カレクックも負けてしまった…。
週刊プレイボーイWeb Comic連載 ゆでたまご「キン肉マン」
勝ちは絶望的だとしても相打ちくらいにはいけるんじゃないかと微かに期待していましたが、見事に打ち砕かれました。
正義超人の4連敗は、バトルが始まったときにある程度予想してたけどこう実際に見せられると意外とズッシリと重い気持ちにさせられてます。
本当にいろんな意味で打ち砕かれっぱなしの新章初戦です。
オメガ・ケンタウリの六鎗客に立ち向かったこの5人は結局力不足で、しかも人気キャラでもないから「負けて死んでもよさそうなポジション」であることが悲しい!
リアルタイムで読んでると試合ごとに毎回「これはひょっとして?」とちょっと思わせる演出があって、しかし結局負けてしまい毎回「嗚呼、やっぱり」と納得と落胆が混ざり合った気持ちにさせられました。
人気キャラでないとは言いましたが、本当に完全に人気がない(影がうすい)のはティーパックマンだけで、ベンキマンとカレクックとウルフマンは特別読み切りで主役になったことがあって、ちょっと思い入れようというかそれなりのバックボーンがあって決してモブがぽっと出で無理してるようなキャラではないです。
ティーパックマンも実際バトルしてるところを見ると結構素直に「がんばれ」と思いながら読むことができました。
カナディアンマンも私は好きなキャラではないのですが、ネタ扱いされてる定番キャラであることをうまく使って彼の捲土重来にかける思いが熱く語られる回はよっとよかったと思ったし、試合内容は別として登場した意義はあったキャラかと思います。
そんな彼ら、無残な4連敗で死んでしまったのはやっぱり悲しい…。
4試合はあとになるにつれ正義超人たちは健闘していきました。
ベンキマンは友情パワーの謎の光パワーアップでかなり勝利に近づきはしたし、カレクックは逆に謎の光を否定して世界3大残虐超人の意地を見せてマリキータマンにかなりダメージは与えました。
そのマリキータマンはオメガマン・アリステラの「謎の光を引き出せ」という指令を果たすことはできませんでしたが、アリステラは「お前の指令は無視した」とか言っちゃうマリキータマンを粛清するのかと思いきや「ああ構わんさ」とあっさり許しちゃいました。
アリステラ、意外と部下に優しい。
ギヤマスターに対しても苦戦したことを怖い顔で皮肉ったものの結局労ってたし、なんか冷酷無比なオメガ一族の当主!って感じはあんまりしませんね。
あと「フォ~フォフォ」3連発がなんかかわいい。
さて最後の一人はウルフマンです。
そういえば今週のサブタイは「土俵際の男!!」だったので、本編を読む前に「ああ、ウルフマン土俵際になっちゃったんだ=カレクックは負けたんだ」って分かっちゃいました。
なので今週のサブタイはちょっと不合格点です。
サブタイは素晴らしいときも多いんですが。
果たしてウルフマンは正義超人2軍最後の砦として一矢報いることはできるのか?
もう勝敗予想はギブアップです…というか「よくて相打ち」と前の4人と同じです!
それにしてウルフマンはやっぱり眉毛が太いなあー。
プラネットマンとかティーパックマンとか昔とはデザインが激変したキャラはいるけどウルフマンは眉毛だけで見た目が変わった印象めっちゃ強いです。
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