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【推しの子】感想 転生+アイドル+復讐譚という悪魔合体

【推しの子】10話まで読んだ感想です。

 

さくさくすくすく進んで、この10話までが「序章」「プロローグ」「幼年期」でした。

 

ここからが本題の本編っぽい。

 

 

で。アイが殺されてしまいました。

 

来週発売の1巻がここまで収録でしょうか。

 

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彼女が死ぬことは割と前から匂わせてたので、そのことに驚きはしませんでした。

 

毎回の冒頭の謎インタビューの1ページで、監督が「この映画をアイに捧ぐ」と語ったりかなが「天才だってナイフで刺されればお陀仏」と語ったりしてましたもんね。

 

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いや、この程度の匂わせで初見で「ああ、アイは死ぬんだろうな」と確信までするのは無理かな。

 

アイが刺されるページを見た瞬間に「ああ、これらのインタビューはそういう意味だったのか」と納得したって表現するほうが適切かも。

 

まーどちらにしろ「えええ!?」とショックを受けなかったのは事実です。予想内と言ってしまっていいかも。

 

 

 

予想と言えばついでに。これから「アイも転生するんだろうな」と漠然と予想してます。

 

物語は彼女が死んで12年後ぐらいに飛び、彼女の子である主人公アクアルビーが15歳の高校生になって、いずれ彼らの前に、アイの記憶を持った小さな少女が出てくるのでしょう。たぶん。あるいは最終回あたりでルビーの娘として産まれるとか。

 

転生です転生。

 

私は【推しの子】が始まったばかりのころにも一度ブログに書きましたが、転生ってやつは、どうも萎えます。心に響きません。完全に個人的な好き嫌いです。

 

ここで「私は転生もののどこが嫌いか」を語ろうかとも思ったのですが、そんなことしてもなんか不毛なだけな気がするし、そもそも私はこの作品をディスりたいわけでもないので、それはやめて、逆に「この作品では今後どうなれば、転生ものとして腑に落ちるようになれるか」をちょっと考えました。

 

 

私がこの作品で少しでも明かしてほしい疑問点一覧。

  • 医師ゴローと病床の少女さりなは、そもそもなぜ転生できたのか?
  • ゴローは死んだ瞬間に転生したけど、さりなは死んでから4年間転生しなかったのはなぜなのか?4年間どうしてたのか?
  • この世界では転生はそう珍しくない現象なのか?
  • 2人とも前世に全然未練が無い様子だけど、残された家族とか全く気にならないのか?

 

……うーん、我ながらつまんないこと気にしてるかなあー。

 

(でももっと細かいこと気にするなら「ゴローは臨月の胎児を器に受肉したけど、胎児っていつ魂を宿すものなのか?どこから?」などなど、キリが無いんですよね転生の疑問って)

 

 魔法が出てくる漫画に「魔法なんてありえない」「そんなのが出てくる漫画なんておかしい」って言ってるようなもんでしょうか。

 

でもそういうのとはちょっと違うんです。

 

転生がそう珍しくない世界観なら、「そういう世界だから」で十分納得します。

 

ゴローとさりなに起こった転生が超超超珍しい特別な現象なら、やっぱり転生できた理由の説明は欲しいです。

 

でも、世の中の転生ものって私の知る限り、重要なのは転生した登場人物が何をするかの物語であって、転生できた理由は「説明の必要なんてない」「そんなの重要ではない」ってスタイルがほとんどなので、この作品では、(この作品もそっち系だとは思いますが、でもやっぱり軽くでも)説明があってくれたほうが腑に落ちる度は格段に上がるので、ちょっとだけ期待しておきたいです。

 

横槍メンゴの過去作「君は淫らな僕の女王」で例えるなら、超常現象が発生した理由は「裏の神様」って存在の仕業でしたが、それだけの説明で必要十分です。

 

 

 

 

ま。そのへんはいったん置いといて。

 

ゴローことアクアの「転生して何をするか」の物語は、「母を殺した張本人を探す」でした。

 

こっちのほうは、「そうかそうかそうなるのか!」と素直に驚いて感心しました。

 

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転生+アイドル+復讐譚と。

 

えらいもん組み合わせてきよったな。

 

原作者赤坂アカは物知りな人で、芸能界方面にも深い造詣を持つようでその知識が存分に活かされてるって感じです。

 

活かされ過ぎてて不安になるくらいです。

 

「頭のおかしいファンがアイドルに危害を加える/殺す」って、転生の非現実感に比べたらあまりにも現実です。現実に起こることです。

 

もし現実でまたそういう事件が起こったらこの連載の存続が危ぶまれるくらいヤバイネタを扱ってます。

 

 

 

私自身には、アイドルとそれに心血を注ぐファンって全く理解できない世界です。

 

「好き」程度なら大いに理解するのですが。

 

アイにも、アイを刺したリョースケにも、SNSで心無い発言する奴にも、それに激高するルビーにも全然共感が湧きません。

 

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(このシーンのルビーの「きめぇんだよ死ね!!」は私にはリョースケと根っこが同じにしか見えない)

 

その点で言えば私はこの作品のターゲット層から完全に外れるのかもしれません。

 

しかしそれでもついつい読んじゃう。

 

それはなぜかっつうと答えは単純で、ひとえに漫画として面白いから、作者に漫画力があるからだと思います。

 

話がずれるのですが、私が同じような印象を持ってる他の作品が和久井健の「東京卍リベンジャーズ」です。

 

私はヤンキー賛美の価値観が嫌いで登場人物に全然共感を持たないのにあの漫画読んじゃうのは、純粋な漫画としての面白さ。

 

あ、あと野球に興味無いのに二宮裕次の「BUNGO」も好きだなあ。でもあれは登場人物がめっちゃ魅力的。

 

まーつまり何が言いたいかっつうと、転生だのドルオタだのヤンキーだの何か個人的に嫌いな題材があっても本当に面白い漫画なら読ませる実力があるってことです。

 

 

 

話を【推しの子】に戻して、この作品は芸能界のドロドロも描いていくでしょうかね?

 

(横槍メンゴはそういうの得意そうです)

 

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そうだとしたら、こういう題材自体は昭和からありふれたものではありますが、今の時代だと逆に新鮮になりえます。

 

今の時代だとその手の作品で描かれるのはたいてい枕営業のワンパなので、そこからもう一歩突き抜けた切り口でいけば。

 

期待できそうですよね。アイなんて妊娠しちゃいましたもんね。

 

今の時代のアイドルならではのネタってまだまだありますよね。繋がりとか建前だけの恋愛禁止とか。

 

 

 

 

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序章が終わり、いよいよ次回から本格的な物語が始まるようで、どんな物語になるのかは全然予想もつきません。

 

感心するのかもしれませんし、期待外れになるのかもしれません。

 

引き続き、私のスタンスは、様子見です!!!

 

 

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