かぐや様は告らせたいが小学館漫画賞の一般部門で受賞してました!
快挙!
かぐや様が漫画賞を獲るのはこれで二度目だったかと思います。
さてまずは何はともあれ今回の受賞。
今年でなんと第65回で、世の中にいろいろある漫画賞の中でも最古の歴史があるやつですね。
今回の審査委員は、かざま鋭二、川村元気、島本和彦、ブルボン小林、細野不二彦、松田奈緒子だそうです。
読者とかの投票ではなく委員会で協議して決めるタイプの漫画賞です。
なので世の中の純粋な人気は反映されにくいタイプになりますが、その一方でノミネートや協議の透明性やまた審査員の責任の重さは重視されてる感じで、権威性はあると私は感じています。
詳しい書評が近々少年サンデーとかに掲載されると思います。
えー、まー、えーと。ここでちょっと話がずれるんですが、今の世の中の主な漫画賞というと4つあって、この小学館漫画賞と、講談社漫画賞、このマンガがすごい!、文化庁メディア芸術祭マンガ部門って感じなんですが、私は実は講談社漫画賞の権威性はちょっと疑っています。
あそこは週刊少年ジャンプの作品は絶対に受賞しないんです。理由は不明です。
まーだからって講談社漫画賞の価値は低いとまでは決して言いません。
あと、さらに話がずれますが、このマンガがすごい!は今年度の書籍が回収処分になって、こっちもなんかちょっとケチがついた印象を感じています。
出版元の宝島社が回収の理由を明確にしなかったのでニュースになったときは憶測が飛び交いました。
ちょうどこのころ映画「穴と雪の女王2」ステマ事件が話題になっていて、そのステマに関わった漫画家群の記事が載っていたからだ、なんてのも聞きましたが、結局真相は不明で、めっちゃ不透明な印象のみが残る後味の悪いニュースでした。
……脱線しすぎました。結局何が言いたいかというと、漫画賞獲ったからって本当にすごいものなのかどうかはあんまりアテにならないかもってことです。
いや何言ってるんでしょうね私。今日のブログはかぐや様が受賞してめでたい!って話だった筈なのに。
幸いにも小学館漫画賞には何かキナ臭い話は一度も聞いたことがありません。
なので今回の受賞はひっかかるところは何一つ無く素直に受賞を喜びたいです!
おめでとう~!
で、かぐや様は過去に次にくるマンガ大賞で2017年に1位を獲得したことがあります。
こちらは歴史が浅くまだ有名とは言えない漫画賞です。
ダ・ヴィンチとniconicoが運営してます。
しかしこちらはユーザー参加型で、世の中の人気や多くの人々の意向が反映されやすいタイプの漫画賞です。
かぐや様は「プロが審査するタイプの漫画賞」と「ユーザーの投票で決まるタイプの漫画賞」のどちらでも受賞したことになるので、これはなかなかすごいことじゃないでしょうかね!!!
快挙。
ちなみにヤングジャンプ作品が小学館漫画賞を受賞すること自体が今回初めてなのだとか。
こっちも快挙。