週刊少年ジャンプ Dr.STONE Z=69 「STEAM GORILLA」
今週は、今まで69回やって一番つまんないと思った話でした。
特に起伏もなく、事件もなく、感動もなく、不満点もなく。
物語上の動きはあるといえば、ありましたが
車が完成して、村の老人は残ると言い、それ以外で出撃開始して、程ない土地に拠点を作って、スイカが偵察して、車を戦車に改造しようと決めた。
でも今週はそれらのどこかに驚いたとか何かを感じたとかいうのが特になかったという。
この漫画は司やマグマの言動などなどで時々「おかしくない?」とマイナス印象になることもありますが、そういうのもなく。
強いて感心したところと言えば、「竹の六つ目編み」という技術で作ったエアレスタイヤ。
ここは素直に「なるほど!」と思いました。
ゴムはまだまだ作れそうも無く、舗装もされてない悪路を車で本当に進めるのか疑問でしたが、これなら行けそうな感じです。
ゴムタイヤに比べてきっと寿命はかなり短そうな感じですが、その都度交換すれば箱根~東京までも楽勝なのでしょう。
あとは、老人達が出撃を辞退したのは、うーん、連れて行くのと残すのはどちらが安全なのか、正直むずかしくて分かりません。
そういえばほむらは村の中に監禁されているんでしたっけ。
ひょっとしたら、司帝国の伏兵が無防備になった村を襲う展開になって、ほむらが老人達を守るために戦うなんてシーンがあるのかも。
彼女はわざわざ千空たちのわたあめとかの心意気に触れた話が用意されたのですから、漫画のセオリーとしてどこかでそれに応えるシーンがなくてはいけないわけで。
彼女は(司はともかく)氷月に反旗を翻すことはできるのか???
車が完成したときに「女は冷めてるけど男はメカに異様に感動している」ってのは、なんかワンピースでも同じようなシーン見た記憶があります。
フランキーかなんかのメカにルフィウソップチョッパーが興奮してるけどナミは冷めてる、みたいな。
こういう「男はメカに興奮するよねー」「女は冷めるよねー」って価値観はステロタイプすぎて正直つまんない演出です。
悪い意味でおっさん臭い。
私もメカ好きではあるのですが。
車を戦車に改造するとのこと。
タンクというよりチャリオットみたいなイメージでしょうか。
1機だけなわけですし。
この戦車がニッキーと組んでのジリアンの歌声偽装作戦とどう絡むのか、予想材料は全くないのでどうなるのかただ展開を見守るのみです。
あとはクロムと羽京の動向も。
このへんも様子見。
ただこの漫画は司を人間としてありえない怪力キャラに設定しているので、彼は戦車の推進力すらも止めてしまう可能性があります。
司はライオンを殴り殺したり大木をなぎ倒したりします。
なんでそんなキャラにしちゃったのか…。
読んだ第一印象は「今週つまんなかった」でしたが、感想ブログを書いてるうちに思ったこと気になったことはいくつか出てきたので、今週は決して中身がなかった話ではなかったのかもしれません。
今後に繋げる様子見な回かな。
次回へ続く!
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