週刊少年ジャンプ Dr.STONE Z=78 「科学の力」
ジャンプ最新話から4話遅れで感想書いてます。
78話は、司をどうしたいのか、作者原作担当の稲垣理一郎の意図が分からなくて困惑しました。
この漫画はもともとかなり低年齢読者を意識しています。
科学描写を小学生理科レベルにまでかみ砕いたり、キャラの口癖を不自然なくらいに連発させたり、すごく子どもウケを意識してる印象。
だからひょっとしたらそんな小学生の読者からは司って人気あるキャラだったりするのかな?とか思ってしまいます。
私から見たら醜悪以外の何者でもないんですけど。
ネットで他の人の感想を積極的に見ているわけではないですが、司のいい評価って全く見聞きしませんし、以前のジャンプ読者人気投票でも司の順位は12位と低かったです。
得票数は1位千空の3518票の1/8以下の413票。
ガチの悪人の氷月にも負けてて、悪役人気すらもない。
こういうのは若い子のほうが熱心に投票するでしょうから、子どもからも人気がないってことかな。
なのにここでわざわざ司への同情を誘うような話を持ってきて、まさか今後仲間にでもするつもり?
司には実は脳死状態の妹がいるって設定はどうやら連載初期から想定されていたようですが、こんなのやられても司へのこれまで溜まった不快感の払拭には到底及びません。
司が人間としても漫画キャラとしてもどれほど酷いかは、私はこれまでの感想ブログで散々書きましたし、私だけじゃなくてかなりの人もそう思ってるっぽいですが、作者は司を持ち上げたいようです。
あるいは、この先に死ぬことが予定されていて、少しでも死に際をよくする配慮でしょうか?
(最新話では胸を槍で貫かれても戦ってて激萎えですが)
78話は脚本ではもう語るべきところは特にないので、あとは絵について。
まず扉絵。1ページをまるまる使った扉絵はたまにありますが、どれも素晴らしいです。
千空が持つ慈悲の心は司にもその妹未来にも向けられててブレてなくてそこは彼の魅力で、そういうのが見て取れる絵です。
あとは氷月。
石化から復帰した人間は体のどこかに亀裂のようなアザができますが、氷月のそれはかなり禍々しい感じでかっこいいです。
氷月も人間としてはカスですが司とは違って「悪人性が歪んでいない」ので漫画の悪役としての嫌悪感はないのが救いです。
ダイナマイトを平和利用して未来の石像を発掘し、復活薬を投与するところで、次回へ続く!
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