先日蜂に刺されました。アシナガバチに。左手首を。
1週間ほど直径5cm以上に赤くなって少し腫れて、何より痒みに悩まされました。
有効なのはステロイドの塗り薬でした。
自室に入り込んできたんですよ。アシナガバチ。
私はハチ1匹程度ならパニックになったりはしなくて、そのときも何も慌てず、殺すのもなんだからタオルでくるんで窓から放ろうとしました。
ハチが入ってきたらいつもだいたいそうします。
でも今回は、そいつ、タオル越しに毒針刺してきました。
ハチに刺されるなんて、20年以上もう前回はいつだったか覚えてないほど刺されてなかったんですが、やられました。
刺された瞬間は結構痛くて、まさに縫い針とかが深く刺さったような痛さでした。
痛みは30分ほどで消えましたが、問題は痒み。
備蓄してたステロイド塗り薬は古くてとっくに使用期限が切れてましたが、使わずにいられませんでした。
塗ったら10分程度で痒みは軽減します。しかし数時間後にまたかゆくなります。
当日は2回塗るくらいにして、翌日に新品を買いに行きました。ちなみにその日は朝痒みで目が覚めました。
買ったのはスギ薬局のPBの塗り薬。ウインブルダンPCジェルX。ムヒアルファEXとかの同等品です。割引クーポンありで800円くらい。
ステロイドにもいろいろあり、これに入ってるのはブレドニゾロン吉草酸エステル硝酸エステルというステロイド。
世の中にはステロイドは効き目の強さが5段階あって、これは3段目の強さらしいです。
第2⃣類医薬品です。
で、塗るわけですが、塗る範囲が直径5cm以上と広いので、ただそこにクリーム塗るだけでは、患部がどこかに触れたらクリームが落ちるし汚れるし、効き目も下がるので、何かで保護する必要があります。
絆創膏では面積が足りないし、ガーゼとかティッシュをテープで貼るとかでは、それがクリームを吸ってしまってこれまた効き目が下がってしまいます。
そこでベストなのが、ラップです。食品用ラップでじゅうぶんです。
それを手首にゆるく巻いてセロテープで固定。これで完璧です。
ラップならクリームを吸い取ってしまうことが無いうえに乾燥も防げるので、長時間患部に浸透してくれます。どこかに触れても汚れません。
私は刺されてから数日はこうやって、数時間おいたら、外して乾かすか水で洗い流すかして過ごしました。このままで半袖で外出はさすがにしません。
もし刺されたのが胴体とか太ももとかラップを巻くってことができない場合は、患部の大きさに合わせてラップを切って、周囲をテープで貼るのがいいです。
さて、1週間ほどでやっと「全く痒くなくなった」ってレベルになりました。
アシナガバチに刺されたときって、5cm以上赤く腫れることや、1週間以上発赤と痒みが続いてもおかしくないそうです。
私も刺されて2,3日は「これ大丈夫なの?」と不安にもなったのですが、それでも根気よくステロイドを塗り続けました。
毎日少しずつ患部が小さくなっていきました。
塗ったら患部が(さらに)赤くなりましたが、数時間で消えました。
ところで今回初めて知ったことですが、この薬の説明書には使い方は「1日数回、適量を患部に塗布してください」とだけありました。
1日何回までなのか、適量とはどれくらいなのか具体的な基準が書いてませんでした。
ということは決まってないってことです。
仮に「使い過ぎたらかなりやばい薬」だったら回数や量が具体的に決められています。
これはそうじゃないってことです。
もちろん「いくらでも使いまくって大丈夫な薬」なんてことはありません。ですが、これは、患部の大きさや痒みの度合いによって、塗る回数や量を自分の感覚で適切に調節する必要があり、また、そうすべき薬ってことです。このステロイドは。
市販で簡単に買えないような強いステロイドだと厳密に限度が決められてると思います。たぶん。
でも市販で買えるレベルのステロイドなら、塗るのを躊躇しないで積極的に使うのが大切だと思います。私は今回は毎日3,4回使いました。
今は痒みは消えたけど、発赤はまだ微妙に残ってて、皮膚の表面がザラザラしてます。
発赤とザラザラは今後完全に消えるのかいくらかは残ってしまうものなのかは不明。
でもこれはどっちもステロイドの副作用ではなくアシナガバチのハチ毒のせいだと思います。たぶん。
それにしてもハチむかつきます!
せっかく殺さないようにしたのに刺しやがって。
今後アシナガバチが部屋に侵入したら、殺虫してしまったほうがいいのか、ちょっと悩み中です。
もし殺虫するのならピレスロイドが有効なので、蚊やハエ用の殺虫スプレーでOKです。