ヤマザキのランチパックでは私は「小倉&マーガリン」が一番好きです。
しかし自分の生活圏のスーパーなどなどではある時期から全然見かけなくなり、寂しい思いをしておりました。
そんなある日、普段あんまり行かないメガドンキの、さらにあんまり行かないパン売り場で見つけました!
久しぶりの再会!
そっかー、ここには売ってたのか。これは買わなきゃ。これからも時々メガドンキ行こうかな。
と喜ぶと同時に、私は店頭で見かけたそれのパッケージに非常に不気味な文書が記されているのを発見し、恐怖を覚えました。
「あんがさらにおいしくなりました」と。
なんて不吉で禍々しい言葉でしょう。
久しぶりの再会であることがまた、その恐怖や不安を増大させます。
そう。
これは「おいしくなってリニューアル」の同意語なのではないでしょうか???
つまり「小さくなりました」という意味の常套句。
値上げを示す言葉なのでは?
昨今の世の中いろんなものが値上げされます。
その形式の一つに、食品などなどを、値段はそのままだけど内容量を減らすというものがあります。小さくするとか数を減らすとかで。
「実質値上げ」とか、専門用語では「シュリンクフレーション」と呼ばれるものです。
ちなみにセブンイレブンはこれが多くてよく炎上しています。
そしてメーカーの側は、そうした折には、「値上げしました」とは死んでも言わないようにでもしてるのか、「女性に嬉しいサイズ」「お客様の健康を考え栄養バランスを見直しました」「持ちやすくなりました」「さらにおいしくなりました」みたいな感じで、「内容量を減らしたのは値上げではなくお客様のための利便向上です」と誰も信じない嘘を平然とつく悪しき慣例が横行しています。
私は「あんがさらにおいしくなりました」もその一つではないかと、恐怖したわけです。
好きなパンと再会した喜びと、「まさか」という恐怖が入り混じった複雑な感情で、買ってきました。
持ち帰り、開封。
しかし悲しいことに、実際にこれが小さくなったのかどうかを判断するすべを私は持っていません。
大きさを測ると、一辺が10cmちょっとくらいでした。
これははたして、小さくなったのか、それとも以前のままなのか。
私には分かりません。
なってる……ような……気のせいなような……。
あ、味の方はおいしかったです。
「さらにおいしくなった」については、久しぶりだったので、そうなのかどうかも比較できませんでした。
それに関しては、ランチパのオグマーはもとからおいしいですもんね!!!