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かぐや様は告らせたい148話感想 やだ!なんか心配で怖い!

伊井野ミコの物語が本格的に始まりそうで、私はそれを望んでた筈なのにいざ直面したらなんか不安でたまらなくなりました。

 

大丈夫でしょうか。痛々しいことにならないでしょうか。

 

週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい148話 「伊井野ミコは愛せない(3)」

 

 

 

 

私がこの漫画で最も気になっている「伊井野は石上のことが好きなのか問題」。

 

今週号でその答えが初めてかなりはっきり描写されました。

 

今までは意味深な表情とかくらいにとどめてあったのですが。

 

結論から言うと「」だったわけです。戦々恐々です。

 

 

 

さて。まずは冒頭では甲斐甲斐しく伊井野の世話する石上。

 

石上、カフェラテのストロー差すとき飲み口を指で触っちゃってます。あかんがな。

 

 

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でも伊井野はそれに怒らず普通に口つけてます。

 

なんか、このシーン、作者赤坂アカは無意識にそうしたのか、意図的にさりげなくこう演出したのか全然読み取れなくて悩ましいです。

 

 

そして石上は生徒会室に行くと言って退場。

 

生徒会室は今柏木が「バルサン中」と人除けの貼り紙してて、中では白銀かぐやがイチャイチャイチャイチャしてる真っ最中かと思います。

 

かぐやは石上に自分が会長と両想いになれたことを報告するのか???

 

 

 

マキは石上に尽くしてもらえる伊井野が羨ましいようです。

 

自分もをかばって腕を折れば翼に尽くしてもらえるかもしれない。

 

 

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しかしそんな状況を作れるのかって話です。

 

あとこれはマキは、伊井野の石上への複雑な思いを察してるからこそ思い至る心境かと思います。「男に世話されて気分がいい」ってのは結局好きかイケメンかしかないですから。

 

彼女は盟友石上が子安のことを好きなのも知ってて応援もしてるわけで、この三角関係、マキ程度の恋愛スキル低い者がうかつに関わったら大怪我しそう。骨折とは別の意味で。

 

 

 

で、伊井野がマキに冬休みの話をする形で、NEW GAME編の伊井野の冬休み回想となります。

 

そこで伊井野の私室や普段どんな生活してるかが垣間見えて私にとってはとても有意義な回でした。

 

 

骨折した伊井野をお見舞いにきた小野寺

 

小野寺の視点で伊井野の(やや歪んだ)私生活があからさまになります。

 

巨大ぬいぐるみに抱かれて寝たり、いわゆる安心毛布っていう移行対象に精神的に依存してて、彼女の危なっかしさを際立たせます。

 

 

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本当に、彼女は「ヤンデレ」と言った安易な記号的キャラとはかけ離れてて、病み方が本当に本当に微妙で絶妙なんですよね。

 

そこも好きなんですけどね。

 

そして私はヤンデレキャラを好きになったことって今まで特にないです。

 

やっぱり伊井野はヤンデレとは違うと思います。

 

そこにカテゴライズされがちですが。

 

つうかヤンデレとかツンデレとかって、もう今は定義なんて適当で曖昧なものですけどね。

 

(メンヘラって言葉は嫌いで使いたくない)

 

 

ついでに小野寺も単純な「ギャル」とか「陽キャ」というキャラにあんまり見えません。

 

校内ではそういう派閥に属してるけど、彼女自身はいつも冷静でニュートラルな子に見えます。

 

そんな彼女から見た伊井野は、変人でガリ勉で、そして腐女子

 

 

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BLばっかり読んでるから友達いないんだよ」という辛辣な評価です。

 

うーん。伊井野に友達いないのは中学からずっと孤立してたからで、小野寺がそれを知らない筈はないと思うんだけどなあー。

 

そしてオタク女っぽい=腐女子という偏見が炸裂!

 

こっちは非オタの人がそう思いがちなのは仕方ないです。

 

伊井野は腐女子ではないものの似たようなもので、しかし彼女は一括りにされて不満がってまさにオタクっぽい反応を見せます。

 

 

 

そこへいきなり登場したのが大仏

 

 オタク知識が無い小野寺に伊井野が夢女子だと解説してくれます。

 

あー……、夢女子なー。

 

 

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そして対象が男性声優歌い手キンプリ平野なので、「ナマモノ(実在の人物)」よりのようです。

 

こじらせてそうです。 ←これもまた偏見

 

 

 

そこから話がまた変な方向に進みました。

 

大仏はすごい美人」という設定が唐突に登場!

 

 

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こいついつもいきなり変な爆弾持ってくるな。

 

初登場時は伊井野のオマケキャラでしかなかったのに。

 

でも驚くというより、こっちはキョトーンとするような爆弾。

 

謎な女です。

 

どれくらい美人なんでしょうね。

 

追っかけがいるほどだとか。

 

マスメディア部によれば、秀知院学園での一年生のマドンナは大仏ではなく「不知火ころも」という未登場のキャラですが。(二年生がかぐやで三年生が子安)

 

 

 

さらに話題が変わって文化祭のキャンプファイヤーでの思い出、伊井野はあの時の石上から受け取った(落とし物の)ハートや、自らの会心の笑顔について、全然言語化できない感情を持っているようです。

 

 

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ぶっちゃけて言うと石上が好きという感情

 

それを察したのか小野寺は、骨折の介助を名目に石上をこき使って親密になればいいとアドバイスします。

 

しかし昔から察してたっぽい大仏はそれを「よくない」「悪手」だと否定的。

 

伊井野が石上が好きだと自覚することを危惧しているようなフシを感じます。

 

ここは読んでてなんか違和感がありました。

 

以前93話(単行本では11巻103話)で大仏は石上と伊井野を取り持とうとしてたのに。

 

 

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(93話)

 

やってることが矛盾してるように見えます。

 

あれから心境(設定)が変わったのか、あれとこれとは話が違うのか、現時点では判断は全くつきません。

 

 

 

 

まー、ともあれ!

 

最重要問題は伊井野の心です!

 

石上と手を繋いで、初めて彼に「照れる」という表情を見せた伊井野。ヒロイン!

 

 

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普通だったら恋の始まりでめでたいことです。

 

しかし大仏が「よくない」と言うのがあまりにも不穏で、私は心配でなりません。

 

何がどうよくないのか?

 

石上には他に好きな女がいるので叶わぬ恋だから……とはちょっと違いそうな気がします。

 

なんでしょうね。

 

それでなくとも伊井野には危なっかしくて病み気味だという不安要素もあるのに。

 

今週いきなりモテキャラであることが判明した大仏は、マキなんか足元に及ばない恋愛スキル高い上級者ってことでしょうから、彼女の見解はきっと確かなものなのでしょう。

 

 

……なんか、仮に、この物語のゴールが石上と伊井野がくっつくことだとしたら、今の時点でまだ全体の1/3くらいしか進んでなさそうなイメージです。道は長そう。

 

これから石上と伊井野、そして子安の三人にどんな物語が待ってるのか、マジで心配です!

 

 

 

ところで石上、伊井野に無意識にかっこいいセリフを言うシーンで「」って言ってるの、普段の一人称は「僕」なので、単純ミスなのか意図的な演出なのかここも悩ましいです。

 

 

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後者なら石上の伊井野への思いも何らかの特別感があるってことなので重大な要素ですが、どっちなんでしょうね。答え合わせは単行本。

 

 

そして来週は合併号で盆休み!

 

 

 

 

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