今日は気温30度でまさに真夏日の暑さでした。そんな暑い中読むクリスマスネタの漫画もまた格別ってもんです。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい139話 「かぐや様は告りたい(氷)」
この作品の世界では今日がクリスマスイブで、みんなクリスマスパーティーに勤しんでいます。
えーと、秀知院学園では学校側の変な方針で二学期末に文化祭が開催されて、それが終わるとすぐに終業式で冬休みでクリスマスとなると。
せわしないにも程があります。
ましてや白銀とかぐやの間には語り尽くせぬほどの出来事がありましたし。
101話くらいから今週の139話まで約一年間この時期の話が連載されてますが、作中の時間ではまだ2,3週間も経ってません。
白銀たちには2週間ですが現実世界のこちらは一年経ってて、その間にアニメが始まって終わって、実写映画化も決まっていろいろ情報が公開されてと光陰矢の如しです。実写映画情報に思うことはまた別にブログ書こうと思います。
話を戻して本編の感想。
藤原邸で開催されたクリパ。
参加メンバーは白銀、圭ちゃん、かぐや(氷)、藤原、萌葉の5人。
なんか私が漠然と予想してた藤原家クリパとまるで別次元の様相であることに驚いてちょっと笑いました。
もっといろんな人場集まる大規模な社交的なパーティーだと思ってました。
ほら、体育祭編で、白銀は藤原の父から自宅に招待されてたじゃないですか。
(9巻)
そのへんも絡むのかなと思ってましたが、違ってました。
藤原主催のクリパのコンセプトは、和洋折衷(?)。
クリスマスと日本の年末年始を無理矢理ミックスした異様な飾り付けが施されていました。
何がおかしいって、藤原がこれに疑問を持ってないことです。
姉の豊美のおふざけが定着したのはいいとしても、それが「我が家独特のノリ」だと自覚しておきながら、その内輪ノリのまま友人を招待する神経がすごいです。
ただ、クリスマスと年末年始を一緒に祝うってのは、欧米では普通なんでしたっけ。
クリスマスツリーも新年まで出しっぱなしにするのが普通で、クリスマスが終わるとすぐ片づける日本のほうがかなり変わってるんだとか。
まーそれも日本では仕方ないです。クリスマスは西洋ノリで、年末年始は和風になるから、すぐに切り替えるのが日本人としては普通。
切り替えないのが藤原家。
白銀はここのところ異様に憔悴し異様にクリパに意気込んでたから、変チクリン色モノクリスマスに憤懣やるかたない様子ですが、圭ちゃんもかぐやもこれでいいというから、このノリのままクリパ決行と。
同じころ、柏木は翼とデート。避妊は大丈夫なのか心配です。
そして子安邸では子安に招待された体育祭文化祭の実委メンバーとともに石上と伊井野も参加。
カクテルパーティーのようですが、伊井野が何も言わず飲んでるのでノンアルだとは思います。
しかし伊井野は酒などなくても何かとすぐ酔う女。
飲みながら隣の男に声かけられて雰囲気出してるっぽいのが危なっかしい。
でも石上はそれにお構いなしで、子安とのバーテンごっこを満喫。
一年女子から嫌われてる石上ですが、今んとこきつい仕打ちは受けてない様子。
こっちの様子も今後じっくり描かれるのを期待してます。
そして藤原家ではボードゲーム。オーソドックスなクリパです。
「スコットランドヤード」を遊んでるようです。
藤原が怪盗役で、いつもみたいにダーティープレイしてるみたいです。
って、このボードゲームの様子を1話まるまる使って描いても面白そうだったのに、1コマだけに省略されてました。
作者赤坂アカがここは巻こうと判断したのかな。
あるいは版権的に難しいとか。
そしてプレゼント交換。
くじ引きと聞いてナチュラルにマーキングしようとするかぐやと、即座にそれを阻止する萌葉。
こいつらにとってイカサマは日常茶飯事だろうことがよく伝わってきて微笑ましいです。
しかし…このくじ引きはヒラ(イカサマ無し)で行われたのか?
萌葉にとっては愛しの白銀と交換する実に都合のいい結果になったので彼女が何か仕掛けたのか?
しかしディーラーが藤原で、萌葉は藤原と圭とかぐやが引いた後に引いたのだから、イカサマする余地は無さそうに見えます。
それでも何か仕掛けたのなら萌葉は姉どころかかぐや以上のイカサマの天才です。
真相は闇の中。
それにしてもこのプレゼント交換会、読んでるこっちとしては胃が痛くなりそうでした。
もし自分が、男は自分一人だけであと4人は女の子っていうクリパに参加するとしたらどんなプレゼントを持ってたらいいか、もう悩みまくるでしょう。
というかそんな男女比構成のクリパ、こわいです。
4人の女の子が全員自分に惚れてるハーレム状態ならまだしも。ってそんなの現実にはねえよ。
白銀のチョイス、ハンカチは本当に無難。
ホワイトデーとかでも、ハンカチほど安パイはないです。
それが女子4人とのプレ交換に投入されるとなると、見劣りするのではと劣等感を抱くのも無理ありません。
しかもこの場合男女の壁だけじゃなく貧富の壁もあるからなおさら。
受け取った側はそのへんの気持ちを汲んで喜んでみせるのが礼儀だと思います。そもそもプレゼントに面白みなんか必要ねえよ!
その点でいえば萌葉のリアクションは素晴らしいのですが、「無難で面白みがない」と言っちゃう藤原は失礼の権化ってもんです。でもそれでこそ藤原。
萌葉のプレゼントは手錠という受け狙いの大外れという最悪チョイスですが、白銀にとっては「自分より下がいた」という安堵から喜ぶわけで、それが「喜んでみせる」というプレゼントを受け取る側の礼儀を満たすことに繋がったので結果オーライ。なのか???
そして場面は変わり、白銀とかぐやが庭で二人きりになります。
が、実は何気にめっちゃ不自然です。
今パーティー中でメンバーにあの藤原と萌葉がいるのに、簡単に二人きりになんてなれないでしょうに。
ここも「パーティー中いかに二人きりになるか」で頭脳戦が始まってもおかしくないのに、そのやりとりも省略されたのかな、って印象です。
兄の想いを汲んだ圭ちゃんが藤原と萌葉をブロックしてあげたんでしょうかね。
で、こっそりと二人だけのプレゼント交換。
中身はなんでしょう?で次回に続くとなりました。
プレゼントの中身なんて完璧じゃなくてもいいのよ。
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