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HUNTER×HUNTER368話感想 これでもかとクラピカにのしかかる災難

今週のハンター、まずは自分が勘違いしてたのに気づきました。

 

クラピカゴキブリ捕獲して強制絶対時間(エンペラータイム)から解放されたわけじゃなくて、ずっと維持し続けてたんですね。

 

そしてクラピカはその無理がたたってしまいました!

 

週刊少年ジャンプ 冨樫義博 ハンターハンター No.368 凶行

 

 

クラピカがサルーイドから没収しオイトに与えた念能力裏窓(リトルアイ)。

 

今裏窓はオイトのオーラだけで動かせているのだと思っていましたが、維持するにはクラピカは絶対時間でいなければいけないようです。

 

すでに3時間維持していて、クラピカは450日ぶんの寿命を消耗しています。

 

さらにズキンズキンと現時点でもうめっちゃ肉体に負担がかかってる様子。

 

 辛そうです。

 

 

オイトは1時間もかかって第13王子マラヤームの部屋の情報を集め、次の第12王子モモゼの部屋へとゴキを進めたところ…大事件が発生!

 

黒服がモモゼに馬乗りになって首を絞めている、まさに殺しの真っ最中

 

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これは本当に衝撃的な絵です。

 

ハンターは人間の首とか指とか切断するようなゴア表現が時折ありますが、大男が寝室で少女を殺すシーンはそういうのとは違う衝撃があります。

 

よくこんな場面がカットされずに載ったものです…。

 

 

オイトはそれを見てとてつもないショックを受けてバビマイナの目の前で「モモゼが殺される!止めて!」叫びます。

 

これまで必死に苦労して敵陣営の邪魔者に秘密にしていたことがこの一瞬で全て台無しになりました

 

クラピカはここでオイトは一時的に混乱してるのだと判断し静止するのですが、彼女は混乱はしていませんでした…。

 

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分かっていて今すぐモモゼを助けようと言うのです。

 

 

しかし、言われて(バビマイナが協力してくれて!)動いたものの、結果は手遅れ。

 

モモゼは死亡しました。

 

この漫画のセオリー的にモモゼは本当に死んだのか疑問の余地がありますが、私は完全に死んでこの継承戦の最初の脱落者となったのだろうと感じました。

 

彼女のおヒマ念獣の能力はもう分かっているし、今回彼女の死の原因がまさにそのおヒマ念獣を使役しすぎてのエネルギー切れだからです。

 

マラソン大会で最初に飛ばしてすぐに倒れるランナーようなもので、彼女は(無意識下でも)念獣を制御できなかった王の器がない敗者という位置づけなのかなあーと。

 

もしモモゼを救える可能性があるとしたら、第9王子ハルケンブルグの謎のリセットっぽい能力、アレならモモゼの死もリセットできるかも?

 

 

14人の王子のうち一人死亡のニュースは状況を大きく動かしメリットもデメリットもあるようでさらにややこしくなりました

 

 

オイトはモモゼを助けられたかもしれないと悔恨に打ちひしがれています。

 

叫んだことを疑問に思うバビマイナに問われて答えます。

 

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「あなた方と話す事はありません」

 

うーん、オイトの悲しみは分かるけど、この態度はちょっとひどすぎだと感じました。

 

オイトはここ1014号室で既に兵隊や侍女が死ぬのを見たし、今が本当に自分も我が娘もいつ死んでもおかしくない状況にいることが分かっている筈で、クラピカが仲間達の安全とモモゼの命を天秤にかけたことを、若干失望するくらいならまだしも、いきなりこんな超拒絶的に幻滅するのひどいです。

 

 

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(364話で「信じます!何があっても!」って言ったくせに)

 

自分の兵隊や侍女が死んでも冷静だったのにモモゼだと取り乱すのは、オイトのほうにこそモモゼを偏重するなにかがあったんでしょうか??

 

せっかく前回のゴキブリ捕獲作戦で素晴らしい連携を見せて信頼感が増したと思ったのに、一気に心を閉ざされて、これがまたクラピカの大きな心痛のタネとなってしまいました。

 

 

ただバビマイナがなぜか温情的に接するようになったことは数少ないいいことでしょうか。

 

でもなんででしょ?

 

 

そしてついにクラピカに限界が…。

 

ビルと打ち合わせの最中に倒れてしまいました

 

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クラピカの安否も、裏窓の能力も、情勢がどうなるのかも気になります。

 

 

 

場面変わって本来モモゼ警護のはずだったハンゾーも彼女の死をドライに受け止めることができずにいるようです。

 

犯人像を絞り込んでビスケとともに暗殺犯逮捕を誓います

 

 

さらにもうひとつ、部屋番号1008(とありますが正しくは1004だと思います)では第4王子ツェリードニヒテータの指導のもと超高速で念を会得しつつあります。

 

が…クラピカが動かした情勢がここに思わぬ影響を及ぼしています。

 

クラピカは2週間で念能力を会得できると言い、テータは半年かかると言った。

 

ツェリードニヒはその違いに大いに疑問を感じ、テータに疑念を持ち始めて、かなーり不機嫌になったようです。

 

でもってその疑念は図星なわけです。

 

さらに念獣が睨みをきかせてテータにプレッシャーかけまくりですが、彼女は頑張って弁解します。

 

とりあえずは納得のいく説明を受けてツェリードニヒは「信じていいんだな?」と念押し。

 

テータは「はい!」と力強く返事をした次のコマが血が飛び散るみたいな絵で、それで次回に続く。

 

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……えー、なにこれ!

 

この血は誰の血??テータ?クラピカ?

 

 

 

ハンターでこういう続きが気になるひっぱり方されると心配になります。

 

いつまた休載するのかわかりませんから。

 

 

 

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