上野動物園でパンダの赤ちゃんが生まれたことがわりと大きな扱いのニュースになりました。
5年ぶりのことだそうで、もちろん普通に素直に「おめでとう」「元気に育ちますように」と思えるニュースではありますが、その盛り上がり方が和歌山アドベンチャーワールドとの差を感じてなんか面白かったです。
上野動物園ではあんまりパンダの赤ちゃんは生まれないけど、和歌山アドベンチャーワールドでは結構頻繁に繁殖してます。
このことは私もなんとなく知ってましたが、記事では2000年から2016年の間に16頭も生まれてるとあって具体的な数字を初めて知って驚きました。
めっちゃ生まれてる!
すごいなアドベンチャーワールド。
年イチペース?
まあ、もともとパンダは繁殖がすごく難しい生き物らしくて、人類のせいで絶滅危惧種になる以前で考えてもよく今まで種を存続させてこれたなあって思うレベルの繁殖のしにくさです。
だから決して上野動物園が無能でアドベンチャーワールドが有能などということではないです。
ただやはり東京と和歌山、中央と地方の格差ってやつはこんなところでも浮き彫りになってしまいます。
しかも上野のほうはなかなか生まれないからこそニュースの希少性が高くなってしまい、パンダの誕生がそう珍しくないこととなってしまってる和歌山より扱いにも違いが出るというものなのでしょう。
そこは仕方ないとしても、生まれてくるパンダ本人のアイドル的要素の格にも差がついてしまってるような感じがして、そこはかわいそうな気がしないでもないです。
経済効果の予測が267億円!?
あくまで大学教授ひとりの試算らしいですけど、ちょっとすごすぎますね。
和歌山でパンダが生まれたときの経済効果はどれくらいなんでしょう……。
こうなってくるとなんとなく和歌山のパンダのほうの肩を持ちたくなってしまいます。
同じジャイアントパンダじゃないかと。
和歌山にだってパンダいるんだぞー!とメディアはもっと上野のついででもいいから取り上げてほしいものです。
あ、神戸にもいるぞー!
神戸市立王子動物園にもパンダいます。
でも今は1頭だから繁殖はできません。