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かぐや様は告らせたいアニメ2期全12話感想 やっぱ伊井野だよなあ~

かぐや様のアニメの2期、全12話視聴完了しました。

 

だいたい前半は伊井野、後半は石上の物語って感じでしたね。

 

良かったです。

 

私としては大好きな伊井野をアニメでやっと堪能できたことが最大の満足点。

 

 

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1期では原作単行本で言えば5巻くらいまで、そして2期では9巻か10巻くらいまでがアニメ化されました。

 

今日現在では18巻まで出ててもうすぐ19巻発売なわけだから、そのあたりだってアニメ化してほしい、3期4期5期とやってほしいとか思ってしまいます。

 

もういっそ、何巻で完結するにしろ、完結まで全部アニメ化してくれよ~。

 

それが現実的に可能なのかとかいうのは無視してそんな気分に浸りたいってもんです。今は。

 

 

 

さて。まず、全12話無事に完走できたことが何より幸いでした。

 

今期は多くのアニメがコロナ関係で放送中止になったり途中でぶつ切りになったりしました。

 

かぐや様はもう放送開始前には完パケで12話分完成してたんでしょうかね。

 

私は前半くらいまでは「いつ放送中止になってもおかしくない」「その覚悟はしておこう」と毎回戦々恐々としてたのですが、取り越し苦労でした。

 

言ってくれれば安心して視聴できたのにー。公式が。「かぐや様は全話放送できますよ」って。

 

今期の他の完走した作品はだいたいそういう公式コメントを出してくれてたのに、かぐや様は無かったと思います。

 

これはひょっとしたら、出さなかったのではなく出せなかったからとか?

 

全話放送できるかどうか公式すらも分からない瀬戸際の状態が続いてたからとか?

 

まー、視聴者側には製作側の内情は分かるはずもないし、そもそも完走できたんだからもうどうでもいいことですかね。

 

 

 

前半の伊井野の選挙編まであたりの感想は以前にブログ書いたので、今度は後半の主に石上の体育祭編について思ったこと書きます。

 

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後半もいい感じだと思いました。

 

体育祭編って、原作リアルタイム連載を読んだとき、もう3年も前になりますが、私はいい印象を持ちませんでした。

 

でも今回改めてアニメで鑑賞したら、悪くなかった、むしろいいじゃんってちょっと思ってしまいました。

 

3年経って私の心境が変化したのか、アニメの料理の仕方が良かったのか。その両方か。

 

原作では暗い話に何週間もかけてたのが、アニメでは数分に凝縮されてたので、鬱屈した時間が短くて済んだのも良かったのかも。

 

あとは、原作ではその後あの事件の背景がいくつか判明してきたので、 その背景を知った上で見ると、印象が結構変わるってのもあると思います。

 

(ちなみに大友の印象もこれからの連載で変わりそうな予感もします)

 

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で、そんな感じで改めて体育祭編を見てふと思ったことですが、風野団長が負傷して石上にリレーのアンカー代走を頼むって、結構な無茶ぶりでしたね。

 

風野や子安たちは石上が校内の嫌われ者であることを知った上でアンカーという大役を任せたわけで、それは石上にブーイングを浴びる役を敢えてやらせたってことになります。

 

さらにあの時の石上は大友に(予期せず)会って最悪の精神状態になってたから、もう拷問です。

 

もちろん彼らのアンカー任命は「石上に活躍の場を与えたい」という善意からのものです。でも陰キャにはそれがきついことが陽キャには分からないんだろうなあーってこともちょっと感じました。

 

もし石上が白銀の激励で立ち直れてなかったら、ひどい結果になっていたでしょう。再び不登校になるくらいの。

 

でも結果石上は全力疾走できて、それさえできたらあとは勝っても負けても爽やかな感動をみんなで分かち合えてただろうから、マジで結果オーライでした。

 

あれは、本当に白銀のおかげです。

 

白銀は花火編でかぐやを救い、選挙編で伊井野を救い、体育祭編で石上を救い、大活躍です。

 

 

 

あと後半で特筆したいことをいくつか。

 

このアニメの欠点「二人以上の声優が同時に喋るシーンが多くて聞き取りにくい」という点が後半はやや改善したような気がします。

 

でも逆に「アニオリ演出」のほうは加速されてて、ちょっとくどいと思うようになりました。

 

伊井野のペパーミントパティは面白かったですが。

 

最終回ラストシーンでは校舎が爆破されてましたし。

 

でもあそこは1期のOPと繋がってるので意味はありますね。

 

 

 

原作をかなり端折ってカットしてる部分が多かったですね。特に10話のソーラン節大仏とか「原作のこのシーンもアニメで見たかった」とよく思いました。

 

まーこれは仕方ないでしょうかねえ~?

 

それに監督たちは当然原作者赤坂アカと打ち合わせしてない筈は無く、カットしていい部分としてはいけない部分をしっかり判断してのことだと思いますし。

 

 

 

少女漫画脳の回は超笑いました。一番笑ったかも。

 

 

 

 

圭ちゃんの回ではすごく感心することがありました。

 

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ほんのワンカット出てきただけの彼女のコスメコレクションの絵。

 

これが、すごく凝ってたらしいです。

 

 

私では全く気づけないところを、ツイッターで関心を持って特定した人達もすごいですし、さりげないワンカットにこんな凝った作画したスタッフもすごい。

 

圭ちゃんと近い年代の女性視聴者を楽しませようという仕掛け。

 

そして「苦学生の女子中学生がなけなしのお小遣いで集めたんだろうなあ~」って想像させる仕掛け。

 

 

 

伊井野の魅力についてはまた別にブログ書ければと思います。

 

やっぱ伊井野だよなあ~。

 

ぶっちゃけアニメ2期感想の結論は「やっぱ伊井野だよなあ~」です!

 

 

 

さて。マジで3期はどうなんでしょうね。

 

商業的には「いける」ラインは余裕で達成できてると思いますが。

 

(今の時代のアニメの商業は円盤の売り上げより配信の再生回数が重要だとか)

 

でも世の中はアニメ制作すること自体がますます困難になっていくでしょう。

 

鈴木雅之に主題歌の続投をさらに頼むのも準備とか大変でしょうし。

 

 

 

ヤングジャンプ編集部はさ~、もうかぐや様とゴールデンカムイのアニメ2本に総力を全て注ぎなよ!

 

それで毎年交互に放送して、両方とも原作の完結までアニメ化するの。

 

今の世の中の、次から次へとあらゆる作品の冒頭だけをアニメ化しては使い捨てるっていう風潮に風穴開けてほしいです。

 

無理?

 

 

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