「たまにいるよな!味覚の違いでケンカするやつ!」(by タツ兄 at スナックバス江)
そういう、ど~~でもいいただの個人の趣味嗜好の違いでケンカするやつが生徒会室で発生。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい86話 「かぐや様は食べさせたい」
白銀と石上が「チャーハンの作り方」というクソどうでもいいポリシーの押し付け合戦をいきなり始めてしまい、それを聞いていたかぐやも「白銀との料理しあいっこ」を期待して参戦して、さらには藤原が伊井野も連れて噛んできて、生徒会ガチンコチャーハン対決が開催されることとなった…という有無を言わせぬ導入を怒涛のようにたたみかけてきた今週のかぐや様。
なので「なんでいきなり生徒会が料理対決始めんねん」というツッコミは無粋以外の何物でもありません。
藤原がはりきってて「味王」の帽子を持参。
ミスター味っ子のアレは「味皇」なので何の問題なし。
そして今週のキモのひとつはこのどうしようもない味王藤原です。
久しぶりの藤原の醜態が楽しめました。
大会は料理過程は省略で、一気に実食へ。
一番手かぐやの「牡蠣チャーハン」を食べた味王、食べただけで牡蠣が「春牡蠣ですね」と言い当てます。
うそです、言い当ててなどいませんでした。
普通の冬牡蠣らしいです。
味王大恥。
要するに味王は自分がグルメ通をやりたかっただけなのでした。
牡蠣が出てきたってだけで自分がたまたま知ってる「春牡蠣、冬牡蠣」の知識をひけらかしたかっただけだという。
この味王がすごいのは、何の根拠もない当てずっぽうを自信満々に言いのける神経です。
前にもトランプゲーム大会でもあったけど、藤原は本当すごいです。
また石上にケチョンケチョンにされます。
伊井野も伊井野で強引に審査委員長にされて困惑しきってるのにおかわりを要求する始末。
しかし伊井野は結構ちゃんと審査してます。
おかわりまで食べきっておいて辛い審査されてかぐやは激怒寸前でしたが、料理そのものの良さをちゃんと評価されてころっとデレます。
このかぐやも実に通常進行です。
二番手石上の普通のチャーハンでも、味王はさっき恥をかいたばかりなのにまた適当なこと言ってまた恥の上塗りをして、そこまでして食通ごっこをしたいその情熱は一体なんなんだって感じです。
そして伊井野は、非常に伊井野らしくないリアクションでした。
ここが今週のもう一つのそして最大のキモなのでしょう。
伊井野は本来公正な審査を何より重んじるタイプな筈で、たとえ普段からいろいろある石上なんかが作ったものでも美味しければ評価、不味ければ不評と普通に審査すればいいんです。
おいしかったのにそれを素直に言えない伊井野。
変に不自然な態度をしてしまったせいでむしろ石上から安いゲスドヤ顔されてムカムカするハメになってしまいました。
普通に冷静に美味しいと言ってれば石上もそんな顔しなかったでしょうに。
たぶんこの二人は昔からお互いにずっとこんなことを繰り返しているのでしょう。
この伊井野らしくないリアクションは、石上にとっては何よりも彼女らしいリアクションなのでしょう……。
最後の白銀の具無しチャーハンはオチ担当でした。
ただ、まー、白銀がこんなチャーハンを長年作り続けてた家庭環境を生徒会メンバーから「可哀想」と言われるのは、これではただの「貧乏を哀れむ」になっちゃってちょっとギャグにはなってない感じなんですが、まー、まー、ここは今週のキモでもないから軽く流して…。
まー、それはさておき、伊井野は今回出された3人のチャーハン全部を完食したらしいです。
えーお前そんな食うキャラだったのー!?
背が低くて体がちっちゃいのに大食い、っていう属性の持ち主だった!?
でも実際に大食い属性かどうかはともかく今週食べた分はちゃんと伊井野の体重に反映されたようです。
大食い属性にありがちないくら食べても太らない体質ではなかった!
ただ横に伸びても縦には伸びてないんでしょうね。
今週は味王と大食いもぐもぐ伊井野がよかったと思いました。
ちなみに私はチャーハンの作り方は石上とおおむね同じです。
皮付きウインナーソーセージを適当に切って具にするのが大好きです。
白銀のは鉄の中華鍋とそれと火力がやっぱり必要なんじゃないでしょうかね。
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