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「身のまわりのすごい「しくみ」大百科」感想 軽く読むための本

KADOKAWA 涌井良幸&涌井貞美「雑学科学読本 身のまわりのすごい「しくみ」大百科」って本読みました。

 

全319ページのほぼ半分が図解で超読みやすくてぼーっと読むにはもってこいの本です。

 

 

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私は最近ニンテンドースイッチでスカイリムを遊んでばっかりで読書全然してなかったのですが、そういう状態が続くと自然と「なんか本でも読みたいな」と思うようになります。

 

ならない時もあります。

 

読書なんて自分がしたいと思ったときだけすればいいんです。

 

思わないなら無理してする意義なんて無いですよ。絶対。

 

で、読書したい時と言っても、具体的に読みたい本に出合う時と、漠然と読書したい気分になって「適当ないい本無いかなー」とブラブラ探す時があって、こういう本は、後者の時のための本です。私にとっては。

 

 

 

さて。この本は、タイトルの通りこの世の森羅万象80項目くらいのしくみを図解してくれる本です。

 

 

ワイヤレス充電はどういう原理でできるのか、とか、円高円安はどういう状態のことなのか、とか、夕焼けはなぜ赤いのか、とか、いろんなジャンルのことを。

 

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この本に載ってるほとんどのことは私は既に知っていることでしたが、その知識が他人に説明できるほど具体的かというと、全然おぼつかないものばかりで、適当なうろ覚えであることを実感します。

 

そこをこの本は文章と図解で具体的に解説してて、私は、なんか、「作者はまとめるの大変だったろうなあー」ってのがまっさきに浮かんだ感想でした。

 

例えば「鳥はなぜ飛べるのか」とか、私は知ってますけど、もしそれを知らない人に説明するとなると、改めて勉強しなおして知識を正確にして、分かりやすい文章書いて絵を作らなきゃいけないわけで、作者はその作業を大量にこなしてこの本にまとめてるわけだから、その労力にまっさきに思いが至ってしまいました。

 

 手間かかっただろうなあー。

 

 

で、本の内容はほとんどは「既に知ってることを改めて詳しく再確認する」って感じでしたが中には知らなかったこともいくつもあって、それに素直に感心したりもしました。

 

私にとっては「立体駐車場の出庫を高速化する方法」とか「携帯電話の通話音声を省データ化する方法」とかがそれでした。

 

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なるほどな!と。

 

携帯の回線で自分が誰かに喋っても、相手に聞こえるのはその音声そのものではなくて、波長を信号にして向こうで合成とか再現とかしたものなんですって。知りませんでした!

 

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こういう気軽に手軽に雑学教養が身につく本は、本当に軽く読めるところがいいです。

 

難しい本も好きですが、こういう本も好きです。

 

雑学科学読本 身のまわりのすごい技術大百科
 

 

 

 

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