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進撃の巨人104話感想 巨人が巨人で巨人を処刑

今月は読んでて唖然となったシーンが2箇所もあって読み応えありました。

 

進撃の巨人は読んでて「凄い」とか「深い」とかはよく思うけど、それが「なんじゃこりゃ」のレベルにまで行くのは実は少ないです。

 

ちなみにそういうのの最初のひとつめはサシャが教官に芋を割るシーンだったかも。

 

 

あとはウォールシーナの壁が崩れて超大型巨人の顔が出てきたシーンとかもびびったっけなあー。

 

 

 

さて、別冊マガジン今月号は進撃の巨人が表紙でした。

 

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大人のエレン、髪型も変わってひげも生やしてるこの姿、5人のセンター張ってて存在感ありすぎ。

 

今のエレンは感情的に叫ぶとか全くしなくなったりとマジで大人って感じです。

 

 

 

今月のサブタイは「勝者」。

 

単純に考えればマーレ軍の5体の巨人を全員倒した「パラディ島の悪魔」軍が勝者ですけど。

 

 

 

アルミンの超大型巨人がついに初登場!

 

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例の、甲が異様に短い足で焼け野原をズシンズシン歩いてます。

 

一人の小さな男の子が大爆発でも生き残ってて、偶然踏み潰されずに済んでて、絶望しきって超大型を見上げてるのが印象的です。

 

その、アルミンの超大型の姿は、ベルトルトのバージョンとちょっと顔面筋の配置が違うけど、そう大きい違いはありませんでした。

 

 

見下ろす側のアルミン、かつてベルトルトがやったこと以上のことをやってのけて、彼を思い出している様子。

 

昔のベルトルト(やライナー)は大勢の人を大虐殺した事実にけっこう心を病みましたし、アルミンも昔初めて人を殺したときは吐いてましたけど、今の大人のアルミンは感傷の情はあるようですが、努めて冷静です。

 

もとから心に魔を住まわせてる感じあったもんなあー、アルミン。

 

超大型の悲しそうにも見える表情が逆にどんな残酷なことも躊躇しない意志にも見えます。

 

 

超大型は軍港から大して進まずに歩を止めてアルミン離脱。

 

そのままレベリオ収容区まで歩けばいいのに、これって単に力尽きただけ?

 

 

 

先月号からの引きで、ジャン車力の巨人を仕留めるためにファルコごと撃てるか?というシーン…彼は、撃ちました

 

アルミンたちとは違って人の心が厚い感じのジャンですが、撃つことは、できました。

 

しかし外してしまい、車力もファルコも死にませんでした。

 

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車力が最後の力で噴射した蒸気で外れたのか、それともジャン自身がやっぱり甘いからか。

 

ガビとファルコにピークを保護されて逃がしてしまい、ジャンのことは情けないとも思うけど、ここで殺せないのがジャンだとも思うので、このシーンはこれでよかったのかもしれません。

 

 

 

ジークもピークも負けて、ポッコがキレました。

 

「クソがああ!」が口癖みたいです。

 

キレてミカサをかわし、進撃の巨人に襲い掛かる顎の巨人

 

顎の顎はかなり強力な上に超素早くて、進撃はザックザク攻撃を食らいます。

 

なんと戦鎚の巨人本体タイバー家の女水晶体も削るほど!

 

そしてそれを知って「なるほど」と、エレン。意味深。ひえー。

 

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飛行船が登場!

 

ハンジも登場!

 

容貌は大きく変わっていませんが、左目に眼帯してます。

 

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アルミンの作戦で「悪魔」軍のみんなを回収するためにやってきた飛行船を操縦するのは初登場のオニャンコポン

 

操縦士オニャンコポン

 

作戦の成否は君の操縦の腕にかかっている頑張れオニャンコポン

 

オニャンコポン」はガーナに現実に伝えられてる神様の名称らしいです。

 

新キャラの彼は、昔からパラディ島に住んでた人間なのか、それとも壁外の国の出身か…。

 

 

飛行船を見たポッコは「あれで逃げる気か」と焦ってしまいました。

 

ミカサも進撃もそばにいるのに、いきなり飛行船に一直線になって、なんていうか、ポッコって、いつも浮き足立ってる感じです。

 

ミカサに足を切られ、進撃に両手を引きちぎられて、万事休す。

 

 

直後の進撃の行動には本当に驚きました。

 

今月の唖然としたシーンのひとつめです。

 

 

進撃は顎の口にタイバー女の水晶体をはめこんで、顎の頭を使って万力プレス

 

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なんじゃこりゃ!

 

エレン天才か!

 

さっきの顎の性能を観察して、こんな処刑法を瞬時に思いついたとは。

 

 

自分の能力を敵に利用され味方がこんなおっそろしい方法で処刑されるのを「やめろ!やめてくれ!」と哀願するポッコがあまりにみじめで見てられません!

 

水晶体は(既に切れ込みが入ってたのもあり)あっさり砕けてしまい、タイバー女は死亡…。

 

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彼女の「搾り汁」を飲み干す進撃。

 

エレンは「ドクン」と、これにて正式に「戦鎚を食う」が完了した模様です。

 

いや本当このシーンは度肝抜かれました。

 

大人のエレンは本当に悪魔で、素晴らしいです。

 

 

これで、進撃は、始祖の巨人を食って「叫び」の力を得て、鎧のエキスを少し受けてある程度の硬質化能力を得て、そして戦鎚の能力も得たと。

 

あ、もしかして、こうやって「他の八つの巨人」を食って自分の能力にするのが進撃の能力?

 

食うのって、他の巨人もできるんでしたっけ???

 

進撃って他の巨人達に比べて特化能力や特殊能力が何もないように見えますが、これが進撃だけにできることだったら、なんかハンタハンターのキメラアントの王メルエムみたいな「食えば食うほど強くなる」最強能力かも。

 

 

さて次は顎をいただく番です。

 

ジタバタもがく顎を痛めつけて弱らせて「いただきまーす」するその瞬間。

 

 

ガビが「ライナー助けて!」と叫びます。

 

なんか「プリキュアがんばれ!」みたいです。

 

その声に押されて、絶望し戦うどころか生きる気力を失ってたプリキュアが立ち上がります!

 

そして鎧の巨人登場!…なのですが、そ、その顔が。

 

ここが今月唖然としたシーンふたつめ

 

鎧の顔が普通にライナーそのままの顔です!

 

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なんじゃこりゃ!

 

なんで!?

 

 

いや、理由は明瞭か。

 

ライナーが死力を振り絞ってなんとか変身した硬質化不完全な姿だから。

 

しかし、鎧のない鎧の素顔が、本当にただのライナーで、ここもマジで意表を突かれました。

 

黒目もあるし。

 

あ、普段の鎧には目玉にも瞬膜のような鎧が張られてるんですね、きっと。

 

今回はそれもなくて、鎧のまさに素、素顔が露出したのか。びっくりしました。

 

 

鎧は進撃から顎を助けて、これで全員ガス欠と。

 

 

リヴァイは今月は1コマも出ませんでしたが、飛行船の脱出時間迫る中、どこでなにしてるんでしょう?

 

ジークは本当に死んだのでしょうか。

 

マーレ軍はボロ負けで、人間も戦艦もかなりの打撃を食らい、巨人5体も負けました。

 

が、死亡確定したのは戦鎚だけで、車力と顎と鎧は生存、獣の巨人も生きてるかもしれないし(でもリヴァイが仕留め損ねてるとも思いにくいんだよなあー)まだ巨人3体か4体残ってるわけです。

 

この飛行船の離脱が成功しても、まだまだ決着とはいかなさそうです。

 

 

 あと、ガビはやっぱり昔のエレンに似てます。

 

進撃の巨人(25) (講談社コミックス)

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