などなどブログログ

漫画の感想や日記などなどを。

ドクターストーン66話感想 ニッキーの涙にじーんときた 〔Dr.STONE〕

週刊少年ジャンプ Dr.STONE Z=66 「ウソつきと正直者」

 

そういえば私はこれまで誰かや何かの熱狂的大ファンになったことがありません。

 

有名人とか漫画とかスポーツとかでも。

 

 

 

 

好きな人や作品は多いけどどれも熱狂的かというととてもそうは言えなくて、むしろ何かのファン活動に自分の時間やお金を無際限につぎ込むタイプの人にはアンチパシーを感じるくらいです。

 

なので今週のニッキーにはシンパシーは抱かないのですが、それでもなにか彼女の涙には心打たれるものがありました。

 

 

 

とその前に今週号はジャンプ50周年の特大号でした。

 

いろんな企画がありましたが、一番興味深かったのはドクスト作画担当のBoichiのフェイバリットジャンプキャラがTo LOVEるララだったことです。

 

f:id:mogmogfirst:20180716132417j:plain

 

あーなんか納得がいきます。

 

ララの衣装のデザインってBoichiが好みそうな感じ、します。

 

 

そしてセンターカラー!

 

50周年号でカラー扱いなのはなんか特別な感じでいいですね。

 

その扉絵は人気投票の結果発表

 

募集期間は55話タングステンを見つけてマグマと和解するあたりの頃でした。

 

結果は、1位千空、2位コハク、3位ゲンと。

 

f:id:mogmogfirst:20180716132431j:plain

 

めっっっちゃ妥当で納得がいく結果。

 

 千空とゲンは二人とも高度な専門知識と人間の良心を両翼に持ってて多くの人に好かれるキャラだと思ってたので、ちゃんとその通りでほっとしました。

 

コハクはヒロイン。

 

ジャンプは、たまにヒロインの存在意義が薄い「いるだけヒロイン」になることがあって、コハクにもそういう懸念はあるのですが、彼女には「戦闘員」「驚き役」あと「村娘ヒロイン」といういくつかの役割があるからセーフなほうです。

 

あとほっとしたといえばが12位と人気が低くてほっとしました。

 

あれを「魅力的な悪役」と思ってる人がちゃんと少なくてよかったあー。

 

 偽りの楽園を目指し若者に独善を押し付け石像を私刑で壊す男、司。

 

暴力や殺人を楽しんでいることを隠さない氷月のほうがまだ悪人キャラとして評価できます。

 

 

さてやっと本編の感想ですが、ゴリラ女コハクを圧倒するゴリラ度の、真のゴリラ女、ニッキー。

 

日本の高校生だったらしいですが、あまり楽しい青春を送っていはいなかったようです。

 

f:id:mogmogfirst:20180716132526p:plain

 

そんな彼女の心の寄り心になってたのが、たまたま、リリアンだったと。

 

まーそのあまりにも都合のいい展開はこの漫画では今更ですが(千空たち本人も自覚してるようで)、偽装作戦の最初のターゲットにリリアンのガチファンに当たったことはお互いにとってむしろ幸運でした。

 

結果的に、偽装どころかお互いに本心を明かし合っての芯のある協力関係を得られて、読んでて心地のいいやりとりでした。

 

リリアンがもう死んでいる、つまりいつか石像から復活できるかもという希望はないと確定した事実を(自分がファンだからこその感覚で)知ったニッキーの悲しみは、誰かの熱狂的ファンになった経験がない私でも、見てて心に迫るものがありました。

 

 

 

それと、ニッキーは別に司に心酔し絶対的な忠誠を誓っているわけではなさそうです。

 

司帝国の国民もひょっとしたらそういう人間が多くて、偽装作戦なんかしなくても千空の科学王国のほうがよっぽど未来があることをすぐ理解を得られて革命も簡単かもしれません。

 

まーそんなうまくいくわけはないのですが!

 

 

次回へ続く!

 

 

Dr.STONE 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

Dr.STONE 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

 

デーモン閣下 悪魔的歌唱論

デーモン閣下 悪魔的歌唱論

 

 

スポンサーリンク