今週は意表を突かれて驚きました。
前回石上と伊井野の話をやったそのすぐ次に、まさか石上の恋物語を始めるとは。
週刊ヤングジャンプ 赤坂アカ かぐや様は告らせたい94話 「四宮かぐやの無理難題「燕の子安貝1」
サブタイは基本は「誰々は何々したい」って形式だけど、たまに変則形があります。
いや、「したい」と「子安貝」で語尾でちょっとだけ韻を踏んでる…???
柏木と彼氏のカップルがなにやら生徒会に来て退室したら、死ね死ねビームを放ち怨念を燃やす石上。
恨み屋本舗の十二月田の死ね死ね光線(シンナーの目潰し)とは違い攻撃能力はないようです死ね死ねビーム。
しかし、「死ね」って単語をブログにあんまり書きたくないなあー。
この言葉って、不適切ワードの筆頭のような気がして、googleとかはてなのなんかの評価が下がらないか心配です。
石上があのカップルを妬む気持ちというか、いちゃついてるの見て舌打ちでもしたくなる気持ちはよく分かります。
今日は生徒会室にはかぐやと石上の二人しかいないようで、ちょっと珍しい。
この二人もだいぶん打ち解けました。
そこに登場した次の来客は、子安つばめ!
結論から先に言って石上は子安に恋をしていました。
まじか。
びっくりしました。
お可愛いこと。
私は前回の感想ブログでは、石上は誰かに恋をしているのなら、それは伊井野かあるいは未知の誰かかとは書きましたが、いきなり次回になってその答えが見れようとは。
伊井野でも、未知の誰かでもなく、機知の人物だったと。
言われてみればそう意外でもないです。
子安は体育祭編で石上に優しくしてくれた裏表のない人気女子生徒で、ころっとやられました。
ここで、ちなみに、実は「子安は裏表があって本性は嫌な女だった」っていう展開はさすがにないと思います。
体育祭編で石上本人が最初そう疑ってそうじゃなかったと判明する過程を描いたんだから、さすがにない筈…。
しかし、子安が誠実ないい子でも、石上とめでたくくっつくとも到底思えません。
重要なのは振られ方であって、それをステップに石上が成長する話になるんだろうと予想しますし、そうであってほしいところです。
かぐやもそんな感じなようで、石上が卑屈でキモイ人間から成長するための応援をしてあげたいと思っています。
さりげないですが、これって石上への思いやりであって、かぐやの心のほうもちょっとは成長してることを感じさせていい場面だと思いました。
ただまー、かぐやは本気で石上に子安を落とさせたいようですが。
しかしそれはあまりに無謀。
石上が自分の身の程を自覚した上で考えた筈の作戦がことごとくキモくて、かぐやドンビキ。
このあたりはなんか、いつもよくある早坂がかぐやに呆れるパターンを、今度はかぐやが石上に呆れる図式であってるように見えて、石上のキモさがより浮き彫りに見えます。
かぐやは目先を変えさせてまず石上の男を磨くほうを重視します。
いい男になれ!いい男って何!?頭のいい男!それって会長みたいな!?
急に白銀が話題にあがってうろたえるかぐやのリアクションがいいです。
「まぁそうねーー??」の語尾の疑問符が声が上ずってるんだろうってことを如実に想像させてて面白いです。
そして始まるかぐやの指導。
スマホも使いこなしてます!
そして期末テストに続く、と。
この石上の子安への恋物語は、前後編なのか、何話か続くのか、あるいは一旦保留して長期的に散発する話となっていくのか…。
はたして死ね死ねビームはいつどこでどうやって再び炸裂するのか。
かぐや様は告らせたい?天才たちの恋愛頭脳戦? 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 赤坂アカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/04/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る