今後どれくらい出てくるでしょう。

 

 

 

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