マンガ大賞2018のノミネート作品が発表されました。
しかしこのニュース記事のタイトルはちょっとだめなんじゃないの?って思いました。
12作品がノミネートされてるのに「ダンジョン飯」と「不滅のあなたへ」の2作品だけを記事タイトルに入れるのがめっちゃアンフェアな感じ。
厳正性が下がる…。
まがりなりにも賞なのだから、12作品をえこひいきなくきっちり公正に扱わなきゃだめですって。
まーこれはマンガ大賞の実行委員会の落ち度ではなく記事を書いたまんたんウェブの問題ですけども。
あとノミネート条件が「刊行が8巻以内」というのも週刊連載と月刊以上のペースでの連載とでは刊行スピードが違いすぎてノミネート可能な期間が作品によって差がつくのも再考の余地があると思います。
連載開始年月日基準でいいと思うのになあー。
それはそうと今年のノミネート作品は…。
「映画大好きポンポさん」杉谷庄吾(人間プラモ)
「映像研には手を出すな!」大童澄瞳
「ゴールデンゴールド」堀尾省太
「ダンジョン飯」九井諒子
「とんがり帽子のアトリエ」白浜鴎
「凪のお暇」コナリミサト
「BEASTARS」板垣巴留
「不滅のあなたへ」大今良時
「メイドインアビス」つくしあきひと
「約束のネバーランド」出水ぽすか・白井カイウ
「ランウェイで笑って」猪ノ谷言葉
「我らコンタクティ」森田るい
私が読んでるのはダンジョン飯、BEASTARS、不滅のあなたへ、約束のネバーランド、ランウェイで笑っての5つで、5つともノミネートに値する面白い作品だと思ってます。
選考員は漫画に直接利害のない世界の人が非営利でやってるそうですが、この5つを選んでるってことで見る目がある感じがします。
大賞の発表は3月下旬。
ノミネート作品を見て思ったのが、このマンガがすごい!とのカブリ具合です。
このマンガがすごい!で1位だった約束のネバーランドと2位だったBEASTARSが入ってます。
もしかしてこの2作品、特に約束のネバーランドは、このマンガがすごい!のほうで1位をとっちゃったから、マンガ大賞で1位にするのはやめようって調整されるようなことがまさかあったりするでしょうか?
失礼な発想かもしれませんが、こう思ってしまうのは避けられないと思います。
漫画ではなく音楽のことですがレコード大賞で濃厚な買収疑惑が発生しそしてレコ大の存在意義が損なわれた記憶も新しいので、こういうのはどういう基準で選考をしたのかを徹底的につまびらかにして公正性が極限まで高められていないと、絶対邪推してしまいます。
あーでも、もし逆に、約束のネバーランドが1位になったらそれはそれで「ひいきじゃないのか」「出来レース」と言われるかもしれませんね。
選考員には1位がこのマンガがすごい!とカブろうがカブるまいが正々堂々公明正大に審査した結果を整然と発表してくれることを期待しています。
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