「終盤戦」!
かぐや様で初めて終わりを匂わせる言葉が出てきたと思います。
この物語は何がどうなれば完結となるのでしょうね?
週刊ヤングジャンプ1号 赤坂アカ かぐや様は告らせたい201話 「かぐや様は座りたい」
高校生の漫画だとなんとなく卒業式がゴール地点って思っちゃいますよね。
そういや最近終わった「Aチャンネル」も最終回は卒業式でした。
でもかぐや様はなんか卒業がゴールって感じでは無さそうです。
白銀が留学するのなら、その時期は前倒しになるし。
つうか留学はどうなるんだよ!
この問題は引っ張らないで欲しかったですホンマに。
でも199話の続きは当分描かれることは無さそうかなあー。新年度の話に進んでしまいました。新学期、新章突入、終盤戦。
冒頭はクラス替えにドキドキするかぐや。白銀と同じクラスかどうかで。
なんか普通の女子高生みたいです。
かぐやなら同じクラスになるように学校に圧力とかかけそうなイメージ……でしたが、最近はそのイメージちょっと変わってきたかも?
彼女の人生は思い通りにならないことだらけです。
でも、健気に神頼みをする際に「悪い事はあんまりしてない」と、「ちょっとはしとるんやんけ」と思わせるあたり、やっぱりかぐやはかぐやです。
かぐやはクラス表を見ないまま早坂と一緒に教室に向かいます。
ま。この時点で、もし白銀と違うクラスだったら(かぐやが悲しむ結果だったら)早坂なら「教えない意地悪」をするわけが無いのだから、同じクラスなんだなと分かっちゃうので、そこからはかぐやのソワソワする心境を見ていくのが趣旨になります。
その3年A組は、これまで登場した同学年キャラが見事に揃って編成されてます。
柏木、翼、マキ、エリカ、かれん、火口、駿河。ついでに豊崎や風祭まで。いないのは龍珠だけかな。
ところで柏木がまともに喋る姿を見せるのは学年末試験(189話)以来、久しぶりです。
作中の時間で2ヶ月ぶりくらいです。元気そうです。
ふむ。もし、柏木が、クリスマスの夜に受精してたのだとしたら、今妊娠4ヶ月ってところでしょうかね。妊娠週数の数え方的に。
もししてたならさすがにもう自分で気づいてますよね?
彼女の進路はどうなるのか。なぜ急に外部進学クラスを選んだのか、マキと同じ大学に行く気なのか、あるいは進学自体もう重要ではなくなってるのか???
私はこの「あはは」がかれんが思ってるのと違う意味で怖いです。
まーそれは置いといてかぐやのドキドキに話が戻ります。
そこに颯爽と現れる、今回初登場する新キャラその1、しんどう!
フルネームは渡部神童と。サッカー部のエースで人望厚い人気者。
かぐやがそんな目立つ生徒の存在を把握してないのは変だろ、というのはしょうもないツッコミだとしても、この渡部、顔や髪型はともかく、手つきが妙にオネエっぽいのはなんなんや。
一発ネタキャラと見せかけてこれからもたまに出そう。
その渡部をワンクッションに置いてから、ようやく我らが白銀が登場します。藤原も一緒に。
嬉しいね、かぐや。
うーむ。今週のこの話、かぐやが無邪気にクラス替えに一喜一憂してたり、白銀が落ち着いた笑顔を見せてたり、これってつまりどういうことなんでしょうね。
199話の「違う道を歩きませんか?」は、今の二人を見る限り、何らかの同意や決着がついたから、こうやって笑顔でいられてるってことなんだとは思いますが。はたして。
そしてそこからは、新キャラ紹介ラッシュ。
新キャラその2は猫。新1年生の阿倍ひふみというらしいです、この猫。
(猫)
新キャラその3はなんと教師。この漫画今までは校長以外の教師の存在は全く重点が置かれていませんでしたが、初めて顔と名前を与えられたこの新キャラ教師がかぐや達の担任になるそうで。
大林ヒカル。3年A組大林先生。
新年度らしからぬ無精ひげとジャージと無気力さが逆にステレオタイプにも見える謎の男です。
その紹介のついでに、A組のクラス編成が校長の私情が多分に入ったものだと明かされます。
めっちゃかぐやを特別扱いするめっちゃ私情。しかしそれは、それほどの助けがこれからのかぐやには必要だと見据えてのことだそうです。
校長には何かが見えているようです。そして四宮家の闇や秀知院の腐敗とは一線を画すような善性が垣間見えます。ちょっとかっこいい?
新キャラその4も教師。
石上と伊井野も(めでたく)同じクラスになり、その担任の町田恋毬。頼りなさそう。
その2年A組、小野寺はいるけど、大仏はいないっぽいです。いたら近い席順な筈。
そして他のクラスメイトは石上への風当たりが柔らかいようですが、でもこいつらって、それ以前は石上をバッシングしてた連中なんでしょうかね?微妙にモヤ~ってする柔らかさです。
で、新キャラその5。
不知火ころもだ!
これまで名前だけ出てた彼女がついに顔見せです!
難題女子の名に違わぬ美少女。芸能人。
これアレだなあーすごくアレです。【推しの子】の不知火フリルの初登場シーンと一緒です。
これについて思ったことは、今度また【推しの子】の感想ブログ書くときに書こうっと。
彼女自体については、これは、つまり、彼女は、今後石上と伊井野に関わってくるってことですよね。ですよね?
今後「四宮かぐやの無理難題「火鼠の衣」編」が始まるってことですよね。ですよね?
「石つば」派が失脚して間もないのに、まさか「石ころ」派が急台頭したりすんのか!
てか語感がいいな。「いしころ」って。いやそんなことはどうでもいい。
私にとってこの漫画で最も重要なことは伊井野の幸せなので、もし彼女がこれ以上苦しむ展開になったら可哀想で読んでてつらくなりそうで心配です。
最後に新キャラその6。
いや四条帝はインド回で既に登場したのですが、「参戦」という意味で強引に新キャラ扱いします。
それがなんとこのA組に唐突に転入。
しかも本来なら双子って普通同じクラスにならないものなのですが、でもそれは絶対の決まりではなく強引にやろうと思えばできなくもないことで、その強引が今回わざわざ行われたってほどの。
糸を引いてるのは校長なんだから、帝がかぐやと白銀の人生に害をなす役割でないことは確かです。
むしろ何か四条家の存在が味方っつうか何かいい方向になりそうな希望にも見えます。
恋愛方面でも、彼が「かぐやを奪おうとする役」になるかといえば、ならなさそうな……あ、でも、白銀が妙に動揺してますね。
それに面識があるっぽい。何かはありそうです。
終盤戦。何の終盤戦なのか。恋愛頭脳戦ちゃんになるのか。
予断を許しません。
しかし~、この漫画はここまで201話かかったわけですが、「終盤戦」と言うとなんか漠然と残り50話くらいかなってイメージですが、なんかそんな程度で終われる気はしなくてまだ100話も200話もかかりそうなのですが、本当にこれから終盤戦なんでしょうかね?
後半戦とか折り返し地点とかじゃなくて?
あと最後にもう一つしょうもないツッコミをしたいのですが、大林は、新クラス内の自己紹介を終わらせてから転入生を教室に入れたの?順番逆でしょー。
そんな順番も分からないボンクラ教師なのか。それとも?