我々が住むおとめ座超銀河団県 天の川銀河市 太陽系町には今8つの惑星と5つの準惑星がありますが、準惑星のケレス、エリス、ハウメア、マケマケには日本語の漢字の名前がいまだについてません。
つけましょうよ~。
「農王星」「戦王星」「豊王星」「創王星」ってのはどうでしょ?
(画像は https://www.ac-illust.com/ より引用)
さて、そもそも惑星の日本語名って、まー要するに古代から知られてる5星には五行思想から命名されてて、そのあと見つかった外の3星ウラヌス、ネプチューン、プルートには神話のそれぞれの神のイメージから日本語名がついたって感じです。
じゃあケレス、エリス、ハウメア、マケマケもそのノリで命名すればいいです。
ケレス(セレス)はローマ神話の農業の女神だそうで、じゃあ農王星でしょ。
エリスはギリシャ神話の不和と争いの女神で、えらい物騒な女神やなと思ったら、この準惑星が発見されたとき定義とかで大きな論争があったことにちなんでるそうな。じゃあ戦王星で。争王星だと創王星と読みがかぶるので変えます。
ハウメアはハワイ諸島の豊穣の女神なので、そのまんま豊王星です。
マケマケはイースター島のラパ・ヌイ神話の創造神らしいです。創王星。
単純明快。これでいいじゃないですか。これからはこう呼びましょうよ~。
日本でそれを決めるのってどこでしょう。日本学術会議?
冥王星は1930年に発見されたときは惑星でしたが2006年に国際天文学連合総会で準惑星に格下げ?されてしまい、私はそのこと自体には支持よりなのですが、その以前から見つかってたいくつもの準惑星はカタカナの名前しかなくて冥王星だけ漢字の名前があることには、なんかちょっとスッキリしない気持ちがあります。
関係無いけど他にも私は酸性の反対がアルカリ性という言葉であることにもいまいちスッキリしてません。塩基性でいいのに。漢字かカタカナか統一してほしいです。
あとスッキリしてないことと言えば、地震の震度(気象庁震度階級)も。震度0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7という10段階で表示することは、理屈はわかるけど微妙な気持ちです。例えば計測震度が5.3だったら「震度5弱」と言わずそのまま「震度5.3」でいいんじゃないかって気もします。
ってこのへんは今はどうでもいいです。準惑星の話です。
たぶんこんなのは私がちょっとスッキリしてないってだけの話で、もともと世の中には「準惑星に漢字の名前をつけよう」って気運は全く無いんだと思います。
日本では水金地火木土天海冥って概念(というか語呂)が定着しきってて、今更そこに農戦豊創を足して、太陽から近い順に水金地火農木土天海冥豊創戦の13文字にしたところで私だってそんなのに馴染む気が全くしませんし。
する必要性も希薄です。占星術でも準惑星5つを取り入れてる人はなんか全然いないっぽいですし。あとセーラームーンも困るでしょうし。ホルストの組曲惑星は逆にちょうどよくなりましたけど。
でもいいじゃないですか。別に漢字の名前をつけてはいけないってわけでもないです。浸透するかはどうでもいいからやっぱりつけましょうよ~。せっかくなんだし。何がせっかくなのかは知らんけど。