ルイボスティー初めて飲みました。ルイボスって何?
結論から言うと厚労省が定める「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質」の一つです。
はあ?つまり何?
さて。スギ薬局のPBのルイボスティーを買ってみました。確か60円ちょいの安いやつ。
「ルイボスティー」ってのは名前を見聞きした記憶はあるけど何の興味もなくて、店頭でぼんやりと「そういや何の興味もないなあー」と自覚したら、その瞬間に試してみる気になって、結局興味が湧いたわけですが。
パッケージを見るに、そういう名前の植物であることは想像できます。
南アフリカ原産?
つまり外国の薬草。みたいなもの。マカとかガラナとかみたいな?
カフェインがゼロ。
紅茶や緑茶とも違い、麦茶に近いポジションなようです。
飲んでみたところ、味は、まずくはないです。
味は紅茶と緑茶の中間みたいな感じでした。
ジャスミンティーほど癖もなし。
おいし……普通……うーむ。
で。一体なんなんでしょう。この謎の草を煎じた汁は。
ぐぐればすぐですけど。
南アフリカ共和国の乾燥してて寒暖差がある高地に自生してて、その条件でないと栽培は困難な針葉樹の葉っぱ。と。
ふむふむ。
現地やイギリスではルイボスティーは一般的な健康茶と。
フラボノイドが血中尿酸を下げて通風との予防になると。
(でも一方で肝毒性があるアルカロイドも含んでるってありますが)
まーつまりは想像通り現地の薬草。
でも国の厚生労働省はこれに「医薬品」としての効果があることは確認してなくて、むしろ「非医薬品」としてリストに並んでる成分です。ルイボス。
その「非医薬品」の正式な名前が「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質」だという。
凄い分かりにくい言葉です。
「医薬品と名乗らない限りは医薬品とは判断しません」って言ってるようなもんです。
どういうこっちゃ。
これに関しては東京都福祉保健局のサイトがありました。
つまりはよくあるパターンで、「痛風に効く」とか言って売ってはいけないけど、言わないなら売るのは勝手、という意味なようです。
日本では何かに効くと宣言して売っていいのは定められた医薬品だけであり、言ったら厚労省もそれを医薬品かどうかを判定して処理しますよ。って感じで。
ルイボスも結局はそのひとつ。リストに無数にある成分の中のひとつ。
ま!本当に効くんなら、とっくにどこかの製薬会社が効く成分を抽出して正式な薬にしてるんでしょうね!