こないだ伊藤園の「一日分の野菜」って野菜ジュースが、紙パック飲料と缶飲料の2種類売ってるのを見かけました。
何が違うの?
結論から言うと中身は一緒。
でも缶のほうがずっと安いという不思議な状況になってました。
近所のスーパーで見かけました。
冷蔵の紙パックドリンクを売ってるコーナーで200mlのが税込78円で売ってました。
それでちょっと離れた常温の缶ドリンクの売り場では、全く同じ名前のが190gで50円で売ってました。
缶のほうが量はちょっと少ないけど値段はずっと安いという謎な状態です。
不思議に思い、両方買ってみました。
パッケージの文言も全く同じ。
原材料も全く同じ。
マジで何から何まで同じに見えました。
栄養成分は少し違うけど、これは200mlと190gと、量が違うからって程度のわずかな違いです。
大きく違うのは賞味期限。
紙パックは買った時点であと4ヶ月ちょい、缶は3年弱。
そして中身を確認したところ、やっぱり同じです。
飲んでみたところ、私には全く同じ味に感じました。
伊藤園のサイトで確認すると、濃度が少し違うんだそうです。
缶のほうが少し濃いってことなんでしょうかね。
https://www.itoen.jp/customer/faq/detail.php?id=45
一日分の野菜の成分の規定値をどっちも満たすためにそうなってるようで。
つまりどっちを買っても中身は同じです。
違うのは値段と賞味期限で、缶のほうが安くてずっと長持ちします。
じゃあ買うんなら缶のほうが圧倒的にメリットがあります。
ただ缶だと捨てるのがちょっと手間というデメリットはありますが。
でも資源リサイクル的には、缶を買ってリサイクルしたほうがゴミ削減になります。
缶だとなぜ賞味期限が長いかというと、念入りに加熱殺菌できるからです。
紙パックのも当然加熱殺菌してますけど、スチール缶だともっと強力な、空気を入れず熱い水蒸気を入れて殺菌&密封して長期間保存することが可能になりますから。
というわけで結論。
中身はいっしょ。
値段重視の人は缶のがいい。
缶捨てるのめんどくさい人は紙パックのがいい。
賞味期限は、その場で飲むならいっしょ。まとめ買いでもするなら断然缶。
野菜ジュースなんかいらんって人は、野菜そのものをちゃんと他で摂取できてるなら問題無し。野菜足りてないのなら生活改めたほうがいいですよ。