近所のヤマダの初売りで、謎のマルチメディアプレーヤーが税込410円で売ってました。
500円の音楽専門のMP3プレーヤーなら見たことあるけど。
マルチってことは液晶画面ついてて動画も見れると?
つい買ってしまいました。必要性も特にないのに。
特に何か買うぞと決めてなくてただ初売りを眺めに行っただけなのですが。つい。
店頭のチラシにひっそりと載ってました。
レボリューションという輸入元が売ってる中国製のプレーヤー「ZM-MP3-B」です。
MP4もAVIもWMVもMP3もWMAもJPGもGIFも再生できるのだとか。
内臓メモリーは8GBで、32GMのmicroSDに対応。
名刺サイズで3インチの画面がついてて、これが410円なら、必要かどうかは別として、かなりすごい気がします。
開封して保護フィルム剥がして数時間充電して電源入れたらなんかそれっぽいスタート画面が!
タッチパネルではなく、左、右、決定、キャンセル、音量の物理ボタンで全ての操作をします。
パソコンに接続して内部メモリーに動画と音楽と画像のファイルをいくつか保存して試運転してみました。
MP4動画ファイルもちゃんと再生できました。
意外となめらか。
MP3音楽ファイルも。
JPG画像ファイルも。
おーすごいすごい。
昔、10年くらい前に、安物のMP3プレーヤーを使ってたことがありましたが、音楽再生はそれと同じような感じで、それに3インチの画面がついて動画や画像も再生できるようになってる、まさにマルチなプレーヤーって感触です。
iPODやウォークマンを余分な機能を徹底的に削ぎ落して安くしたような?
ただこれをプレーヤーとして普段から使うにはいくつも難点がありました。
まず主電源を切ると毎回時計がリセットされるというクソ仕様が駄目です。
そんなんなるんなら最初から時計の概念を無しで作ったほうがよっぽどまし!
あと、スピーカーが本体の裏にあるので、動画再生のときに床面に普通に置くと音が超悪い。
スタンドする機構も無し。
ポケットに入れて音楽再生するとしても、いくつかのボタンを押したら止まってしまうのに、ボタンロック機能も無し。
普段使いプレーヤーとしては、ちょっと無理。
そもそも今の時代プレーヤー自体必要性薄いです。
スマホどころかガラケーでももっと便利なプレーヤーになります。
ただ410円のおもちゃとしてなら、無駄遣いっちゃあ無駄遣いなんですけど、ちょっと面白いと思いました。
で、これは一体どういうアイテムなんだろうと検索してみたら、なんと元々は2015年ごろに3000円くらいで売ってたものだそうです。
売り切れてましたが販売サイトもありました。
いや、3000円は駄目だわ。
2015年でもこれに3000円の価値はない。
欠陥だらけで普段使いできないし、すぐ壊れそうな気もするし。
言っちゃ悪いけどザ・粗悪品。
つまりこれはあまりに売れなさ過ぎたから大量在庫を捨て売りされたものだったようです。
410円になるべくしてなったプレーヤーでした。
やっぱ無駄遣いだったかなあー、こりゃ。
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