今日のブログは失敗談、というか私の元々の模型塗装の技術はこんなもんだと身の程を知った日記です。
キュアフィナーレのキューティーフィギュアのリペイントに挑戦しました。結果は、本当に自分はこの程度だって感じでした。
全国のスーパーとかで売られるプリキュアの食玩「キューティーフィギュア」、毎年気に入ったキャラのを買ってます。
今年の「デリシャスパーティプリキュア」は、4人とも結構好きで逆に言えば突出した推しキュアはいないのですが、強いて言えばキュアフィナーレがいいかなと思い、フィナーレだけ買いました。値段は確か税込650円くらい。
今年の出来は「造形はとてもかわいいけど、塗装はとても物足りない」と、例年とほぼ同じ印象です。
塗装がかなり簡略化されてます。
なので今年も自分で塗装に挑戦です。
まずは塗りやすいように分解するのですが、そこでとんでもないミスを犯してしまいました。
足を外そうと思ったら、裂いちゃった!
なんというマヌケ。変色もしてしまいました。完全に真っ二つにしなかったことと、軸足でなかったことは不幸中の幸いでしたが。
これ、足を外すのはできなさそうです。
ここはもう仕方ないので、分解は、髪、両手、それ以外、の4つのパーツだけでやることにしました。幸先の悪いスタートでしたが、まるでそれが暗示だったかのごとくこの先の作業もかなり大変でした。
足を外さずにスカートの内側の塗装をするのは困難の極み。
極細面相筆を持ってプルプルと必死に作業して、あちこち少し塗っては乾燥させ、乾燥中は何か他のことをして待って、で、休日の1日で完了しました。
出来たのが、これ。
私にはこれが限界でした。胸のハートフルーツペンダントとか、正確に塗るのはもう不可能。
もうとにかくどこもかしこもはみ出しと色ムラの嵐です。
情けない限りです。
でもこれでいいんです。私の実力はこんなもんなんです。
自分に妥協して細部を見るのを誤魔化せば、私にとってはこれで「塗装した」ってことになります。
もともと私は模型とか塗装を嗜む趣味はまるで無く、普段からやってもいないから上達するわけでもなく、本当に最低限の塗料と器具しか持ってなく、そんな人間にとってはこんなもんなんです。
持ってる塗料は基本色だけ、器具は買ったのは面相筆と固定用クリップと拡大ルーペだけ。それ以外は有り合わせ。これだけでこんだけできたら上出来じゃね?
初期費用は器具は500円くらい、消耗品は白色と薄め液だけはケチらず積極的に使いまくりますが、他の色は大して使わず、これまででたぶん2000円くらい。
それだけでここまでできたら上出来です!
この塗装セットは扱いが楽だしプリキュア以外でもたまに出番があるので重宝してます。
「模型とかを本格的な趣味にしたいわけではないけど、最低限だけ揃えて自分の身の丈に合った塗装の真似事はしてみたい」っていう人には、これだけで必要十分です!
私はこれで満足です。
もしプリキュアフィギュアの塗装が物足りないと思ってる人は、自分で塗るのに挑戦してみてもいいと思いますよ。私よりは綺麗に塗れるかも。
ちなみに私はほぼ毎年プリキュアのフィギュアのリペイントに挑戦して、いつも同じことを思ってます。
ララやキュアコーラルも妥協しまくりでした。
オヨルンの各所ハートマークやコーラルの頬のチークとかもう……。
ユニとキュアコスモは塗装箇所が簡単だったので楽でした。
買ったけど塗らなかったのは二つ。キュアミルキーは足のタイツのグラデを自分で塗るのは最初から不可能と判断。のどか(半額)は塗る余地が特に無し。
はなはなぜか100円にまで値下がりしたのを買って未開封のまま。