冬はハクキンカイロを愛用してます。
使い始めて確か今年で4年目だったっけ。
プラチナ触媒がどうも経年劣化してきました。
劣化した触媒ってもう使えないんでしょうか?
ハクキンカイロについては以前もブログ書きました。
燃料にベンジンではなく一斗缶ホワイトガソリンを使って素晴らしいコスパで活用しています。
ホワイトガゴリンはベンジンに比べて燃焼能力においては遜色がないと感じています。
ただ燃焼前の匂いはきついかも。
ハクキンカイロの燃料には、ホワイトガソリン以外にCS揮発油も使えるらしいのですが、これはまだ使ったことがないのでいつかは試したいけど、ホワイトガソリンまだ半分以上あるからかなり先のことになりそうです。
話を戻して、触媒です。
3年くらい使ったので、もう劣化してしまったようです。
如実に劣化を感じるのが、点火して加熱が始まるまでの時間。
新品は、2,3秒火をかざすと加熱が始まるけど、劣化したのは20秒くらいずーっとあぶり続けないと加熱が始まってくれません。
(一度加熱が始まったら熱々になってくれるんですけど)
こりゃもうだめだと、素直に新品に交換することにしました。
私はカイロ2個持っててどっちも輸入品のZIPPOウォーマーなので、元祖ハクキンカイロの純正触媒だと金具の形が合わないので中身のガラス繊維だけを交換することになります。
で、交換作業で取り出した、古い触媒2つ。
これもう捨てるしかないの?
だって触媒は本来消えるものではないんだから、この繊維の中にプラチナはまだ健在なのでは?
それで思いついたのが、この繊維をちょっと洗って、さらに2枚を1つの金具の中に詰め込んでしまうというものでした。
洗うのにはホワイトガソリンを使いました。
もともとホワイトガソリンは金属洗浄に使うものだから、効果あるのでは、と。
小さい容器に浸して、指でそっとチャプチャプやってからよく乾かしました。
そして金具に2枚を重ねて再セット。
触媒を洗って、密度を高くしたら、たとえ劣化したものでも加熱力が2倍になり、新品1枚にも負けないのでは?
で、点火したところ……大成功でした!
点火の時間は2,3秒は無理でしたが、10秒くらいで加熱が始まってくれます。
それに発熱力も良好。
カイロ2個のうち1個は新品の触媒にする必要がなくなりました。
よかったです。うれしい。
ただ、ちょっと気になったのが、写真でも微かに分かるかもしれませんが、作業中にガラス繊維がほんの少しだけ崩れて落ちました。
この崩れ落ちた粒子の中にプラチナもきっと含まれているのでしょう。
そしてこれからもごく微量ずつ崩れ落ちていき、いつかはやっぱり使えなくなるのでしょうね。
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