手塚治虫の文庫漫画をちょっと読んでみました。
私は漫画の内容よりも描かれてる女性キャラが気になりました。
なんか、たまに、「すげーかわいい!」って思っちゃうのが出てくるんです。
「のろわれた手術 ~手塚治虫恐怖アンソロジー~」と、「ゴッドファーザーの息子」。
どっちも短編集です。
主に70年代に描かれた手塚漫画を再編集した文庫です。
内容についての感想は今回特に書く気はありません。
登場する女の子です。女の子。
どうなんでしょうね?
かわいいような気がします。
まー登場する女性全員が「かわいい!」と思うというわけではなくて、大半はやっぱり「古い」という印象が湧きますが。
でもなんか妙にかわいく見えてしまうキャラも何人かいました。
実際に検証してみます。
まずは「いないいないばあ」のヒロイン。名前無し。
うーん、かわいい!新婚の新妻ってのも素敵です!
次は、「悪右衛門」のキツネのリズ。
人間の女に変身するシーンが、なんか、フェチというか、女体のラインがやたらとエロい気がします。うーん、かわいい!
そして、「猫の血」の妙。
田舎娘の17歳の美少女が東京者の主人公に惚れて結婚するという。
作品自体はホラー漫画なのですが、うーん、かわいい!
やっぱり、かわいい、のでは、ないか???
もう50年くらい昔の漫画なのに、今見てもたまらんようなかわいさがあります。
これは私自身もおっさんだからなのでしょうか?
今10代や20代で手塚治虫作品なんてほぼ読んでないような若者だったらこれを見ても心の琴線に触れるなんてことは起きないのでしょうか?
濡れ場もありました。直接的なエロはないのですが、なんかいい感じのエロさがあるような気がします。
なぜなんでしょう。
昔の漫画なのに。
他の昔の漫画家の女性キャラの絵だとこんなふうに感じること全然無いのに。
グラビアアイドルとかだったら、10年前の写真ですら、顔つきや髪型が「古臭い」って感じたりするのに。
とまー私がああだこうだ思う以前から、世の中には「手塚治虫の絵のキャラはかわいい!(エロい!)」と思い活動する一派が存在します。
田中圭一とかつのがいとかそういう手塚風の絵って作風の漫画家いますしね。
(これらは手塚プロダクションの正式な作品ですが)
手塚治虫タッチの美少女ってのは普遍的にかわいいのでしょうか?
あるいは世の中には「別に手塚治虫絵なんて何とも思わねえよ!」って人のほうが多数派だったりするでしょうか?
なんてことを、この文庫を読んでちょっと思ったのでした。おわり。