かぐや様は告らせたいのアニメ、先日の放送で伊井野ミコと大仏こばちをペパーミントパティとマーシーに見立てたパロディが出てきて、私は笑ったとともに驚いてそのセンスに感心しました。
あいつらをあのあいつらに見立てるか!
私はかぐや様の原作漫画の感想は1話ごとに書きたくてせっせと書いてるのですが、アニメのほうはある程度通して見たあとに大まかな感想を語りたいと思ってたところに、このワンカットには非常に心動かされたので、今回そこだけのピンポイントなブログを書きます!
私はピーナッツが割と好きです。
「ピーナッツ」というのは当然、あのスヌーピーが出てくる漫画のタイトルのことですが、スヌーピーの有名さの割にその作品タイトルはあんまり知られてない気がしますがどうでしょう?
あれだな。サーティーワンアイスクリームの店の正式な名前がバスキン・ロビンスだということがあまり知られてない現象に近いかもしれません。
あとゴルゴ13の主人公の名前は「ゴルゴ13」だと思われがちだけど、作中で彼自身はそうは名乗ってなくて、「デューク東郷」と名乗ってるほうが圧倒的に多いのにそっちの名は世の中に浸透してない現象も。
いや、彼のコードネーム的な名前はゴルゴ13で間違っちゃいないんですけども。
話を戻して、かぐや様とピーナッツです。
私はピーナッツが好きと言ってもスヌーピーのかわいさとかグッズとかに興味があるという方向じゃなくて漫画の世界観が好きな方向です。
作者チャールズ・M・シュルツのあのセンスは他人には真似できないです。
さて。かぐや様のアニメ版は、原作にはないアニオリの演出やパロディをいつも大量に投入してます。
これもそのひとつ。
ちなみにアニオリ演出自体の是非に関しては、私は肯定的に受け取って楽しんでるほうです。
全部が全部面白いとは言いせんけども、基本面白いです。
で、今回のこれ。
ぶっちゃけこのパロディは特別深い意味は無いような気がします。
ただ、大仏とマーシーの外見が似てるってだけです。
ですが私は両作品好きなのにこのことに全然気づきませんでした。
見た瞬間「なるほど!」と驚きました。目から鱗。
で、伊井野をペパーミントパティに見立てたのは、たぶん「親友の相棒同士」ってだけで、こっちは2人には符合するところは特にありません。
それに伊井野はピーナッツのキャラで言うなら、強いて言えばですが、ライナスが一番近いかな。
伊井野はブランケット症候群で、その別名がまさに「ライナスの毛布」ですから。
通じてるのはそこだけですが。
(16巻)
でもペパーミントパティには「チャーリーブラウンに報われない片思いをしている」という設定があって、ここだけは、なんか、伊井野に通じるものが、あるような、無いような、そうであってほしくないような……。
はたして伊井野の片思いは報われるものなのか、報われないものなのか。
いやぁー、アニメで10秒も無いシーンをちょっと見ただけで、私は頭にめっちゃいろんなことが浮かびました。
今日はそれだけ書き散らしたかったのでした。