この漫画は最初は白銀・かぐや・藤原の三人だけの世界でしたがいつのまにか登場人物がずいぶん増えたなあ、って今週改めて思いました。
各キャラは複雑な人間関係になってはいますが、みんな白銀とかぐやの良き仲間です。
敵なんていません。四宮家以外は。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい152話 「生徒会のNEW GAME」
まずは今週のヤングジャンプでは、映画が好調で冒頭の柱に「初登場第一位!」って文字が躍っています。
なんか「全米ナンバーワン!」とかもですが使い古された言葉って感じで、言うほど大したことないんじゃないかと思いがちですが、でもやっぱり一度でも一位取れるかどうかは映画の評価にとって重要なことで、そしてすごいことです。
ちなみに初週は一位、二週目は三位くらいだそうで下落率も低くかなりいいほうです。
世の中しょっぱい初週でそのまま消える悲惨な映画はいくらでもありますから。
「ドラクエ」とか。
そして漫画のアニメ化や映画化って、コケると原作に悪影響が出ることも少なくありません。
最悪の場合連載が終わります。
「競女!」とか。
だから、好調というのは本当に幸運なことです。
あとはフィギュアねんどろいど発売のニュースもありました。
ねんどろ化できることも人気作品のバロメータかと。
でもこの手のフィギュアは発売されるのはどれも遅いです。
人気が出てから製作が始まるので仕方無いことですが。
三人は順番で発売され最後の藤原は来年の冬、一年以上先。
来年の今頃はアニメの二期とか、あるでしょうか……?
さて本編の感想。今週はショートのオムニバス。これまでにも何度かありました。
かなり増えた登場人物たちのNEW GAME編の総括みたいな感じ。
今後へ繋がりそうな話と他愛ないどうでもいい話が混在してました。
笑ったのは一発目の柏木と子安。
これ、柏木の視点からはマキの後ろにいるのが子安だって気づいててもおかしくないです。
でも「声をかけるのはやめておこう」とか思ったんでしょうかね。
計らずとも今回は声をかけなくて正解と。
柏木には子安が白銀父からゴミ石を買ったことは知る由もありませんもんね。
子安のほうも声で自分の後ろにマキと柏木がいるのに気づいてるのに石のせいで声をかけるタイミングを失ったっぽい。
早坂が血迷って藤原にキスしようとした経緯が判明しましたが、やっぱり意味不明で彼女の心情は分かるものの、でも藤原なんかにキスしてもなんも解決しねーだろー。
白銀父はかぐやと遭遇することが過去なんだかんだとあったのですが、大抵はオチ扱いとかで二人がこれまでどんな会話を重ねてきたのかは省略されてます。
なのでかぐやが白銀父に対してどういう意識を持ってるのかもはっきりとはしてません。まー見れば大体分かりますけどね。
そういうところの様子は今後、かぐやが(あの狭い)白銀家に挨拶に行く話で明かされるのでしょう。
圭ちゃんのリアクションも楽しみです。
白銀父も校長もかぐやの良き味方です。
敵はやはり四宮家なのでしょうかね。
新年の実家では兄の一人から完全無視されてて、冷えてます。
かぐやはこれからスタンフォード大学を無事に受験できるのか?
あとは……石上。「石上優は告らせたい」が新連載です。
子安に振り向いてもらえる男になるために、これから生まれ変わるんでしょうかね。
タイムリミットはあまりにも短いです。2ヶ月程度。
しかし子安のほうは、実はとっくに落ちてるのかもしれませんが。
あ、石上が自分磨きするというなら、来年度生徒会長になったりして。伊井野と選挙戦したりして。
そして新学期。
石上は白銀とかぐやがくっついたことを察してる感じ。
そして何より伊井野!
今週の伊井野の出番はたったの2コマです。
生徒会メンバーはそれぞれの三学期の抱負を胸にしますが、伊井野は無言。
彼女は何を願うのか、彼女自身が言語化できません。
ああもう心配でたまりません。
石上と子安の間が着実に縮まってる感じがするからなおさらです。
この三学期も嵐が吹き荒れる長い戦いになりそうです。
連載期間は一年以上はかかるかもね。
その間にねんどろは発売されて、そしてアニメの二期が来るのでしょうか。
あ、NEW GAMEは「新学期」って意味でした。
かぐや様は告らせたい 16 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)
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